あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

アサヒゴールド こんなビールを待っていた!

2009-10-02 22:43:58 | 60年代


好きな時代はいつと聞かれれば
昭和42年と昭和33年と答える。

子供の頃の昼間にテレビで観て衝撃を受けた映画「点と線」
公開されたのは昭和33年11月。
それ以来昭和33年という時代に「憧れ」のような想いを抱いている。

関門トンネルが開通し

(脱線しますが切手の中で一番好きなデザインです)

国鉄ではビジネス特急こだま号や20系あさかぜが走った。
スバル360の登場、聖徳太子の一万円札発行。
東京タワー完成。

アサヒゴールドはそんな「昭和くさい」昭和33年9月15日に
日本初の缶ビールとして朝日麦酒より発売された。
(瓶は前年)

(朝日新聞 週刊昭和02より)

350miで75円。
大瓶のビールは125円の時代だった。

現在のようなプルタブではなく
缶きりで穴を二箇所開けて飲むというのは
どんな感じだったのだろう。

もっとも私の幼年期でも小さな穴あけ用の缶きりがついていた
缶ジュースがあった。

昔の写真や資料を見ていると鉄の味がしそうなスチール缶の
ビールを見かける。
古いもの好きな私にはたまらないので
「このデザインで復刻してくれないかな」
と思っていた。

29日に発売されると聞いて買いに行ったが置いていなかった。
翌日に別のコンビニに行ってやっと買う事が出来ました。
(販売期間は10月12日まで、と明記されていました)

父は他メーカーのビールが好きだったので
家にアサヒゴールドがあった事はない。

覚えているのは
父の勤めていた会社の保養所に置いてあったビールの自動販売機が
アサヒのマークが付いた金色っぽいビールだった。
隣の瓶コーラ販売機と比べて「苦そうだな」と思っていた。

あとはスキーバスの中で大人達が嬉しそうに手渡す
缶ビールがアサヒだった事。

飲んだ事はないのに懐かしい気持ちになるのは
そんな想い出があるからなのだろう。

缶を手に取り
「あぁ、覚えているな」
と自動販売機の記憶が甦ってきた。

このビールはどこで飲んだら楽しいだろう。
夜汽車(寝台ではなくて)に乗りボンヤリ車窓を眺めたり
古い宿屋で風呂上りに飲んだりと・・・

(モデルは安全体操さん。熱海、福島屋旅館にて。
テーブル上のビールが他銘柄なのですが・・・)

昭和好きにはなんとも嬉しい復刻版です。

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コメント (8)
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