毎年恒例の神戸まつりヨットレースに参加した。
今年も48艇の参加がある伝統お祭りレースである。
われわれY-31SはBクラス。Cクラスとともに37艇が同時スタート。30分遅れてAクラスがスタートする。
SSWの風でポートスタート。
風上となるリミットマークに艇が集中してくるのが分かっているので、リミットマークからマークボート側にスタボーで流し、絶妙なタイミングでスタート。
マーク側では案の定罵声が飛び交っている。
フレッシュウィンドをつかみ、スピンアップも上手くでき、いきなりトップ。最高のスタートが切れた。
マークボート側から出たカレラ290のジェネカーランが突出して速く、第1マークはカレラ290に次いで2位回航。
西流の流れが残るため、回航後はスタボーに返して転流までは辛抱してクロスで潮流に向かう航路を選択。
1位回航のカレラ290は上り角度が悪くこのレグで完全に抜き去り、完全にトップに出る。
徐々に風が弱まる中、やっとのことで、第2マークをトップ回航。後方とはかなり離れているので、よほどのことがない限り・・・・。
その「よほど」がおきた(*_*)
マーク回ってスピンをアップしたとたん無風状態。スピンでは埒が明かないので、再度ジブアップ。0.2ノット位で進みだす。
マークは約0.9マイル先に見えている。
無線を聞いていると風が落ちているので後続のクラス(A,Cクラス)はコース短縮を決めた・・・と話している。
Bクラスは「孫悟空が回ってしまいましたからねえ」と無線。
したがってBクラスだけレース続行。
なんかウチが悪いみたいに聞こえる。
まだマークから50メータくらいしか離れていない状況で、こんなやり取りが聞こえてきた。
その後、後方エリアから風が入り出し、後続艇がズンズン迫ってくる。
結局遅れていたカレラ290にまたもジェネカーランで抜かれ、着順2位でゴールするも、修正で4位。
2マークまでに蓄えた貯金は完全に使ってしまった形になってしまった。
気まぐれな風の神様にまた遊ばれてしまった。(*_*)
結果は結果として受け止めるが、確実にクルーが成長してきていることを実感できたことは正直大変うれしいし、これからが楽しみである。
問題は私が成長しないこと・・・(笑)
浜○さん、西○さん、アキ、藤○君、姉さん おつかれさまでした。