ヨットが私の書斎

ヨットを書斎代わりに毎週末海風とヨットでリラックスしています。

第34回舵杯ヨットレース参戦

2009-04-19 20:23:09 | ヨット
昨年の舵杯は仕事の都合が付かずドタキャンしてしまったが、今年は一週間前から上架整備し、準備万端で参戦した。

いつもは30艇近くクラブレーティングにエントリーするのだが、今年は18艇にとどまった。
多くの艇がクルージングクラスでエントリーしているからだ。

スタート待ちで漂っているとナナさんからハルが光っている、とお褒めの言葉。嬉しい。船齢24歳のソンゴクウも磨けば光る。おだてりゃきっと木にも登る(速く走る)だろう・・。

まず、クルージングクラス、ウッドゥンボートクラス46艇が10時スタート。その15分後にIRCとクラブレーティング23艇がスタート。南西の風、5-10ノットの中、先行スタートグループはほとんどの艇が南行しており、南のエリアはおそらく風の乱れも大きいと読み、我々は今回も(舵杯は南の風の場合は西が有利)西海面が有利と予測し、スタート即タックの作戦で臨むことにした。多くの艇が本部艇付近に集まり、速い最新艇の後ろから20数秒遅れでのスタートとなった。
コレはスタートバトルと失速を懸念した私のミス。

本部艇にもっとも近い位置でタックを返し、とりあえず西のラインを引くことができた。しばらくは艇速を稼ごうと辛抱したものの、上先行艇の影響で登り角度が悪く、フレッシュウインドを求めてタック2回。
コレが1回目のヒット。

オーバセイルぎりぎりまで西に延ばした。この間上り角度と艇速が良くなり、多くの艇を上突破。
鞍掛島のゲートボート付近に到達すると、なんと後ろに最新艇VITE31がいる、そのほかはるかにレーティングの高い艇がみんな後ろ。船齢24歳のソンゴクウ、なかなかやるやん。木に登っとるやないの。

これはいい線いけるかも・・・。

鞍掛島を回ってスピンラン。15分先行のクラスの上位艇が2艇前にいる。
後ろからは快速アカウー○ン(同じクラス)がでかいスピンで追いついてくる。
最新艇VITEはアッという間に抜いて行く。
周りを観察すると東海面のIRC艇の艇速が上がっている・・・。
このときにVITEがジャイブして東へ。すかさずソンゴクウもジャイブして、アカウー○ンの追尾から逃れ、VITEの航跡を追いかけることにした。
コレが2回目のヒット。

往路とは反対に復路は東海面に安定した風が吹いており、一気に好位置に。

この間、スピントリムは学連出身のアルテミスさん。スピンシートをウィンチに巻かず、細かく、素早いトリムを終始続けてくれたお陰でいつもよりソンゴクウのスピンランが速い。
学連ディンギーのスピントリムの神髄を見た気がする。結局アカウー○ンには抜かれずにフィニッシュ。

結果はクラス3位。

船齢24歳のソンゴクウは煽てられて木に登ってしまいました。

本日のメンバー 春○さん、浜○さん、アルテミスさん、やりましたね。お疲れ様でした。

神戸祭りも木に登りたい・・・・・。


第34回舵杯ヨットレース 成績表1 成績表2 写真 航跡

毎年の恒例行事(上架) 2日目

2009-04-12 22:47:07 | ヨット
今日は上架2日目。ハルに保管しているボートが写っているでしょ。

船底塗料は昨日塗ったので今日は、ハル磨き。昨年同様根性入れて磨きました。

粗めのコンパウンドを塗り、4人で電動ドリルのポリッシャを交代しながら磨く
こと4時間、つや消しのハルがピカピカに。

次の作業はマストトップのウィンドユニットの交換。船台の上に艇を乗せた状態での
マスト登りは正直言って怖かったです。

風向風速計復活!! これでVMGが読める・・・。それ以前の問題? かもしれ
ませんが。


すべての作業を終えて着水は17時30分。
水洗いをした後、隣の木場マリーナに回航し、来週の舵杯ヨットレースに備える
ことにしました。
我々開催地近隣艇も今回は1週前から係留してもよいとのことなので本当に
助かりました。

上架メンバーは 春○さん、浜○さん、外やんと私でした。

今回の上架の写真はここです。







毎年の恒例行事(上架) 1日目

2009-04-11 20:13:06 | ヨット
毎年4月の上旬はソンゴクウチーム恒例の上架、船底塗装作業。

天気も良く、気温も高くと絶好の上架日和に恵まれた。
毎月開催のトマト杯で、潜って船底掃除しているからかそれほど汚れが酷くない。


ウォータジェットで汚れを落とすと、厚塗りの塗料がところどころボロボロと
剥がれ落ち、船底はアバタ状態になってしまった。



古い塗料をすべて落とすのには時間が足りないので、今回はサンダーで滑らかに
する程度で妥協することにした。

キールの下部にFRPの剥離が見つかり、表面を剥がしていくと水を含んだエリアが
ドンドン広がる。エライコッチャ!!
とりあえずポリパテで応急処置をしてサンドペーパで整形した。

このような場合、浮いている範囲ををすっかりはがして、十分に乾燥させ、FRPを
巻かなければならないが、時間がない。また来年にしよう・・・・。でもきっとしないだろうな。

ナナ艇も上架しており、同じくFRPの剥離が見つかり、綺麗に修復されていた。

暖かいので塗料の乾きが早く、午後から2度塗りを行い、今日の作業は終了。

明日は、ハルのコンパウンド、バフがけとトイレの給水バルブの交換。
がんばります。

ナナさん、差し入れありがとうございました。







お昼休みの散歩

2009-04-09 22:43:03 | ヨット
勤務場所のすぐ西はこの時期綺麗に咲いている桜に囲まれるように
プリンスホテルさくらタワーや高輪プリンスがあり、時々お昼休み
の時間を使ってこの界隈を散歩することにしている。

全く知らなかったのだが、この近辺は歴史に登場する旧跡、名刹が結構ある。
今日たまたまとおりがかったお寺が正にそれだった。

東禅寺という臨済宗のお寺。
三重塔もなかなか凛々しい。


東禅寺事件というのを歴史で習わなかっただろうか。

東禅寺は幕末に最初のイギリス公使館が置かれたところ。

攘夷派の水戸藩浪士にがイギリス公使を襲撃し、翌年は松本藩士が
イギリス兵を殺傷したという事件がおきた場所である。
初代英国大使ラザフォード・オールコックは無事だったが、通訳
など数人が犠牲となったという事件である。

歴史が不得意なSongokuもなんとなく記憶にある。

会社から5分のところにこんなところがあったとは・・・。

では、どうしてこんなところにイギリス公使館を置いたか?

調べてみました。

実はすぐ目の前が海だったから。
幕末、明治の時代は、今の品川駅は海だったことが分かった。
つまり今のJR品川から東京まではその線路がそのまま海岸線
だったようだ。
この寺も海上禅林と呼ばれたようなことが境内の案内に書かれ
たいた。

ところで、昨日はさくらタワーにアルテミスさんが宿泊していた
らしい。

アルテミスさん、
さくらの咲くこの季節、ホテル周辺は綺麗だったでしょう。

新しい発見を求めて、お昼の散策を続けたい。

スピン特訓

2009-04-05 21:37:16 | ヨット
今日は来週の上架に向けてペイント攪拌棒やシンナー、軽油の買出しをし、船に積み込むことにしました。

買出しをして戻ると紅豚さんはすでに出航しており、セイルキティさん、Sabaayさんも出航した様子。
天気がいいし、暖かいからでしょうね。



船の中でゴソゴソしているとアマテラスさんがスピン関連のシートやブロックを抱えて出勤。


アマテラスさんは今から舵杯に向けてスピンシステムのフィッティングするということなので、お手伝いをすることに。

一通りセッティングを終えて、スピンの練習に行きましょう、と出かけたもののエンジンの調子がいまひとつ良くないので、ひとまず練習は中止して船外機のチェックをおこなうことに。少しクラッチの滑りがあるようですが、負荷が掛からなければ特に問題ないようです。

アマテラスさんは今までスピンを揚げたことがないらしいので、風向きも丁度よいので係留したままでスピンアップし、操作の講習会を実施することにしました。そうこうしているうちに紅豚さんが帰港し、もう一度3人でスピンの練習のために出航することに。
風が安定していない水路で実戦を想定してスピンアップ、ジャイブ、トリムの実技特訓をおこないました。

アマテラスさん、これでスピンの取り扱いはもうバッチリですね。
舵杯でのJOG決戦がんばってください。