ヨットが私の書斎

ヨットを書斎代わりに毎週末海風とヨットでリラックスしています。

テストセイリング

2009-11-29 23:26:22 | ヨット
毎年恒例のハーバー大掃除のあと、New紅豚艇(BENETEAU FIRST300SP)のテストセイリングに同乗した。

15ノットの北の風、まずはスピン。

やっぱりマストヘッドスピンはデ・カ・イ。

次にジェネカー。これもスピンに輪をかけてデ・カ・イ。トリムは難しそうだが、頼もしい。
ジェネカーのラフのテンションについて誰か教えてくれませんか。

最後にもう一枚のスピンを揚げてみた。
するとスピンに大きな「P]の文字。


これはピザーラのスポンサーロゴだ。とするとニッポンカップ国際マッチレースで使ったスピン??

ダウンウインド用セイルのチェックを終えて、5-15ノットの触れ回る風の中、本荘港に向けアップウィンドの走りのチェック。

軽風以下だとニュートラル過ぎて私にとってヘルムをとるのは少々難しい気がした。15ノット近くの風だと軽いウェザーヘルムを感じて扱いやすくなる。
強風向きの艇だということが肌をもって感じた。

もうちょっとウェザーヘルムが欲しいなあ。
この点はアルテミスさんとちょっと意見が違うかな。



フット、ラフのテンションが足りないかな?
 

タックの際にアルテミスさんがグローブを落としてしまった。「落水!!」

落水者発生のトレーニングと考え、ジブを降ろしてメインだけで落水ポイントへ向うも、既に水没し、グローブを救助出来ず。

残念です。

これが人間だったら・・・。

今日のメンバーは 紅豚オーナ、アルテミスさん、前ちゃん、もっちゃん、ソンゴクウ でした。

少々寒かったけれど楽しいセイリングでした。

喫茶ポルコロッソでのコーヒー、いつものことながらご馳走様でした。


広島焼き

2009-11-24 20:31:00 | 酒・グルメ
広島出張の帰りに広島駅ビルの中にある広島焼きの有名店に行ってきました。
その名は「麗ちゃん」。

有名店らしく行列ができていました。
広島焼きは食べたことはあるものの広島の本場で食べるのは初めて。

牡蠣焼き、


豚、玉子、イカ天、そば入りの広島焼き

を注文し、生ビールで乾杯。

やっぱりソースが違いますわ。旨い!!

と何か前にぶら下がってました。

狭い店内、スペースを最大限に活用する素晴らしいアイデアですね。

ぽかぽか陽気

2009-11-24 20:02:32 | ヨット
風も無くポカポカ日和。

前日のレースで海水を被ったスピンを干しに少しだけハーバに出かけた。

朝方は放射冷却の影響か海上は霧が発生して大変だったようだが、気温が上がるに従ってすっかり晴上がった。

スピンを逆さまにしてホイストし、コーヒーを飲みながら干すこと1時間。

完璧に乾燥させることができた。

風があればはためいてセイルの生地を傷めることになるが、ほぼ無風のこの天気ならまったく問題ない。

夢希航さんと旧マーガレット(艇名がわからないのですみません)さんとエンジンや前日のレースでのセイルトリムについて駄弁ってリラックスした気分で帰宅することができた。

冬を通り越して春のような気分でポワーンと過ごすのもええですなあ・・・。

来週は恒例のハーバーの年末(ちょっと早いけど)大掃除。

久々のクラブレース優勝

2009-11-22 23:14:44 | ヨット
年に一度の本荘ヨットクラブレース兼トマト杯ヨットレース2009年度最終戦の併催レースが12艇の参加で行われた。

北北東の風 8-10ノットのスピンスタート。
2ノットに近い西流の潮でのポジション取りはなかなか難しかったけれど、ほぼジャストスタート。



ナンギマン、アルテミスが10挺身以内にいる。
波が無く、今日のような軽風では小型艇が速い。

沖マーク手前200mでジャイブの後ジブアップしたところでトラブル。
ジブのトップがヘッドフォイルから外れて噛みこんでしまった。

ここまで順調、ノーミスでここまできたのにまたしてもトラブル。
スピンダウンし、とりあえず1位でマークを回航したものの、ジブなしでメインだけの航行。
別のジブを用意し始めてところで、トラブルから脱出。

すぐ後ろにはナンギマン、アルテミス、ナナと迫ってきている。確かにナナさんの怒鳴り声がすぐそこで聞こえるようになってきた。

ジブが上がればこの風はソンゴクウのもの。艇速、上り角度も申し分なし。
ブロー、ラルはランナーのテンションで調整した。

後続を引き離し、また後続艇のトラブルにも助けられ、ファーストホーム、優勝でした。
1度も優勝していないトマト杯でも最終戦にしてようやく初優勝。

今日のソンゴクウではジブトラブルを除けば完璧。
とても静かなデッキ上でした。

春○さん、浜○さん、そとやん、ねえさん、
お疲れ様でした。


コンパス復活

2009-11-07 23:35:31 | ヨット
先週コンパス液を入れて暫く様子を見たところやっぱり少しずつ液漏れが発生したので、再度液をすべて抜き取り、エポキシで固めたところも除去した。

家に持ち帰り内部洗浄し、今度はシリコンコーキングで液漏れ部分をしっかり塞いだ。

改めて液を注入し、方位板の内側の泡をすっかり取り除き、完成!!

復活しました。

船を動かしたときの追随は新品のコンパスよりも若干遅い。

ということは、これでも(ISO基準7)粘度が高い。

鉱物油では ISO基準5以下があればきっとピッタリだろう。

20年ものコンパス復活

2009-11-01 19:19:37 | ヨット
液漏れですっかり空になってしまった20年もののプラスチモコンテスト101。

駄目もとで修理してみた。

ダイヤフラムの傷みはなく、球体の淵に何箇所か液漏れ部分を見つけたので、まずエポキシで球体の淵全体をすっかり覆うように固めた。

次に中の液体。

元々入っていた液体の匂いから判断するとミネラルオイル(鉱物油)と思われる。
プラスチモに聞いてもこれは企業秘密とかで教えて貰えない。

以前にアルコール、サラダオイル、ミシンオイルを入れてみたがどれも比重が合わず、中のコマが水平にならないし、粘度もありすぎて反応が鈍く駄目だったことがある。

今回は同じミシンオイルでも粘度が最も低いISO VG7相当(数字が大きい方が粘りがある。普通のミシンオイルは10)を試してみて、それでも駄目なら灯油を試してみようと思っていた。

買ったのは110ml 270円の写真のオイル。粘度も比重もピッタリ。少し気泡を残して4本で満タンになった。

完成!!

この状態で1週間置いて、漏れが無ければ組み付けするつもり。

1000円そこそこで直ったあ・・・。