ヨットが私の書斎

ヨットを書斎代わりに毎週末海風とヨットでリラックスしています。

トマト帆走会

2009-05-31 23:23:33 | ヨット
インフルエンザの影響で、神戸祭りヨットレースが中止。
ペーロン祭りヨットレースが延期となり、今日は鬱憤晴らしの帆走会をやった。
参加艇は8艇。コースはクラブレースと同じ、人工島南端から東播磨港NO.2灯標の往復。

北の風6ノットのスピンスタート。すると、すぐに180度風向が変わり、真上りに変わる。激しい風の振れは、やっぱり本荘の風である。

漸く安定した風の中、ナナ先行でレースが動きはじめ、ソンゴクウは終始ナナ追うような形でコース取りした。
辛うじてトップでマーク回航し、そのままゴールできた。結果は、着順1位、修正2位。
本日のメンバーは 春○さん、外やん、ねえさん、小生の4名。

レース後ナナさんからソンゴクウのスタボーの走りとポートの走りに差があるとのコメントをもらい、今度走りながら、マストチューニングをし直そうと思う。

本日の帆走会をアレンジしていただきました紅豚さん、アルテミスさん、ありがとうございました。
来週のダブルハンドは本荘代表として頑張ってくださいね。

本日の写真

吹き飛んだ、09年神戸祭りヨットレース

2009-05-17 20:14:02 | ヨット
瞬間風速 47.7ノット。(写真の風速計)

今年の神戸祭りヨットレースは中止となった。
風が強いから?

そうではなく、インフルエンザが神戸で感染確認されたからだ。主催者も
苦渋の選択だったに違いない。

では、この数値は?

この風速計の数値はレース中止連絡を受けて、ソンゴクウを須磨YCからホーム
ポートへ回航する途中の明石海峡での瞬間風速である。(少々の誤差はあり
ますが・・・)

たとえレースがあったとしても、この風では大変だったに違いない。

今日は明石海峡をはさむ両側の海域では 20-25ノット平均位であったが、
海峡だけは風速が極端に大きくなり、30ノット平均は吹いていた。
大阪湾から播磨に抜ける風が狭い海域により流速が速くなったのである。
昔理科で習ったベルヌーイの法則そのものである。

我々ソンゴクウはセイルが雨にぬれることを嫌い、終始機走で頑張った。
ほぼ同じ時刻に須磨を出航した他の艇の中にはセイリングしている
ツワモノがいる。

ポルコロッソデシーモもその中の1艇であり、アルテミスさんとジョーク
が好きな謎の課長さん(国家公務員)が乗り込んでいる。
この風のなか、満面の笑みのアルテミスさんと駄洒落を飛ばす課長さんとで
楽しくセイリングしているんだろうな、とソンゴクウ艇上でクルー外やんと
話をしていた。

余談になるが、外やんは旧日本海軍カブレの奇妙な男で、レースの時(今回も
そうであるが)はいつも海軍仕官の帽子をアゴ紐掛けてかぶっている。
その外やん、「国家公務員で課長といえば、海軍では大佐ですよ、偉い人なん
やなあ・・・。昔やったら戦艦の責任者ですよ・・」
一体どんな尺度を持ってるのか、外やんは不思議なヤツである。

というような話をしながら烈風の中、ソンゴクウもホームポートに帰ってきた。

セイリングこそしなかったが、骨身に堪えたクルーズであった。
他の本荘艇も無事ホームポートに到着したが、どうやらサバーイさんは明石港に
避港したと陸上班の紅豚さんから連絡が入った。とにかく無事で何よりである。

みなさん、お疲れ様でした。

〆は喫茶紅豚でのコーヒー、今日は格別に美味しかったです。

神戸祭りヨットレースのスタッフの皆さん、お世話になりました。
今回は色々気疲れされたでしょうね。

前夜祭の写真ほか




1GMオイルパイプ破損

2009-05-10 22:38:13 | ヨット
今日は来週の神戸祭りレースに向けての船底掃除と練習帆走を予定していた。

船底掃除を終えて出航したのち約5分、メインセイルを揚げたところで、エンジン
のオイル警告ランプが点灯し、ピーという警告音。すぐにエンジンを停止し、
オイル量を点検すると、ほとんど無い状態。というよりエンジンルームの底に
オイルが溜まっている。

また、オイルパイプの破損? 予想は的中でした。
1GMでは1度や2度は必ずこのパイプが腐食で駄目になり、オイルを噴出すことに
なることは有名で。(1GMの宿命的欠陥)


諦めて帆走で帰港することにした。
メインでギリギリまで走り、後は惰性で進める予定だったが、船底掃除した後
でもあり、思いのほか良く滑り、結果としてオーバスピードで突っ込むことに
なってしまった。

”XXさん止めてぇ~”思わず叫んでしまいました。

桟橋の皆さん、お騒がせしました。

来週の回航途中でなくて、本当によかったです。

連休最終日の快適なセイリング

2009-05-06 23:20:44 | ヨット
連休最後の日、家族に構ってもらえないSongokuはやっぱりハーバーへ出かけた。
今日は天候も良くなく、桟橋に人影がない。

以前から気になっていた風向風速計のメンテナンスをするために、テスターを
持ち出してゴソゴソはじめることにした。

以前マストトップセンサーの交換、表示器の修理を行い、万全のはずが、風向
表示がデタラメでVMG表示どころではなかった。

約1時間、色々調べたところ、端子台での風向センサー線と風速センサー線の結線
間違いが判明し、悪戦苦闘の結果、正しく表示できるようになった。

そうこうしているうちに紅豚さんが登場。LRV艇の内装を修繕するとかで、カン
カン、コンコンとLRV艇から聞こえてくる。

風向風速計の修繕が終わり、一息ついたところで紅豚さんから、セイリング
しませんか、と声がかかり、待ってましたとばかり二つ返事でOKし、出航する
ことになった。もちろん秘密のポルコロッソ・デシーモで。

北の風10-15ノットでトマト杯のコースを1周した。
フルメイン、NO.3のクローズドリーチで6ノット、クロスで5ノット。


軽量化しているからか、ブローでの加速が良い。波きりも良く、艇の小ささを
感じない。

ダクロンのメイン、NO.3は使用感はあるが、良いシェイプを出している。



敢えて難点を言うならメインシートトラベラーが扱い難く、タックのたびに
少々手間取ってしまう。何か一工夫要りそうですね。

左右タックの癖を確認しながら、約1.5時間の快適なセイリングでした。

紅豚さん、
今日はセイリングにお誘い頂き、ありがとうございました。
コーヒーも。



面白くなりそうな気配

2009-05-01 22:25:36 | ヨット
紅豚さんのレース参戦用ヨットが我々の仲間入りをした。
この艇名のロゴが実に格好良い。
船底塗料はショッキングピンク。ポルコ用特別仕立てとか。



本荘YCのY23フリートが賑やかになってきた。

しかし、この艇はちょっと気合の入り方が違う。なぜ?
あの熱血セイラーアルテミスさんがプロデュースしているから?
デッキより上の軽量化は特に徹底している。
デッキ上加重の軽減は車のばね下加重の軽量化と同じで帆走性能に大きく影響する。

まだまだ艤装に時間が掛かるが、走りが楽しみだ。
予定が合えばシェイクダウンには是非乗せてもらいたいなあ。

写真

これって秘密でしたっけ