ヨットが私の書斎

ヨットを書斎代わりに毎週末海風とヨットでリラックスしています。

新孫悟空デビュー戦

2010-07-25 21:29:31 | ヨット
長い整備が終わり、新孫悟空は第7回トマト杯に出場した。

久しぶりのトマト参戦である。

従来のソンゴクウは、孫悟空となった。(漢字)

出艇こそ6艇と少なかったが、この艇が如何に走りやすいか、良く走るかを実感できるレースだった。

6ノット前後の微風の中、最初のレースがスタート。

写真はクローズドリーチでマークに向う新しい孫悟空。


コミッティの紅豚さんは風に対してevenなマークをセットしてくれたのだが、スタートまでに更に風が南西に変わり、アビームのレグになってしまった。

スタート前にアルテミスさんとケースを起こしそうになったが、これは孫悟空の確認不十分であり、陳謝。申し訳ない。

少々遅れて2番手でスタートを切ったが、加速がいい。その後快調に帆走し、ファーストホーム、修正でも1位。


第2レースでもファーストホーム、修正も1位。  

滅多にないブッチギリの快走である。デッキメンバーの口元が緩くなっている・・・。

ランナーの無い船の取りまわしの楽さはクルーワークに余裕がでる。

上りの走らせ方も本当に楽チン。

少々上りすぎてもすぐに失速しない。

従来のソンゴクウでは船型の影響か、常に何かを引きずっている感じがしたが、ブローがそのまま加速に繋がっている。

艇がスキッパー、クルーをリードしているという感じだ。

帆走っているのが楽しい艇である。

と、よろこんでいる分けにはいかず、レーティングは0.75→0.80になってしまった。

クソ暑い中、ビーチパラソル一つで2レースもコミッティをしていただいた紅豚さんには頭が下がる。

結果、写真は ここ です。

次は阿波踊りヨットレースに参戦したい。


ここまでは元気だったのですが・・・(追加)

2010-07-20 00:50:02 | ヨット
憧れのパールレーススタート。

180マイルのレースなのに参加艇は熱い!!

スタートはHINATAMARUの後ろで下に加速エリアを確保しつつライン中央の絶好のポジションだったが、ゼネリコ。  残念。

2回目スタートは艇団の中央から隙間を見てポジションを確保。オールフェア!!の無線の声。

いよいよパールレースが始まった。

回りは有名艇がわんさか。少し前の舘ひろし艇バロネスをターゲットにレースを進めた。

写真は17日18:00ロールコールの後のまだ元気な夕暮れのコックピット。

この後に強い潮流と無風というヨットにとっては最悪の状態がやってくることになろうとは。

約10時間はチャプチャプやっていた。完全に艇団に置き去りにされてしまったようだ。

結局この20時間後に無念のリタイアを決断せざるをえなかった。

小型艇には辛かった51回パールレースが終わった。

詳細のレース状況は紅豚さん、アルテミスさんのブログで近いうちにアップされることであろう。

とにかく、


・パールに参加できた。

・最初の6時間はそこそこのポジションに位置できた。

・夜中に夜光虫で光る潮を吹く大きな鯨を見た。

・瀬戸内海で絶対見ることができないコバルトブルーの海を走れた。

紅豚氏のお陰で本当に贅沢な経験をさせて貰えました。


パールレースに行ってきます

2010-07-15 20:01:10 | ヨット
第51回パールレースに行ってきます。

孫悟空ではなく、紅豚艇(ポルコロッソスフィーダ)で。

17日正午 五カ所湾口スタート → 利島を反時計回りに回って江ノ島沖ゴール

タイムリミットは19日16:00。

予報では余り吹かない我慢のレースになりそうである。

ヨットの世界に足を踏み入れてからずっと抱き続けてきた、まさに夢である外洋レースに参加できる。

この歳になって気分が高揚している自分が可笑しい。  

機会を作ってくれた紅豚さんに感謝したい。

思いっきり太平洋を満喫してきます!!




梅雨の合間を縫って帰港

2010-07-12 22:57:18 | ヨット
New孫悟空は梅雨の合間を縫って今日帰港した。

またまた春○さん1人での回航。お疲れ様。

7月2日にオクムラボートに陸送してから10日間でとりあえず走れるところまで整備完了。

春○さんの頑張りと、オクムラボートのスタッフに色々と助けて貰えたことで短期間で仕上げることが出来た。

オクムラさんには。さすがプロという局面を数多く見せて貰った。

孫悟空はマストのチューニングを含めてこれからも整備が続く。

進水は延期

2010-07-11 20:45:12 | ヨット
今日は朝から大荒れ。

メイン、スピンシートとダイニーマに交換した。
その他のシート類も新しいものに交換しただけで今日の作業は打ち止め。

沖は30ノット近い風が吹いてウネリも出ているようなので、本日の進水、回航は中止とした。

整備が続く(その4)

2010-07-10 22:55:12 | ヨット
いよいよ最終段階になってきた。

GPSの交換、コンパウンドとポリッシャを使ってハル磨き、ワックスがけ。

船内の整理、掃除機を使って清掃。

そして積載しているセイルをチェックした。

ケブラーメイン2枚、ダクロン1枚。

ケブラーNO.1Mid. 2枚 NO.3 2枚、ダクロンNO.4 1枚。

スピン 0.75oz 2枚、 0.5oz 1枚

どれも程度は良い。
少なくとも旧ソンゴクウ艇のセイルより数段良いが、何しろ量が多すぎる。
すべてを積んでおけないので倉庫での保管を検討しなければならない。

などと思っているところにアルテミスさん登場。
十分におかまい出来ずすみませんでした。明日の進水に向けてドタバタしてました。

最後は艇名の貼り付け。

今まではサイドにアルファベット、スターンに漢字で艇名を入れていたが、今回はすべて漢字にした。

製作者は昔「字切る」というカッティングペーパ製作の店をやっていた戸○君。

プロによる秀逸の一品がこれ。

名前が入ると一気に艇の雰囲気が引きしまるものだ。


明日はいよいよ進水。その前にシート、ハリヤード交換をやらねば・・・。



そして来週末は、自艇の整備はお休みし、ポルコロッソ艇で鳥羽パールレースに出場・・・。

梅雨も明けてなさそうだし、どうなることやら。






整備は続く(その2)

2010-07-06 21:31:18 | ヨット
今日は昨日に続いて春○さんひとりの整備作業。

本当に申し訳ない。

プライマーの塗布が終わり、これから船底塗料を2回塗りすると写メで連絡を貰った。

バックステーもベクトランに交換完了。



予定では金曜日にマスト立てを行う段取りとか。

実はフォールディングペラに重大な欠陥が見つかった。メーカーに聞くと修復不可能との回答があったらしく、このままで当面走らせることになる。

また本荘の仲間に相談にのってもらうことにしよう。

かくいう私は長崎県諫早におり、如何ともし難い状況。明日は諫早で仕事し、東京へ。

次の日曜日は進水の予定だが・・・。

整備は続く(その1)

2010-07-04 20:58:40 | ヨット
整備開始2日目

今日は天気が良いが、湿度が高い。

まずは昨日に続き、船底塗料剥がし。



シージェット034は表面が硬く、紅豚さんから借用しているエアーサンダー1台では作業がはかどらないので、もう1台購入し、2台で作業を開始。

紙でできた作業服の下は汗でグショグショ。そこに外やんとねえさん登場。

浜○さん、外やんに船底はお任せして、ねえさんは旧孫悟空から降ろした荷物の整理と船内清掃。蒸し風呂のような船内で頑張ってくれた。

船底塗料の剥ぎ取りは完了。想像以上の作業ボリュームだった。お疲れさまでした。


私と春○さんは午後からマストトップとスルハルのトランスデューサの取り付け、ディスプレイの取り付け、配線。


フリッカーバテン、風向風速トランスデューサのベース取り付けは完了。LOG、風速のディスプレイは正常に動いている。



漸くマストを立てられる段階までにはなった。

まだまだ続く整備・・・。


SONGOKUがやってきた

2010-07-03 20:50:26 | ヨット
7月2日 遠く茨城県からソンゴクウ4世が嫁いできた。YAMAHA-31S 18年の船齢ではあるが、程度が良い。しっかりした良い艇である。

4世ではあるが、艇名にはつけず、「孫悟空」とする予定である。

どんなロゴで艇名を入れるか、どの位置に入れるか、悩むのも楽しい。


整備予定は2週間であるが、とにかくやることが多い。にも関わらずこの天候は辛い。

今日も大雨警報が出ていた。

・風向風速計、ログ、水深計のすべてのセンサー、ディスプレイをNEXUSに交換する。ついでにバックステーの交換

・フリッカーバテンの取り付け

・加水分解型船底塗料を剥がして、自己研磨型の船底塗料を塗る。


・マスト立て、チューニング

・エンジン整備(ジンク交換、ミキシングエルボーの交換)

そしてシャンパンかけて進水。楽しみである。

それにしても、梅雨真っ只中。天候によっては1、2週間延ばさないといけないかもしれない。

明日も整備は続く・・・