週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
045-941-3541

六波羅蜜寺

2012-01-23 01:28:31 | ひとりごと

昨日は大河ドラマ『平清盛』の第3回目でした。

初回から「画面が汚い」というクレームがついていましたが、演出が一昨年の『龍馬伝』に通じるものがあるので、私は全然気になりません。

ただ、今回も「清盛が」汚かったですね(笑)
これは時代背景によるものではなくて、ドラマの清盛が我が儘で薄汚い青年期という設定なのでしょう。
でも、もう少し小奇麗にしたほうがいいなぁと思うのですが・・・どうでしょう?


さて、もう10年以上前のことになりますか。
京都へ行った際に六波羅蜜寺というお寺を訪ねました。

このお寺の開基は空也上人。
市井の中で、ただ南無阿弥陀仏を称え、今日ある事を喜び、歓喜躍踊しつつ念仏を称えた空也上人は、「市の聖」と親しみを込めて呼ばれていました。

そのお念仏を称えるお姿を彫られた像を拝観するため、私は六波羅蜜寺へと向かいました。

         空也上人像 (重要文化財)

教科書にも載っているほど有名な像ですね。
これは、空也上人が「南無阿弥陀仏」と六字名号のお念仏を称えると、口から六体の阿弥陀仏が現れたという伝承を基に彫られた像になります。

そしてもう一体、拝観したかった像がありました。

         平清盛坐像 (重要文化財)

この六波羅蜜寺には、平家一門の護持により栄えた歴史があります。
清盛もまた、寺院を護持しつつ権勢をふるったようです。

松山ケンイチの平清盛がこの姿になるのは、約1年後になるでしょうが、その頃には身奇麗な殿上人の姿も見ることができているはずなので、1話1話を楽しみながら観ていこうと思います。



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