先日、映画『ファースト・マン』を観てきました。
アポロ11号の船長、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング氏が主人公の映画。
息子が冬休みの間、家族で『宇宙兄弟』というマンガを読んでいて、とてもタイムリーな公開でした。
以下は感想。
月面着陸の計画の立ち上げから、月の到達するまでの10年間が描かれた映画。
当時のハイテクは、現代のアナログで、今を知る私の目から見れば、この計画がどれだけ困難な挑戦だったかが分かる映画でもありました。
幾多のアクシデントに見舞われ、命の危険にさらされ、その中にあっても冷静な判断力と精神力で回避し続けるニール。
口数が少なく、感情をあまり表に出さないことが、余計にニールが「偉業を成し遂げる性質を持つ者である」という意識を観客に与えていたように思います。
しかし、特別視をしながら見ていたニールが、娘の死を嘆き、仲間の死に心を痛める、1人の孤独で不器用な人間であったこと。
そんな実物大のニールが静寂が支配する月面で描かれていました。
さらに付け加えるならば、これを実際に体験した人がいることを考えると、ホラー映画よりホラーだなぁと思いました。
発射の衝撃の凄まじさ、大気圏を抜け静かになった船内で響く船体の軋む音、止まらない高速回転、原因を知らされないまま何度もなるアラーム。
うん、私の中ではホラー映画です。
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