梅雨の時期は緑が深まり、境内がジャングル化していきます。
その要因の一つがこの植物。
わっさわさした羊歯です。
羊の歯と書いて「シダ」と読みます。
シダ植物は種子植物ではないので花を咲かすこともなければ、実を付けることも種を付けることもありません。
では、どうやって増えていくのかというと、秘密は葉の裏側に。
沢山のブツブツ…。
これは種ではなく胞子嚢(ほうしのう)といって、ブツブツ一つ一つの中で無数の胞子を作る器官です。
時期になると、葉が揺れるだけで中の胞子が煙のように舞って飛んでいきます。
シダ植物は最古の陸上植物と言われており、今から4億2千万年前の化石が発見されているとのこと。
恐竜の時代よりもずっとずっと昔から、現代まで生き続ける生命力と繁殖力に驚くと同時に、境内のわっさわさ度にも毎年驚かされています。
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