年が明けたと思ったら、あっという間に1日が過ぎてしまいました。
その年初めの1日は、9時からの修正会で幕開けです。
朝早くからの法会にもかかわらず、お参りくださる方が徐々に増えていく様子に感激しきりでした。
皆さんで正信偈をお勤めした後は、前日に仕込んだ白玉入りのお汁粉で、冷えた体を温めていただきましょう。
白玉もお汁粉も、それぞれお褒めの言葉をいただき、その気になりやすい私はすぐに有頂天へひとっ飛び♪
お餅のように柔らかーい白玉は、私の自信作なので、来年はもっともっと多くの方に召し上がっていただきたいなと思っています。
さて、修正会が終わると、次はお正月のお仕事の終わった町内会の方々が順々に最乗寺のお座敷へと集ってくるのが毎年の倣いになっています。
年賀のご挨拶が終わると、お酒を酌み交わしながらの交流の場へと早変わり。
町内会のお疲れさん会と新年会が混ざったような雰囲気ですが、皆さんがそろって年賀のご挨拶にお越しくださるこということが何よりも有り難く、地元の方々と決して絶ってはならないご縁でつながっていることを強く意識する時間ともなっています。
お酒を飲まれない方には、先ほどのお汁粉もお出ししました。
すると、大鍋いっぱいに作ったお汁粉も、終わってみれば空っぽ。
昨日は本当に嬉しいことの連続でした。
この嬉しさが、ありとあらゆるつながりの果てに私のところに届いたということを喜び、私もまたつながりの先にいる誰かに、「嬉しい」を届けられるような一年を過ごせるよう努めていきたいと思いました。
そして、思うだけでなく行動が伴う人間になりたいと、気持ちを新たにする元旦となりました。