ひとりごと

世の中のあんなことやこんなこと
僕のまわりにおきたことなど
自分勝手につぶやいちゃいます

代田橋道場

2007年09月28日 | Weblog
代田橋道場。
それは環七と甲州街道の交差点、いわゆる大原の交差点。
空気のあまり宜しくないところとして有名である。
その交差点のすぐかどにあるビルの地下1階に代田橋道場はあった。
当時城西支部は、チャンピオン製造工場と呼ばれ、山田師範の下
そうそうたるメンバーが稽古をしていた。
今考えるとほんとすごかったです。
その道場に高校2年から3年の頃から、こそこそと稽古に通ったのである。
高3の頃受験勉強そっちのけであった。
ただ、いつの頃からかその地下道場鍵を掛けなくなりいつ行っても稽古が出来た。
僕も大学生になり、市川ヒロシさんの下でバイトをしつつよく夜中にいったもんである。
地下ノ道場だけに夜中はちょっと怖い。
でも稽古はしたい。
びびる気持ちを抑えながら階段を下りていくと電気がついている。
ドシン、ドシンという音とともに、なにやら野獣めいた雄たけびが聞こえてくる。
『こ、怖いよ~』と心臓バクバクもんで道場に入ると、誰かが練習している。
ふと時計をみると午前3時。
すげ~こんな時間に練習してるよ、と自分のことを忘れて道場に入る。
『オス!』と挨拶をして自分なりに準備体操をしその人の練習を
盗み見しつつ練習をはじめる。
で、その人の練習が終わり、おっかなびっくり話しかけてみると、タクシーの運ちゃんで、今仕事中のこと。
所属は吉祥寺道場であるが仕事のためどうしても通えないからたまにここにきて
自主レンをしているとのこと。
当時僕をはじめ仕事の関係などで夜中に稽古している人が結構いた。
そして昼間に行っても誰かしら自主レンをやっていた。
よく小笠原先輩とあい、たまに稽古をつけていただいた。
また小笠原先輩の突き・蹴りの痛くて重くて早いこと。
『どうだ、この技は効くだろう?これはどうだ?』などなど、にこにこしながら
大変よく叩いてもらったり蹴ってもらったりした。
ほんま痛かったでござる。
拙者あまりに痛すぎて、ではなくて嬉しすぎて涙がでそうであった。
とまあこんな感じで道場にいると(行くと)誰かが稽古していた。
そんな思い出の道場も今ではレンタル倉庫みたいになっているらしい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿