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今日も映画でまったり

イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優

2016-11-10 17:37:31 | 映画 2015
イングリッド・バーグマン生誕100周年記念ドキュメンタリーです。
君の瞳に乾杯!のセリフが有名な「カサブランカ」をはじめ、
「誰が為に鐘は鳴る」「ガス燈」「サラトガ本線」「白い恐怖」「汚名」と、
数々の映画に主演し、
7度のアカデミー賞ノミネート、3度の受賞歴をもつバーグマンは、
ハリウッド黄金期のなかでも才能と美貌において傑出した存在でした。
幼い子供がありながら夫以外の男性と恋に落ち妊娠した事件は、
まだ保守的な時代だった1950年代にあって一大スキャンダルとなり、
非難を浴びましたが、それでもイングリッドは毅然と愛に生き、
演じることを愛し、生涯現役を貫いています。
この映画は、監督スティーグ・ビョークマン監督に、
バーグマンとロッセリーニの間に生まれたイザベラが、
「ママの映画を作りませんか」と提案したことから始まりました。

バーグマンは、幼い頃からの写真や、膨大なホームムービーや日記、
手紙など、膨大な資料を残していました。
映画は要所要所に、手紙や写真、映像が挿入されます。
子供たちの証言も流されます。
幼い子どもたちと遊ぶ映像では、バーグマンはごくごく普通の母親。
勝手に描いていたイメージが180度変わりました。



どうしてもね、バックを黒く塗りたい女優だったの。
でもホームビデオのバーグマンは、
さんさんと輝く太陽の下で、帽子もかぶらず!
海で子供たちと遊んでいました。
女優が日焼けしていいのか~!?と思ったけど、
それでもあの美しさだもんなあ。


監督 スティーグ・ビョークマン
ナレーション アリシア・ヴィキャンデル
イザベラ・ロッセリーニ
イングリッド・ロッセリーニ
ロベルト・ロッセリーニ
ピア・リンドストローム
フィオレラ・マリアーニ
リブ・ウルマン
シガニー・ウィーバー
ジャニーン・ベシンガー
2015年公開