あ・しねま・たいむ

今日も映画でまったり

キングコング 髑髏島の巨神

2017-03-31 09:43:14 | 映画 2017
泥沼のベトナム戦争が終結を迎えつつあった1973年。
秘密研究機関モナークは資源調査という名目で、
太平洋に浮かぶ髑髏島に調査隊を派遣します。
調査隊のリーダーには元英国陸軍特殊部隊傭兵のコンラッドが雇われました。
科学者や女性カメラマンも同行し、彼らの護衛として、
ベトナム帰還兵のパッカード大佐とその部下たちが召集。
島に到着した調査隊は、調査のためと称して地表のあちこちに爆弾を投下します。
じつは、秘密研究機関モナークの目的は巨大不明生物の探査でした。
その彼らの前に突如姿を現わした島の守護神キングコング。
人間たちは、この島で究極のサバイバルを強いられるのでした。 


島の豊かな自然を背景に、夕日を背に仁王立ちするキングコングの、
巨大なシルエットが荘厳で美しいです。
現地の人々が畏怖し、神とあがめるのも納得。
意外だったのは、1970年代ロックがここぞというときにかかったこと。
デヴィッドボウイ、ブラックサバス、CCR・・・
まさか「キングコング」で70年代ロックを聴けるとは!


第2次世界大戦最中の1944年、
激しい空中戦のあげく髑髏島に不時着した日米のパイロットふたり。
地上でも空中戦の続きを始めるのでした。
なんてお仕事に忠実なんだ・・・・

キングコングさんには理解に苦しむ行動だと思われます。


クライマックスのキングコングVSスカル・クローラーのバトルは、
大迫力でした。
リアル過ぎ・・・。
こんなバトルを目の前で見るはめになるのだけは絶対にいやだわ。
対スカル・クローラーのとき、キングコングは木を木刀代わりに使用したり、
スクリューつきの鎖を振り回して攻撃したりと、
武器を使っております。
道具を使うなんて、プロレスだったら反則を取られてますな。



あ、パッカード中佐VSキングコングのバトルも、
なかなか迫力があって・・・・笑えます。
( 笑ってはいけない場面?でも監督は笑わせようとしてるよね?)
キングコングに立ち向かおうとするパッカード中佐。
この狂気はベトナム戦争の後遺症でしょうか。
でも顔面対決の軍配はどちらとも言えないかも・・・。


監督 ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
ジェームズ・コンラッド トム・ヒドルストン 元英国陸軍特殊部隊傭兵 
プレストン・パッカード中佐 サミュエル・L・ジャクソン 
ウィリアム・"ビル"・ランダ ジョン・グッドマン 秘密機関モナークの科学者
メイソン・ウィーバー ブリー・ラーソン 反戦報道カメラマン 
ジャック・チャップマン トビー・ケベル パッカード中佐の部下
ヒューストン・ブルックス コーリー・ホーキンズ 地球空洞説を唱える地質学者 
ハンク・マーロウ ジョン・C・ライリー 第2次世界大戦の残留兵
グンペイ・イカリ MIYAVI 第2次世界大戦中髑髏島に不時着した日本人兵
2017年3月公開


監督はまだ若いというのにこのお髭・・・・
でもお手入れは充分なようです。

日本のアニメやゲーム、特撮映画が大好きなんだって。 
この映画では日本刀も活躍してます。