業務&ITコンサルタントのひとり言

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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「大卒採用、来春21%増」の課題

2023年03月25日 10時15分18秒 | 社会全般
先日、「大卒採用、来春21%増」と云う記事が新聞の一面に載っていた。今年の4月入社の就職率は、昨年より校王しているので、来年が21%も増えると、募集人数を確保できない企業が沢山現れるであろう。そして多くの企業が人員を確保できない事の不満を政府にぶつけ、外国人労働者の受入れが加速される恐れがある。この愚かな発想はは何とか阻止したい。

殆どの企業が中途採用をしているが、この中途採用も積極的に行わないと、企業が望む人員を確保できないであろう。何も新卒のみをまとめて採用する事に限定する必要はなく、一旦就職した若い人間も、まとめて採用する事も考えるべきであろう。実際、自分自身が中途採用された時は、10人程の同期入社が居た。

中途採用といっても、人材が余っている訳ではなく、簡単には充足できない。しかし、世の中には時給1000円程度のほぼ最低賃金で働かせている業界は沢山ある。その代表格がコンビニであるが、コンビニ店舗は3割程閉店してもらい、そのからの人員を集める事で、不足分を確保したい。そのためにも低賃金の労働者を大量採用しているコンビニ等の企業は、社会のために店舗を減らす事を考えて欲しい。それが社会の為になる事を悟って欲しい。

人を中途採用で雇う場合、ある程度の技術やノウハウ、または業務遂行の経験を持っている事を期待するであろう。そのため、企業は業務知識や経験が不足している中途採用を行わない。しかし、この考えを少し変えないと、企業は必要十分な人材を確保できないであろう。業務遂行能力やノウハウを期待しすぎると、雇う側の企業が採用できる人材を狭めてしまうであろう。そこで登場するのが、”学び直し”なのだが、この学び直しはどの程度効果があるのだろうか?これについては明日、ここにUpする。

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