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能登復興に向けた私案(17回目-最終回):   11.アウトドアの聖地化(2):サイクリング、バイクツーリング、釣り、キャンプ、トレッキング

2024年07月05日 07時44分09秒 | 社会全般
11.アウトドアの聖地化(2):サイクリング、バイクツーリング、釣り、キャンプ、トレッキング
能登でのアウトドアの中心は、サイクリングだろう。サイクリングやトライアスロンのイベントが開催されており、昨日述べた能登島と繋ぐ新しい橋を作る事で、観光価値は一段と上がるだろう。

次はバイクである。毎年、風間深志氏がSSTRと云うバイクイベントを開催している。毎年、1万人以上のバイカーが全国から集まり、ついでに能登半島もツーリングし、能登の良さを堪能している。また自分自身もバイクで能登を一周した事があり、景観を堪能した経験がある。自転車、またはバイクで周るには、能登は大変良い所である。

三つ目は釣りだ。繰り返すが能登の水産資源は豊富であり、質も一級品である。そこで釣りをしたいと思っている人は決して少なくない。調べてみると、能登町の赤崎や、九十九湾では太公望の為の桟橋の様な所があると聞く。そして能登町だけでなく、珠洲のこの辺りは複雑に入り込んだ地形が多く、良い釣り場が沢山ある。こんな素晴らしい地域は全国でも少ないだろう。

4つ目はこれらのアウトドア派の観光客を受け入れるキャンプ施設である。先の述べた赤崎地区にはキャンプ場が併設されている様だが、この様な場所をもっと増やす事で、より多くの観光客がくるであろう。

そして5つ目が、トレッキングである。このトレッキングに、観光農業をドッキングさせるとオモシロイを思っている。

フランスでは、複数のワイナリーを駆け巡るマラソンがあると聞く。ジョギング程度のランニングを行い、複数のワイナリーで休憩し、そこでワインを頂く。正確な記憶はないが、確か簡単な軽食も用意されているであろう。これと似た様なイベントを能登で開催する。但しワインでは無く、果物を提供する事で、子供も楽しむ事が出来る。走る距離は、5~20Km程度で、丘陵地帯の果樹園を眺めながら、ゆっくりジョギングするのは楽しそうである。そして勿論、このマラソンにはタイムの競争はない。

昨日偶々聞いていたラジオで、山梨県の山梨市でのイベントを聞いた。イベントの名前は”巨峰農家マラソン”との事。イベントの名前を聞いて、即座に自分が考えていた事とほぼ同じだと思い、その後は聞き逃すまいとしっかり聞いた。これは、ブドウ農家を回るマラソンで、距離は5、10、そして20Kmの3コースあるとの事で、参加費を払う事で、巨峰とシャインマスカットがお土産で貰えるとの事である。自分のアイデアとの違いはこの部分で、お土産で貰うのも良いが、自分のアイデアは、行く先々で果物を楽しみ、タイムを争わない考えである。

この様なイベントを果物が実っている期間の、6月から11月頃の間に、月1回程度開催するのも良かろう。季節によって食べられる果物が変わり、そして農家さん別の味比べも出来る。また番外で輪島の千枚田を通るルートも作り、お米の収穫時期に合わせて設定するとオモシロそうだ。稲かりを一瞬行い、ご褒美にオニギリ一つを頬張り、次のチェックポイントに向かう。実現できたら、きっと楽しいイベントになるだろう。

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