4月10日の日経に、「日欧、大戦を阻む防波堤に」と云うタイトルのコラムがあった。これは左翼記者が書いた記事だが、トランプ大統領が進める関税化によって第三次世界大戦を招く恐れがあると云っている。どうもトランプ大統領の本当の目的を分かっていない様だ。
事実認識として間違っていない所もあるので、そこについて記載したい。先ずは正しい箇所として...
・米国は自由貿易体制を保つ為に、膨大なコストを払ってきた。
・89年の米ソ冷戦が終わった後も、米国の防衛力と巨大市場に各国はただ乗りしている。
この二つの事実からも、トランプ大統領が関税化する事への十分な理由があり、どの国も文句は言えないし、一体何が問題なのだろうか?特にかの国は、米国の市場にただ乗りしており、それを排除しようとしているのだが、このコメンテーターは敢えてそれを隠そうとしているのだろう。
かの国の問題は、急激に世界をコントロールしようとしている事である。しかし世界の国々は寛容なのか、または愚かなのか、その侵略を野放しにして来た。それをトランプ大統領が止めようとしている。これをこのまま放置する事で、反って第三次世界大戦が発生する可能性の方が高いのではないだろうか?
次はこのコラムでは記載していない事を述べたい。それはそもそも、Globalization(自由貿易)は間違っていると云う事である。これを理解していないと、トランプ大統領が行おうとしている事は到底理解できない。
自由貿易の所為で、アメリカでは身の回りの安価な商品をアメリカで製造しなくなり、輸入に頼っている。具体的には一部の安価な薬や、衣料品・日用品などが代表例であろう。その為、万が一の事態が発生した場合には、アメリカ人は生活できなくなってしまう。特にコロナ過ではマスクを製造している企業はなかった。これは国防上において大変危険な事であり、対処すべき重要課題である。
日本の場合も一部の薬はかの国でしか原料を作れておらず、米国同様に大変危険な状態にある。そして衣料品や日用品も多くをかの国に頼っている。一部は国内でも製造しているが、売価は安く、薄利多売でなんとか凌いでいる状況である。
そしてもう一つ重要な事は、既得権益構造の破壊である。ヨーロッパは元々既得権益者が牛耳っている社会であるが、それがアメリカでも蔓延してきており、それらがヨーロッパの既得権益者と繋がって社会を壊して初めて来た。この既得権益を破壊する事も、トランプ大統領が試みていると云う事を、このコメンテーターも理解しているハズ。しかしこれを書かないと云う事は、このコメンテーターも、既得権益者からおこぼれを頂戴しているからだろう。
事実認識として間違っていない所もあるので、そこについて記載したい。先ずは正しい箇所として...
・米国は自由貿易体制を保つ為に、膨大なコストを払ってきた。
・89年の米ソ冷戦が終わった後も、米国の防衛力と巨大市場に各国はただ乗りしている。
この二つの事実からも、トランプ大統領が関税化する事への十分な理由があり、どの国も文句は言えないし、一体何が問題なのだろうか?特にかの国は、米国の市場にただ乗りしており、それを排除しようとしているのだが、このコメンテーターは敢えてそれを隠そうとしているのだろう。
かの国の問題は、急激に世界をコントロールしようとしている事である。しかし世界の国々は寛容なのか、または愚かなのか、その侵略を野放しにして来た。それをトランプ大統領が止めようとしている。これをこのまま放置する事で、反って第三次世界大戦が発生する可能性の方が高いのではないだろうか?
次はこのコラムでは記載していない事を述べたい。それはそもそも、Globalization(自由貿易)は間違っていると云う事である。これを理解していないと、トランプ大統領が行おうとしている事は到底理解できない。
自由貿易の所為で、アメリカでは身の回りの安価な商品をアメリカで製造しなくなり、輸入に頼っている。具体的には一部の安価な薬や、衣料品・日用品などが代表例であろう。その為、万が一の事態が発生した場合には、アメリカ人は生活できなくなってしまう。特にコロナ過ではマスクを製造している企業はなかった。これは国防上において大変危険な事であり、対処すべき重要課題である。
日本の場合も一部の薬はかの国でしか原料を作れておらず、米国同様に大変危険な状態にある。そして衣料品や日用品も多くをかの国に頼っている。一部は国内でも製造しているが、売価は安く、薄利多売でなんとか凌いでいる状況である。
そしてもう一つ重要な事は、既得権益構造の破壊である。ヨーロッパは元々既得権益者が牛耳っている社会であるが、それがアメリカでも蔓延してきており、それらがヨーロッパの既得権益者と繋がって社会を壊して初めて来た。この既得権益を破壊する事も、トランプ大統領が試みていると云う事を、このコメンテーターも理解しているハズ。しかしこれを書かないと云う事は、このコメンテーターも、既得権益者からおこぼれを頂戴しているからだろう。