原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

犬も歩けば

2007-03-10 18:04:01 | 自然科学
 犬も歩けば棒に当たる
この時実際に動いたのはどちらでしょう。図をご覧ください。大きな犬が地球の自転速度と同じ速度で歩いています。地球にはこれまた大きな棒が刺さっていて地球の自転と共に犬の方に向かっていきます。犬は宇宙空間に対してはじっとしていて、ただ地球をランニングマシンよろしく足を動かしているだけです。犬にしてみれば「自分はその場で足踏みをしていただけ」と思うでしょうし、棒のほうは「犬が体当たりを喰らわした」と言うでしょう。このようにどちらが動いたかを決められないときに「犬と棒は相対的に接近した」と言います。

相棒が必要

2007-03-10 00:44:54 | 自然科学
 うちわを動かすか顔を動かすか
笑い話で、夏暑いとき普通はうちわを動かして顔はじっとして風をあてるのですが、うちわを止めて顔を動かすのも同じというのがあります。確かに少しは風を感じます。ところで相対論では両方とも同じという立場です。確かに物理現象では、例えば電線を磁石の近くを通過させると電気が起こり、逆に電線を停止させて磁石を動かしてもやはり電気が発生するのでどちらが動いたかは意味を成さないのです。あくまでも「相対的に」動いていればよいのです。この「誰がうごいたかは誰も決められない」というのが一般相対論です。全て、ある系とそれ以外の系の両者の間でのみ「相互に近づいている」とか「相互にはなれつつある」などの概念が意味を持つのです。1つの系単独ではその運動状態は記述できないのです。紙だけまたは鉛筆だけでは字が書けないのです。