原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

原理は1つ以上は間違い

2006-05-04 22:49:57 | Weblog
一般相対性理論が何ゆえに「一般」なのかがわかると、あとは簡単です。物理量を座標変換で不変性を保つ数学モデルを確認すればよいのです。そのモデルとは複比で表現した4次元の2点間の距離であり、またはテンソルで記述した物理量です。これらは「ふむふむ、そういうものなのか」とうなずけばよいのです。しかし、なにが「一般」なのかは、脇を固めておくことが必要です。

原理は1つ以上は間違い

2006-05-04 22:41:40 | Weblog
修正を長らくできませんで申し訳ありません。今年は一般相対性理論の生誕100年なので、なかなか普及しない一般相対論を分解して整理しなおして皆さんに提供しようともくろんでいました。その結果、「駅前相対論」としてご紹介することにいたしました。特殊相対論は「光の速度が、慣性系の人には同じに見える」というわかりやすい基準があるので「慣性系は全て相対的である」との説明はすぐ呑みくだしていただけるとおもうのですが、一般相対論では、なにが基準なのかの説明が、今ひとつはっきりしなかったのです。この本ではそのポイントを突きました。等価原理により、加速度系でさえも、既に相対的であるとわかっている慣性系と同等であることがわかった。ゆえに「慣性系も加速系も共に相対的である」すると「慣性系と加速系を合わせたものは全ての系=任意の系である」との理由から「任意の系で物理法則は同等に表現できる」という一般相対性がはっきりと出てくるのです。