お供えものの心理学 2006-09-30 22:06:35 | Weblog お供え物の心理学 おそなえものは「一番よいもの」とすることになっています。収穫物でも真っ先に採れたものでなければ意味を成さないのです。これはどんなことでしょうか。宗教での神や仏に対して、自分に対して一番価値のあるものを差し出すことにより神や仏に対し、忠実であることを表明するのです。私は妻が犬の餌のため電気釜で出来たご飯の最初の一すくいを使おうとしたことに腹をたてました。人間をさておき犬ごときに何たることをと感じたのです。
生花のインパクト 2006-09-30 18:20:14 | Weblog 生花のインパクト どんなに良く出来た造花より一輪の本物のバラが人の目をひきつけます。生花はなぜこんなに強力なのでしょうか。それは生のモノはいずれ腐り、悪臭をはなち、忌み嫌われるようになりますが、私達はそのようなことになるのを潜在的に恐れ遠ざけようとする心理があるからです。つまり生花に自分の将来を見てとるのです。関心がたかいのです。道路の近くで商店の宣伝のため人物が旗やプラカ-ドを持って立っているのをみることがあります。これも同じで生体に私達の目は釘付けになります。今度「いけばな」をそのような目で見たください。
猫の運搬 2006-09-30 09:49:35 | Weblog 猫は子猫の首を咬む これは、刷り込みを狙うものです。ネコに限らず肉食動物が獲物を運ぶときは、獲物のえりくびを咬み、くわえていきますが、これはえりくび、つまり後頭部が生命の急所なので、もし途中で獲物が息を吹き返してもただ強く咬むだけで息の根を止めることができるからです。その様子を子供の第一印象に刷り込むことで狩の要点を解からせることができます。もちろん猫が子供を運搬するときは手加減(あご加減?)でけがをしないようにしますが、その姿こそ大切なのです。ちなみに今シ-ズンのスズメバチの被害ですが、スズメバチも人を襲うときは後頭部(延髄)と目を真っ先にねらいます。
鳩は戦闘機 2006-09-27 23:22:26 | Weblog 鳩は戦闘機 茨城県の霞ヶ浦は日本第の淡水湖です。昔はこのほとりに海軍航空隊の訓練施設があり、湖に面して航空機の格納庫がありました。これは戦後も施設として使用されていましたが、1つ困ったことがあります。この施設に鳩が住み着くのです。そして糞を「爆弾投下」して飛び回るので、どうにかして鳩を追い出そうとするのですが、出て行きません。そうでなくてもこの近くには鳩を狙う野良ネコやヘビがいるはずですが出て行こうとはしないのです。その理由はなにか?だれか鳩語を話せればいいのですが、推測するに、「風向き」ではないかということです。鳩が外へ飛び出すときちょうど良い風向きなのです。航空母艦も戦闘機を発進させるときは進行方向を風上にむけます。海軍航空隊の施設もそのことを考えて作られたのでしょう。
猫いらず 2006-09-27 22:54:28 | Weblog 「猫いらず」が無効になる 昔、ねずみの駆除のため「毒の入った餌」を「猫いらず」といいました。ところがあるときこれが全く効かなくなったのです。なぜでしょう?原因はマムシでした。マムシというのは日本でありふれた毒ヘビで、下手をすると人も死んでしまいます。それほど強烈なので精分も強く、田舎ではマムシをつかまえると皮をはいで串に刺し、軒先につるして乾燥させて保存していました。ところがネズミがそれを齧ってしまいました。そうしたところ、今度はネズミが毒入りの餌を食べても死ななくなってしまったのです。マムシの解毒作用が強かったのです。
真っ赤だな 2006-09-27 22:30:11 | Weblog 真っ赤だな 真っ赤だな、真っ赤だな、アメリカざりがに真っ赤だな、、、 今日、会社に行く途中、道路の近くで真っ赤に熟れた?アメリカザリガニの歓迎をうけました。夕べの雨上がりの小川から道路によじ登ってきたのです。まだ朝なのでカラスの攻撃にも会っていないのです。両手を大きく広げ、「やあ!」といっています。この時、「左右対称でない動物」も存在することに気がつきました。両手に相当する鋏の大きさが違うのです。道路なので車に轢かれないようにと思いつつその場を去りました。今思えば、携帯のカメラで記念撮影でもして、小川に投げ込んでやればよかったと後悔しています。昼近くになり、道路の真ん中で動かない赤い崩れた小さい塊があったので。
自然は忠実 2006-09-27 00:34:49 | Weblog こぶしの木 北国の春で有名になった「こぶし」の木、なぜ「拳」というかその由来をご存知ですか?この木の実が人間の拳の形に似ているからだそうです。じつは今、この木はこの暑い盛りに何をしているとお思いですか。よくみるとなにやら「ねこやなぎ」のようなちいさな蕾があります。これは来年の春の花の準備なんです。青々とした葉に隠れて目立ちませんが、自然は確実にプログラムをこなしているのです。桐の花なんか2年がかりで咲きます。
いま、なぜ相対論なのか 2006-09-25 23:15:01 | Weblog 強力だから相対論を なぜ相対論を調べるのかといいますと、それが、人生にとって強力な味方になるからです。人生の縁取りにできます。それは最も大きくかつ深遠だからです。宗教を杖にする人もいますが、科学は公平・客観・冷静です。空間の性質はどのようなもので、それ故自然現象はどのように観測できるのかを知ることは意義深いことなのです。そのような背景のなかでいかなる時間の過ごし方が自分に最も相応しいのかを追求するプロセスが人生をゆたかで実りあるものに出来るのです。ですから相対論は単に最高の理論であるが故のみならず人生の深い思索を提供するから研究するにあたいします。
等価原理の追体験 2006-09-24 15:47:33 | Weblog 落下傘の隊員 これからの話は空気の抵抗は無視します。落下傘、つまりパラシュ-トをする人は地球の重力に引かれて落下していきます。しかし、自分の体重(装具なども含む)もあるので重力の加速度に体重を掛けた分の力が上空方向に働きます。じつはこの力が重力を打ち消しているのです。ですからこの人は自由落下することにより「無重力状態」を体験しています。もし等価原理が成り立たないと無重力状態は発生しません。
重力場の決闘 2006-09-24 00:07:36 | Weblog 重力場と慣性質量は相打ちになる 重力場でリンゴが落ちる時、重力のエネルギ-は、リンゴの慣性質量を加速させるために消費され、相殺されて0になります。リンゴは加速されますが、何の力も働いていないかのごとく見えます。重力で引かれる分だけぴったりそのものの慣性質量で抵抗しますので、力は釣り合って見かけ上は働いていないように見えます。引かれるがゆえに抵抗するのであり、引かれなければ抵抗しないのです。これが「等価原理」です。もし、等価原理が成り立たないとすると、例えば豆腐のような柔らかいものは重力場で落ちる時ばらばらに崩れます。