原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

宇宙に主人はいない

2007-09-27 23:39:04 | 自然科学
宇宙全体に対する加速系は確認できない
ロケットなどを宇宙の中で加速したと思っても、その中のことは重力現象と区別できません。そして重力場(地上などに立てられた状態)ではロケットは宇宙全体に対して動いたとは認識できません。つまりエンジンをふかして飛び去ったと思われるロケットも重力場で必死にロケットをふかして逆らい、宙に浮いていただけでちっとも動いていないともいえるのです。この結果ロケットは何に対して動いたのかが議論できるだけです。場所の要素が欠落します。ロケット以外の物体に対して相対的に加速したことだけがわかります。相対的ですからロケット以外の物もロケットに対して相対的に加速系です。
重力場の存在がロケットの宇宙に対する動きを封じ込めます。こうして「加速系の相対性」のみが抽出されます。

重力は引力のみ

2007-09-26 23:23:45 | 自然科学
蜂蜜の空間
蜂蜜のような強い粘りはありませんが空間は蜂蜜に例えるとよくわかります。地球などの重力場の周りにはこの蜂蜜がまとわり付いていて表面に近いほど押し付けられてゆがんでいます。この蜂蜜の中に漬けこまれたサクランボのように物体があるとします。このサクランボは蜂蜜を押しのけて存在するので蜂蜜にとっては邪魔です。このため蜂蜜はゆがみが小さくなる方向にサクランボを押し出します。これが重力です。複数の状態が混在するとき、状態は最も整理された形態が安定なので物体は一箇所に集まるように見えるのです。このため重力は引力のみです。宇宙空間は重力により自動的に整理整頓されます。1つの場所を共存しようとするときの知恵です。


押し相撲の相対性

2007-09-24 23:23:18 | 自然科学
土俵の無い相撲の相対論
相対性は土俵の無い押し相撲のようなものです。どちらかが一方的に押し込んだのではなく、ただお互いが同じ条件でぶつかったのです。

空間流動と相対性

2007-09-23 23:18:09 | 自然科学
流動空間と相対性
重力場の存在により慣性の法則の成り立つ現実の物理空間は流動的であることがわかります。その結果無重力の宇宙空間で加速したつもりのロケットも、その背後にある見えない重力源に押し寄せる空間をかきわけて必死に重力源から逃れようとしている姿かも知れないのです。加速関係にあるのはリンゴ達に対してのみです。ロケットから見てもリンゴから見ても条件が同じなので「相対的」であることになります。こうして「加速系の相対性」が確認できます。重力場の存在のおかげです。

通勤電車での相対性

2007-09-22 23:05:12 | 自然科学
日常の相対性
電車が発進加速するとき立っていると体が電車の壁に押さえられたりします。そのあとすぐ電車が一定の速度になるので加速度状態は無くなるのですが、これは地球の重力場と全く同じ情景です。図をご覧下さい。重力場に電車がありその中の人も壁に押さえつけられています。この2つが区別が出来ないということは電車は空間に対しては加速しているかどうかわからないが中の人に対しては加速状況であるということです。つまり電車の加速をみとめるのは中の人だけで、しかもお互いにという条件付きなのです。地球などの真の重力場の存在により加速系というものは全て相対的という条件付きに成ったのです。

ヨ-グルト空間の相対性

2007-09-21 01:19:08 | 自然科学
ヨ-グルト空間の相対性
この現実の空間はヨ-グルトのような性質があります。このヨ-グルトは透明でつかみどころの無い、しまつに負えないものですが、慣性の法則でその存在を垣間見ることが出来ます。空間の中の物体はよそから力を受けない限りそのままの状態を維持しようとします。ヨ-グルトの粘性にとらわれているのです。この安住の位置からずらそうとすると力を与えなければ成りません。ロケットなどで押すのです。ところがアインシュタイン博士は地球などの重力場で、物体はこのヨ-グルトごと落ちてくることに気がつきます。重い物も軽い物も全く同時にストンと着地するからです。滝の水が魚や木の葉なども一緒に滝つぼへ運ぶのと同じです。その結果ヨ-グルトは流動する性質があることになります。するとロケットなどが加速してヨ-グルトの海の中を進んだといっても、ロケットは果たして動いたのかそうでないのか決められません。変動相場の上で固定金利を決めるようなものです。この結果ロケットはヨーグルトに対しては加速しているとは言い切れない、ヨ-グルト以外の何かに対してのみ加速していることがわかります。そしてその加速はどちらが動いているか決まらないので双方から見て同じになります。一方的ではないのです。相対的です。こうして「加速系の相対性」が確認できました。

相対論のコツとツボ

2007-09-18 23:26:41 | 自然科学
相対論のコツとツボ
骨壷は最後に残ったものを入れるものです。ここでは真空中の重力場が全てを引き受けます。真空の重力場の存在は全ての系のはしごを外してしまいました。みんなどこをどちらの方に動いているか決められなくなったのです。重力場は放射状に存在し、強さはブラックホ-ルを最大として任意の大きさを求めることが出来ます。このためいかなる加速系も再現できてしまうのです。そのため加速度系でさえも何に対して加速しているのかを指定しないと決められないのです。単独では存在することが出来ないのです。つまり加速度系も相対的なものであることになりました。言い方を変えればこの世で誰も運動の軸足に成れないことがわかりました。全ての運動はお互いに誰か相手を見つけて決めることになるのです。

禅問答的相対論

2007-09-18 01:09:08 | 自然科学
禅問答的相対論
禅宗のえらいお坊さんが弟子を前に問題を出します。両手をパンとたたいて「今の音は右手の音か、左手の音か?」みなさんはもうお分かりですよね。相対論もこれに似ています。前に使った図で申し訳ありませんが、ロケットR1のバネは床が押したから縮むのか人の体重が原因かは決まらないのです。事実はバネが短くなったことだけです。相対的に床と人が近くなっただけです。このようにして加速度系も相対的となります。

相対論を語る時代

2007-09-17 00:06:01 | 自然科学
厚かましくも相対論を語ろう
解かることは必要なくて、知ることが大切です。真空の重力場では軽い鳥の羽毛も重い鉛の玉も同時にストンと落ちます。これは無重力の宇宙空間でロケットが発進する時と同じ光景になります。ロケットの中は真空として、室内にふわふわ浮いていた羽毛や鉛の玉にロケットの床がドスンと体当たりします。このことと先ほどの重力場のことを併せるとロケットは何に対して加速したのかということになります。ロケットは鉛の玉や羽毛に対して加速したのです。いやそれだけでなく、玉や羽毛も床に対して加速しているのです。どちらかが一方的に動いたとは誰も証言できないのです。双方とも「自分は止まっていたが相手がぶつかってきた」という証言が共通します。数学的には「2点間の最短距離を表現する式の形が同じ」ということになります。実際最短距離を表す式を測地線といいますが、この式はテンソルで書かれていて、任意の座標変換でその式の形を変えません。