原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

原理は2つ以上は間違い

2005-05-30 22:45:37 | Weblog
このブログの狙いは相対論における原理の整理統合です。従来の2本立ての原理を1元化しようとするものです。特に一般相対性原理に、等価原理は吸収されるということを主張したいのです。任意の系で等価原理が観測されるので、これは任意の系で物理現象が同等に観測されるという一般相対性の現れであるという捕らえ方を主張するものです。車を買って車庫に入れるとき、別にタイヤ用の車庫を作る必要はないでしょう。タイヤは自動車の一部ですから。今までの本ではタイヤ用の車庫が必要だと言っているのです。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-29 23:47:11 | Weblog
空間の曲がりが重力を生むなどと表現されても視覚的にはわかりません。そこで次のように考えてはどうでしょう。ベルトコンベアを見たことのある人は多いでしょう。このベルトの上のものはすべて同じ速度で移動します。大きいものも小さい物も軽いものもおもいものもまったく同じ振る舞いをします。そして何か障害物があるとそこでみんな止められますがベルトだけは動きます。この障害物が地球の表面です。物体は空間というベルトコンベアに乗り地上方向へ向かいます。ただこのコンベアは、常に一定の力を加えることができるので、だんだんと速くなります。そして地上に衝突した物体はコンベアの運動により一定の力で地上に押さえつけられます。地球という物質は空間を吸収しながら存在できると考えます。もし地上が、静止する物体にたいして一定の力を加え続けるとしたら、地球はあっという間に膨張しなければなりませんが、現実はそうなっていない以上、コンベア説が視覚的にはわかりやすいと思います。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-24 23:32:23 | Weblog
人間が車などに一定の力を加え続けるのは容易なことではありません。止まっているのなら簡単ですが、動く車に一定の力を加えようとするなら超高速の乗り物を準備する必要があります。何せたとえば重力の加速度と同じ状況を再現しようとするなら、1秒後は時速35k、10秒後は時速352kになっていなければなりません。新幹線でも時速300kになるまでは発車後何分もかかるのです。いかに同じ力を加え続けることが困難なことかお分かりでしょう。ともあれ、ともあれ物質の周囲は均一な吸収環境であっても、吸収されるほうが慣性の法則に従うので加速度を得るのです。

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2005-05-24 23:13:36 | Weblog
なぜ加速運動をするのか。これは常時空間が消費され、かつ空間もろとも慣性の法則に従うからです。ある瞬間に空間が10km/秒の速度で地表に向かっているとします。すると次の瞬間はこの空間もろとも吸引するので速度はたとえば15km/秒になります。つまり加速度を受けています。つまり地球の吸引環境は一定でも、空間のほうが慣性がありますから加速度運動になります。逆に、たとえば地上で、とまっている車を押すとき、車に同じ力を加え続けるには、加速度を以って加える必要があるのです。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-23 22:59:19 | Weblog
りんごはなぜ加速度を持って落下するか。これは曲がった時空を測地線運動をしているのですが、感覚的には、地上に近いほど空間の消費速度が速いとでもしたいのです。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-23 22:45:18 | Weblog
測地線運動は、運動状態にあるのは容器であり中の物は、慣性の法則に従いのみです。だから力も受けません。お盆の上にゴルフボールやピンポン玉を乗せてお盆を動かします。玉は回転こそしますが、その位置を変えません。では、高い空から自由に落下するりんごは、どのような状況なのでしょう。電車の床の上でカーブの時、転がる空き缶と同じなのですが、本質は本当に同じなのでしょうか?わたしは、物質は空間を消費し続ける事により存在すると解釈しています。物質は周囲の空間を取り込みながら存在できるとするのです。すると空間内に慣性で存在するものすべて同一の加速度で測地線運動をします。なぜ加速運動なのでしょうか。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-23 22:26:49 | Weblog
微分積分の本で曲線で囲まれた図形の面積や球面を含む空間の体積を求めたりいますが、すべてその空間を記述する数式があるときのみ求まるのであり、子供がいたずら書きしたような図形は適用できません。曲線を微小区間に分けると、いたずら書きも直線になりますがある区間、積分できません。微小区間がたどる数式がないのですから。したがって一般相対論で議論に持ち出されるのは地球の赤道や経線に沿う運動や2点間の距離です。これらは大円といい、測地線となります。測地線はその空間の2点間の距離の最短をあたえます。この測地線に沿う運動は重力を感じません。なぜならこれは物体に力が作用しているようなものではなく、逆に座標が動いているのです。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-23 00:21:49 | Weblog
一般相対性の検証として、太陽の近くを通過する光の曲がり具合を計算するものがあり、ある人は等価原理の効果と一般相対性原理の効果を合計したものが観測結果と一致するから、一般相対性は正しいと述べているのがあります。何か等価原理と一般相対性が独立して存在するような印象をうけますが、一般相対性の作用する時空では等価原理も同時に作用しているので、2つの効果に分けること自体が意味を成さないのだと思います。魚はえらで酸素を取り込む、また魚は水の中に棲むということを分けることに意味があるでしょうか。水に棲むさかなはえらで呼吸するのは抱き合わせのようなものですから。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-23 00:12:42 | Weblog
戦略のミスを作戦で補うことはできない。作戦のミスを戦闘で補うこともできないといわれます。より根源的な方向付けがいかに大切かということです。相対論の理解でも、そのことが必要だと思います。特殊相対論においては、光速度不変の原理は特殊相対性の現れであり特殊相対性と同格並列のものではない、また一般相対性理論では、重力と加速度の等価原理は、一般相対性の現れであり、同格ではないことを認識し、正しい方向を見失わないことが必要です。

原理は2つ以上は間違い

2005-05-22 18:22:00 | Weblog
相対論の原理を圧縮し、トップに一般相対性原理、それを支えるのが、等価原理、その下に、特殊相対性原理、それを支えるのが光速度不変の原理として体系を整えるとわかりやすいでしょう。同格並列の2つ以上の原理は混乱の元です。