「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆自然体で基礎体力◆   3929

2018-02-23 18:03:08 | 日記

んちわ、あれ、初子さん、今日は “姥桜会” で群馬に観梅に出かけなかったの?、朝晩雪の予報で寒空だから3月になってから?、それが正解かもね、ハハハハ。でも桜の開花予想が出たから春遠からじだわ』、『翁さん、こんにちわ。雨が降らないで空気もカラカラですね。ここ数日は気温も上がらずに真冬に逆戻りだそうで、それに行く先の梅の開花もこれからだそうで、先に送りました』

期の五輪?、テレビは見ないわ、「平昌」って何と読むのかね?、「ぴょんちゃん?」、開催地の地名も分からない、ファハハハ。況してや競技名、例えばカーリング、日本語に直すと何と言うのかな?』、『カーリング、カールおらが村とは関係がないのでしょうか?、ホホホホ、発祥はドイツのようですね。選手も年間300日以上はトレーニングだそうで、経費も大変でしょう』

は高校の時に100M走で11、5秒を出したことがあるが、体力は家事の畑と山仕事の手伝いと砂利道を自転車で往復30キロの通学がトレーニングだったよ。体育の教師に奨められたが競技会には出なかったわ』、『翁さんは校内マラソンでも上位だったそうで、100M走は、その当時の県体に出れば入賞、若しかして優勝だったかもですかね。当時は精神的にも鍛えられたでしょうから』

学の時には修学旅行の費用の為に、山から背負子で炭俵を、俺は3俵(1俵15キロ)担いで山道を2キロ、日曜には3往復、自然体で基礎体力だったな、ハハハハ』、『その話は時々主人もしますね、時代だったからだけではないでしょうね、勉強も覚束なかったようで。美味しい物を食べ、設備の整った施設、海外にまで遠征してのトレーニング、幸せな選手生活で選ばれて五輪にですね、ホホホホ』

                

あとがき==われわれ世代は、生きる気力は失われていないな、耐えることを知っているからね、ガハハハ==放念の翁