「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆分化国家とは何か◆   3916

2018-02-10 15:51:01 | 日記

あ、こんちわ、勘さん。夕方は40分ほど日が伸びて、太陽が落ちる場所も少しばかり北に、気持、雑木山も芽が出始めたようだ、ハハハハ。あちこちから早春の花便りもあるようで』、『翁さん、日が伸びたよ、あと1週間ほどで「雨水」、“木の芽起こし” だから春近し、お互いに元気で春を迎えられるわ。・・これから買い物かね、婆さんも出かけるそうだから用足しができれば』

国での冬のオリンピックは厳寒、選手も観客も大変のようで、大会ボランティアが耐えられなくて大勢逃げ出したそうだ、ハハハハ。2020年の東京五輪の最大の敵は猛暑だそうで』、『あちこちで記録的な寒さや降雪、翁さんこれも地球温暖化の影響のようだが解せないな、ハハハハ。ニュースで暖房で電気の使用量が増加、節電が呼びかけ、だから原発が必要と言いたいようで』

さんは寝床で本を読みながら寝付くそうだが、俺も日本地図を見始めたが、面白いは。ただ市町村合併で以前に覚えた地名が消えてしまい、文化のない地名が増えて』、『昭和の大合併で由緒ある地名の多くが消えたが、幸いに国鉄時代からの駅名はそのままだから、時代由来の市町村名は残されている、これだけは国鉄の幹部は立派だったと思うよ、文化人だろうな』

都のさいたま市、称号は単なる記号だが、駅名には大宮、与野、浦和、岩槻、大和田、指扇など旧市町村名がそのまま、歴史的な背景を理解ができるわ』、『勘さん、俺は今でも列車時刻表が愛読書で、時々鈍行を乗り継いで机上で本州を一周を、夜行列車が消えてしまい、時間がかかるわ、ハハハハ。新幹線は人を運ぶ箱、景色を眺め、駅弁を食べ、車中で地方の人と会話を、所謂「旅」の風情は全く無くなったな』
                                           
   
             

あとがき==日本人が日本の良さを知らなくなってしまって、無国籍な似非文化を追い求めている、政治家までだわ、ガハハハ==放念の翁