「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆ おらおらどうする ◆   3909 

2018-02-03 15:55:36 | 日記

や、梅二さん、仕事かね。暦の上では立春で春だが、どうも寒波が居座ってか寒さが厳しいね、ハハハハ。確定申告かね?、自分で準備をして、来週の町の納税相談日に提出をするわ』、『こんちわ、翁さん。先日の降雪による諸々の影響で、野菜を中心として物価の高騰は少なからず家計に影響が、俺の建築の仕事にも影響だわ。・・年々、奧さんの介護も大変になるようだね』

さん、実は友人の中小の土建屋が倒産をしてね、仕事はあるのに若者が集まらないそうで。どうも受注者が減ってきて、公共事業が遅れているそうで。災害でもあったら復旧が進まないようだわ』、『そう言う話を聞くな、近くでは運送屋が運転手が集まらないそうで。AI(人工知能)やロボット化が進んでも、大きな谷間があるからな。政府の言う賃上げの以前の問題だろう』

気観測で求人倍率が上がったとぬか喜びも、人手不足の顕在化さ。・・仕事の足で本屋に、60歳を超えての作家デビューで芥川賞受賞の “おらおらでひとりいぐも” が面白そうなので本屋に立ち寄ったら品切れで、ハハハハ。』、『梅二さん、東北弁はユーモアを感じ、言葉に温もりがあり心と心の対話だな。この辺りは上州弁のようで、時々はブログには使っているが、殆ど話す人がなくなったわ』

も30年ほど前、東日本はあちこちに出かけたが、鈍行列車の中は地方地方の方言が飛び交い、まるで他民族、東京弁で言い直して貰わないと分からなかったわ、ハハハハ』、『日本文化の方言は遺産にしたいと思うよ、その地方の小中学校では方言で会話をして欲しいわ。 “おらおらでひとりいぐも” は俺も探してみるわ、デパートの「丸善」にはあると思うがな。これからドラッグに回って』

                

あとがき==求人倍率が高水準だそうだが、問題は就職者の定着率だろうな、数年で退職、ベテランが育たないそうで、ガハハハ==放念の翁