「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆老人よ文化を尊べ◆   3917

2018-02-11 15:49:26 | 日記

う、翁さん、庭の雪がやっと消えそうだが、山は花粉が飛び出すのを待ち構えているわ。今日は紀元節、暦を見たら皇紀2678年だ。歴史的な正否は兎も角、国家の生誕だわ』、『おや三郎さん、何とかこの寒さは乗り切れそうだが、異常気象がどこまで続くかで、スーパーの野菜や鮮魚などが相変わらずに高いわ。・・< ♪♪雲に聳(そび)ゆる 高千穂の高根おろしに草も木も > だな、ハハハハ』

旦節(四方拝とも)、紀元節、天長節、明治節、いわゆる4大節が戦後まであって、宮中行事は今でも続いているようだな。14日は季節、暦には関係が無い聖バレンタインデー、確か昭和30年代には義理チョコがあったよ、ハハハハ』、『チョコレート商戦に煽られて、職場での贈答習慣の最たるものだったが、三郎さんはチョコを沢山貰っただろう?、トラックで持ち帰った?、ファハハハ』
                                                     
日の節分もそうだが、初午や雛祭り、花祭りなどの民俗行事が我々世代の人間まで薄れて、真似事が好きな若者文化に毒されてしまい、老害以前に老人の影響力がなくなってしまったわ、老人が無気力と言うことだろう、翁さん、ハハハハ』、『あちこちで梅祭りや椿まつりなどが始まって、一雨あり気温が上がれば、霞たなびくだ。・・梅二さんからゴルフの話が?、ハハハハ』

もなく自動車保険が満期に、いくつかの会社の補償内容などをネットで比較しているが、何とか5万円以下の保険料の会社を探して、いつ事故を起こすかこればかりは』、『翁さんは1年に1万5千キロ近く乗るそうだが、自動車保険は走行距離と車両保険で保険料が高くなるそうで。免許証を返上しろと言われても、車が無くては医者通いも買い物も、死活問題だからな、ハハハハ』
                                               
     

あとがき==暦の最初の節気「立春」を過ぎて、春寒(余寒)もあと少し、日差しが随分と明るくなってきたわ、ハハハハ==放念の翁