ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

蓼科高原散策~乙女滝と御射鹿池~

2020-11-23 | ドライブと散策

蓼科高原で次に向かったのは横谷峡の入り口にある「乙女滝」です。その乙女滝の入り口に「木戸口神社」があります。ここでも武田信玄ゆかりの地…が出てきました。小さな静かな神社でした。

 

 

「乙女滝」は灌漑用水「大河原堰」の一部、江戸時代に造られたものです。

 

乙女の名からはちょっとイメージが違う豪快な滝です。

 

 

青空と紅葉と滝…ここはマイナスイオンが豊富だそうで(なんと20000個/㏄だそうです)、いい景色を眺めてしばし佇みました。

 

乙女滝の写真も、次の御射鹿池の写真もたくさん撮ったのに、操作ミスで全部ボツになってしまいました…この後の写真は夫から借用しました。御射鹿池に行く途中のカラマツ林がきれいでした。

 

 

「御射鹿池」は奥蓼科の明治温泉に行く湯みち街道にあります。寒い所なので、農業用温水溜池として造られた池です。有名になったのは東山魁夷画伯の「緑響く」のモデルになったと言われてから…それでも以前は静かな池の端まで行って、自由に散策出来た場所でしたし、訪れる人もあまりいませんでした。ところが今は大型バスまで来る観光地になって、駐車場ができ、池の周りに柵ができて驚きです。でも晩秋の御射鹿池はいい佇まいでした。

 

晩秋の装い…落ち葉を浮かべる御射鹿池です。

 

 

 

水面に映った木々の姿にも秋の深まりを感じます。

 

 

夫はこんな風景にも目を留めていました。マガモです。

 

船の通った跡は「航跡」といいますが、水鳥の通った跡は「泳跡」というのだそうです。このマガモの泳跡です。

 

 

 

岸辺近くを泳ぐマガモの泳跡です。

 

 

蓼科の晩秋を感じたこの日、里に下りて来て、茅野市でまたまた見事な紅葉の「長円寺」に立ち寄り、紅葉狩りをしたのですが、写真がありません…

蓼科山の初冬、蓼科高原の晩秋、長円寺の秋を感じた二日間でした。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
乙女の滝 (ran1005)
2020-11-24 10:04:39
乙女の滝は久しく行って居ません。
写真を拝見してとても懐かしいです。
お天気も良くマイナスイオンをイッパイ受けて、
さぞ鋭気を養われた事でしょう!
晩秋の御射鹿池には行った事がありません。
あの静かな溜池には落ち葉が散って鏡のイメージがありませんネ。
マガモが飛来しているのですか?
ちょっと意外な風景です。
その昔、砂利道の頃、キノコ採りの師匠に連れられて
良く明治温泉近辺に行きました。
御射鹿池は単なるため池でしたのに・・・
今では駐車場まで用意されて・・・
東山魁夷画伯のおかげで(?)
様変わりには目を見張るものが在りますネ。

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こんばんは (花華 )
2020-11-24 22:53:38
秋の御射鹿池、新緑の御射鹿池、冬の御射鹿池など何度か行きました。
当地からは遠いのでなかなか・・・・
いつの間にか駐車場ができ、水際まで行けなくなってしまいましたね。
こちらで有名になった「モネの池」にさえ観光バスが来ますから、御射鹿池が賑わうのもわかりますが・・・・
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御射鹿池 (take)
2020-11-25 01:07:57
こんばんは。
「木戸口神社」
武田信玄ゆかりの地がまた一つ。
(先日お話しした)歴史好きな夫の友人はご存知かなぁ・・
私は看板の「武田信玄公ゆかりの地」の文字を見てほっとしているのです。
「信玄公」・・「公」がついている。
「敵」感だけなら「公」はつけないと・・。
※ちなみに夫が最大の関心をもっているのは「安田義定」です。
と、横道にそれそうです。

晩秋の御射鹿池。
渋さが光を得て華やかにも見える不思議な光景ですね。
すてき。
また違った印象の御射鹿池。
画伯はこれも描きたくなるのでは。
だんな様の手仕事、お料理、そしてここにも拍手です(この言葉使いは「上から目線」的なのでしょうか)
どうも語彙が少ないもので すみません。

マガモの泳跡
こんなふうに波紋をつけながら進むのですね~。
「泳跡」という言葉はタッジ―マッジーさんに教えていただいた言葉・・。
今度 水鳥たちをみるときにはここにも注目してみようと思っていたのに忘れていました。
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ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2020-11-25 20:13:40
こんばんは。
ran1005さんも乙女滝には行かれたのですね。
ここは滝の近くまで行くことができるので、マイナスイオンをたくさん浴びることができます!
風向きによっては滝のしぶきも飛んできますが、気持ちの良い場所ですよね。
とってもリフレッシュできた気がしました…

晩秋の御射鹿池は緑響くのイメージとは違いますね。
それでも晩秋らしい水面はまた違った良さがありました。
水面の水鏡は望めませんでしたが…
この池周辺の変化には驚かされますね。
確かに最初も今も単なる溜池なんですが。
やはり東山魁夷画伯の力の大きさといったところでしょうか…
この日も県外の方々の車がたくさんと待っていました。
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花華さんへ (タッジーマッジー)
2020-11-25 20:28:06
こんばんは。
そちらからはずいぶん遠いのに…
四季折々の御射鹿池に来られているのですね。
花華さんは本当に良くあちこち出かけられていて驚きです!
冬の御射鹿池にも来られたのですか?!それもすごいことです。
また違った幻想的な風景だったことと思います…

気になっている「モネの池」!
私も一度行ってみたいと思っているところなんですが…
そちらも御射鹿池と同様の変化が起きているのですね。
出来れば人が少なくてスイレンが咲いているときに行きたいものですが、
きっと花咲く時期は人出もすごいのでしょう…
名もなき池だったそうですが、今や人気スポットですものね。
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takeさんへ (タッジーマッジー)
2020-11-25 20:56:16
こんばんは。
本当にこの諏訪地方には信玄公ゆかりの場所が多いです。
この地には信玄はお寺を作ってくれたり(慈雲寺のように)と感謝の気持ちもあるのではないでしょうか。
「敵」感をイメージする場所はない気がします…

旦那様の関心のある「安田義定」は私の乏しい知識の中にはいない人物です。
歴史も時代劇も時代小説も敬遠してきた私…
今になって気になることがあれこれです。
もっと勉強しておけば良かったです…

晩秋の御射鹿池も画伯の描く世界と違いますが、良かったです。
渋さが光を得て華やかにも見える不思議な光景…
確かにそんな感じです!
takeさんの表現、ステキって思いました…
語彙が少ないなんてご謙遜を!
夫のことも褒めていただいて、ありがとうございます。
写真を他の方に見てもらう機会がないので嬉しいことでしょう。

水鳥の泳跡は私も見逃していました。
今度注目して見たいと思ったところです…
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晩秋の御射鹿池 (みさと64)
2020-11-26 19:37:38
こんばんは。
乙女滝は行ったことがないのですが、
ホント豪快な滝ですねぇ〜
先日見てきた白糸の滝とは大違い(笑)
まぁ、一般に滝といったらこっちのイメージですね。
たしかに乙女チックな滝ではないけれど・・・

えっ! 写真が全部没ですか?
それは切ないですね。
せっかく一生懸命に撮った写真だったでしょうに・・・
でも、こうしてご主人様が撮られた写真を借りて、
記録に残すことができてよかったですね♪

カラマツ林の紅葉がきれいですねぇ〜
一山そっくりカラマツ林のような・・・
そういえば上田から草津へ向かう時に、
こんな風なカラマツ林が広がっていて、
火に当たった黄葉がすっごくきれいでした。

晩秋の御射鹿池は、なんとなく寂しげな感じがしますね。
以前主人と二人で、氷が張っている御射鹿池に行きました。
当時はまだ、池の端を歩くことができたので散策したのですが、
静まりかえった冬の御射鹿池は貸切状態でした・・・

マガモの泳跡がいいですね。
わたしも、このような写真は撮れないと思いますが、
やはり男性は目の付け所が違いますね!
これらの写真を見ていると、池の静けさが伝わってくる気がします。

ご主人とお二人で、良い二日間を過ごされましたね。
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Unknown (みさと64)
2020-11-26 19:41:44
わぁー、恥ずかしい〜
「火に当たった黄葉」って・・・
枯れたカラマツの葉が燃えて、山火事になっちゃいますね。
お日様が当たれば黄色くてきれいですけど・・・
とんでもない誤字で、失礼しました(笑)
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みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2020-11-26 23:46:50
こんばんは。
この乙女滝は乙女が滝に打たれて祈ったことから名前がついたとか…
でも、実は灌漑用水の為に作られた滝だそうです。
御射鹿池の成り立ちと同様、今や観光地ですが…
それにしてもマイナスイオンたっぷりの滝は価値がありそうです。
白糸の滝とは様子が違いますが、それぞれに良さがありますね。

そうなんです、自分の操作ミスなので仕方ないですがガッカリでした。
夫はめったに写真は撮らないのですが、
御射鹿池ではカメラを持って行ってくれて良かったです。
どうにか記録が残せてホッとしました。
長円寺では私のカメラだけでしたので、写真無しでした…

カラマツの黄葉もまた良いものです!
みさとさんも旅の途中でそんな中を通られたのですね。
ご丁寧に訂正コメントをいただき恐縮です…
それにしても、本当に光り輝くカラマツ林はキラキラと炎の様にも見えますよ(笑)

御射鹿池に冬行かれたのですか!
氷の湖面は素敵だっただろうと想像します…
ここは奥にある明治温泉に行く道、ゆみち街道です。
なので、除雪されて冬でも大丈夫だったでしょうが、良く出かけられましたね。
四季折々素敵な御射鹿池ですし、貸し切り状態は良かったことでしょう!

夫に借りた写真はやっぱり目の付け所が違うと感じたことでした。
そうなんです、湖面に映る木々も湖面を漂う枯葉も晩秋の装い…
この泳跡にも晩秋の静けさを感じるひと時でした。
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