ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

蓼科高原散策

2020-11-22 | 旅行

蓼科山登山の後、蓼科のクラシカルリゾートホテルに泊まりました。夏のコロナが落ち着いた頃合いをねらっての計画だったのですが…コロナ対策万全な場所を選んでの宿泊でした。山小屋風のホテル…ラウンジには大きな暖炉があって素敵な雰囲気でした。

 

 

ライブラリーコーナーもあって、自由に部屋に持って行って読めるようになっていました。朝には新聞も部屋に届けられ、そんなサービスも気持ちよいものでした。

 

夕食後のひと時はこのラウンジの暖炉の側でしばし読書も…誰もいない空間でした。こんなディスプレーも落ち着く空間でした。

 

 

温泉にもつかり、夕食はホテルのフルコースをいただきました。テーブルごとに仕切りのある空間で、まずテーブルにはマスクケースが置かれていました。

 

秋ですので前菜のキノコとホタテのサラダ仕立てが美味しかったです。スープのボルシチも秋らしく、ボリューム満点なのにビックリ…魚もお肉も県内産のものを使っていたので、ワインも県内産をチョイス…ソムリエの方が丁寧に地元の説明をしてくれました。

 

 

美味しさに舌鼓を打っていてメインの写真がありません…焼きたてパンもとっても美味しかったです。デザートは「エスプレッソのプリン、アイスクリーム添え」でしたが、このプリンは緩やかで中にたくさんの栗(マロングラッセ)が入っていてとっても美味しかったです。飲み物はコーヒーを飲みたいけれど夜なのでと話したところ、ミルクたっぷりのカフェオーレを作ってくださいました!そんな心遣いも嬉しいホテルの食事でした。

 

お部屋は落ち着いた調度品と大きなソファーが二つもあってゆっくりくつろげました。次の朝の部屋からの眺めです。テーブルに紅葉が映っていました…

 

クラシカルな山小屋風のホテルの庭側の外観です。気持ちの良い朝の風景、外の気温は0℃でした…

 

 

 

朝食は私は洋食、夫は和食をいただきました。たっぷりなサラダや果物、ヨーグルトや飲み物だけビュッフェの朝食でした…朝食後は広い庭を散策しました。プライベートガーデンにはカラマツがたくさん植えられていて、芝に影を落としていました。

 

 

 

プライベートガーデンの中にはこんな渓流もありました。水鳥の泳ぐ池もあって、池にはさざ波の中にカラマツの木々が映っています…

 

 

ところどころにモミジがあって紅葉も楽しめました。まだまだ紅葉がきれいな蓼科でした。

 

 

 

 

散策の後、もう一度温泉につかって部屋で一休みし、ゆっくりチェックアウトしました。各種割引を使い、地域共通クーポンまでいただいて申し訳ないくらいのお値段での宿泊でした…

その後は蓼科湖に立ち寄りました。ここはもう紅葉の名残ですが、まだきれいでした。

 

 

向こうに蓼科山も見えます。少しさざ波がありますが水鏡も…

 

 

この近くに映画監督として高い評価を受けている「小津安二郎」の別荘(元は片倉製糸の山荘だった!)が保存されています。「無藝荘」と名付けられ、ここには映画関係者が集まったそうです。その縁で茅野市では「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が開かれています。

 

 

趣ある茅葺の家です。小津安二郎はここで野田高梧と共に映画の作品をいくつも作ったそうです。

 

 

 

この後「乙女滝」と「御射鹿池」に立ち寄って帰りました…

 

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6 コメント

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珍しく一番乗り〜 (みさと64)
2020-11-23 16:17:08
こんにちは。
蓼科で宿泊されたホテル、素敵なホテルですねぇ〜
…で、お夕食はフルコースだったのですか?

わぁー、美味しそう〜
季節の食材をふんだんに使って、県内産の物を使って…と、
そういったこだわりが嬉しいですよね。
良いですね、ワインを飲みながらのフルコース・・・
マロングラッセ入りのプリン、これはいつの日か、
ご自宅でも食べられるんじゃないでしょうか。
…と、ご主人様にプレッシャーをかけちゃいました(笑)

翌朝撮影の、お部屋の中からの眺めが素敵すぎます〜
渓流や水鳥が泳ぐ池まであるという、広々としたお庭も素敵!
紅葉もまだ楽しめたのですね。
紅葉の切り取り方が、本当にお上手です!
1枚目の落葉が始まった1本の木の撮り方も素敵だし、
色とりどりに紅葉した木々の枝ぶりの見せ方も憎いですよ(笑)
素敵な写真の数々、色々と学びながら楽しませていただきました♪
お互いにお得感満載の宿泊ができて、本当に申し訳ないですよね。

蓼科湖の紅葉もまだまだ見応えがあって、
「乙女滝」と「御射鹿池」にも立ち寄られて、
とっても素敵な一泊二日の旅でしたね。
「乙女滝」と「御射鹿池」の様子はどうだったのでしょう。
「乙女滝」はすずらんの妖精さんのブログで何度か拝見してますが、
わたしはまだ行ったことがないのです。
もう晩秋の風景であろう「御射鹿池」も、きっと素敵でしょうね。

ところで、パソコンのご機嫌が戻ったようで、
ブログ更新ができて良かったですね♪
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みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2020-11-23 22:49:07
こんばんは。
蓼科で宿泊なんて、ずっと昔の忘年会以来でした。
こんな時期ですが、温泉につかって美味しいものをいただけて感謝の旅でした。
みさとさんもいい旅ができて良かったですね。
この日はホテルのフルコース…地元産が嬉しかったです。
このデザート、みさとさんはお見通しです!
前回のホテルと同様に今回も…とこの食事の場でも話したところです。
ゆるゆるの固まり加減が難しそうですが…
その前に、ボルシチが美味しかったからと、今夜はボルシチを仕込んでいました!

このホテルのお部屋は庭に面していていい眺めでした。
この窓の形も独特…こだわりの作りでしょうか。
紅葉はもう終わっていると思ったのですが、ここでも見られて良かったです。
写真を誉めていただいて、お恥ずかしいです…
写真教室に参加して本も買って机に置いてはいるのですが、積読状態ですし、
カメラも使いこなせなくて…
今回も次のブログ写真がおかしな画像になってしまっていてダメでした。
取説も読まずに使っているものですからお恥ずかしいです…
私こそ、みさとさんのように撮れたらいいなと思っているところです。

そうそう、パソコンは夫が直してくれました…
聞いても分からないので、何がどうだったのか?です。
カメラも取説を見ながら直してくれました。
でも撮った画像は直しようがなく、みんなボツです。
ですので、次のブログは他力本願でのアップです…
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クラシカルリゾートホテル (take)
2020-11-24 00:00:33
あぁ、こういうホテルがあるのですね~。
今まで行ったことがある中、いえ、見て聞いた中でも一番すてきなホテル!
ホテル内部のデザイン・・こういう設計をされる、インテリアデザインをされるのはどういう方かしら。
すてきですね~。

プライベートガーデン・・・
リゾートホテルというものに泊まったことがない私には未知の空間です。
渓流散策、水鳥の泳ぐ池・・
あ~、さざ波の中にカラマツの木々が映り鳥たちも語らっている。

なぜか宮崎駿作品「風立ちぬ」のホテルを見たときの感激に似ています。
静かに時が流れていましたっけ・・。

みさとさんが感じられたように
写真の撮り方がすてき。
風景の切り取り方、光の入れ具合・・バシャバシャと撮っている自分が恥ずかしくなってしまいました。

お食事写真
メインを撮り忘れとは・・ちょっと残念なようなほっとしたような(私も何度も経験済み)
おかかえおうちシェフさんを「お持ち」のお二方のコメントには 私も笑顔(?)・・笑顔とうらやましさ(?)・・ダメだ言葉がでてこない。楽しませていただきました!!

※心遣いもこまやかなこのホテル
検索しました。あ~ここは東急さん、いいホテルですね~。
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takeさんへ (タッジーマッジー)
2020-11-24 01:42:56
こんばんは。
こんな状況下でしたが、サービス精神がどのスタッフにもある感じのホテルでした。
内部の大きな円錐形の煙突(?)のある暖炉も素敵でした。
それに木をふんだんに使った造りが私には嬉しかったです。

庭がきれいに管理されていて気持ち良かったです。
本当に静かに時が流れているような…
時にはそんな雰囲気に身を置いてみたくなります。
宮崎駿監督の「風立ちぬ」のホテルのモデルは軽井沢の「万平ホテル」だそうですね。
あのホテルもクラシカル…とっても素敵ですよね。
といっても立ち寄っただけで泊まっていませんが…

写真は私はバシャバシャとって、中にどうにかいいものがあれば良し…といった感じです。
takeさんこそ、素敵な写真をいつも撮られていますよ!
いつもそんな写真が撮りたいと目標ですもの…
食事の時の写真はタイミングも…
ついつい運ばれてきてすぐに手を付けてしまったり…
中々タイミングよく撮れないものです。
我が家はお抱えシェフとは言えないかも…
みさとさんの旦那様のようにコース料理までは作ったことがありません。
単品ならどうにかといったところでしょうか…
早速今日はボルシチを作っていました。
ホテルで美味しかったからと…

さすがtakeさん、よくお分かりで…
山梨出身の根津嘉一郎が東武なら、東急は長野県出身の五島慶太…
根津美術館もいいけれど、五島美術館もよかったし、きっとここもいいかなと…
創業者を頭において泊まってみました。
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蓼科のクラシカルリゾートホテル (ran1005)
2020-11-24 11:51:58
蓼科のクラシカルリゾートホテル⁇
どの辺に在るのですか?
私も近いので蓼科へは良く出かけましたが宿泊はしたことがありません。
良い場所をご存知なのですネ
お料理も美味しそうですネ。

「無藝荘」には地元の新聞で取り上げられた頃、一度行って居ます。
華やかな映画界の印象からすれば質素な佇まいの別荘だった記憶です。
蓼科湖は未だ紅葉が見られるのですネ。
マリーローランサン美術館が買い取られて何処に移転したのでしょう?
美術館がオープンした時には黒柳徹子さんもおいでになりましたネ。
私は美術館の近くに在るホテルハイジが好きでした。
昔は宮家の別荘が在ったとか・・・
自家製のチーズケーキをテラスで良く頂きました。
広い庭はタッジマッジ―様が泊られたクラシカルホテルとよく似ています。
先日孫に連れられて蓼科に行きましたらすっかり解体されて居り、
がっかりしました。







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ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2020-11-25 19:52:54
こんばんは。
蓼科のこのホテルは蓼科湖から少し下りてきた所を入っていきます。
幹線道路からはずいぶん奥まった所にゴルフ場や別荘地やホテルがあります。
静かないい場所ですよ。
蓼科は近いのでなかなか宿泊する機会はありませんね。
それでもコロナ禍ですので、近くでの宿泊としてみました…

「無藝荘」は映画関係の方々が集まったば所とすれば地味ですね。
元は片倉製糸の山荘だったとか…保存移築されて残っているのは嬉しいことです。
この関係で何人もの俳優さんたちが蓼科に別荘を建てたそうです。
先日、中井貴一さんが在りし日のお父さん(佐田啓二さん)の思い出と共に蓼科の別荘での日々を語っていました…

マリーローランサン美術館が閉館してしまったのは本当に残念でしたね。
でも、何年かしてホテルニューオータニに美術館が再開して喜んだものです。
早速東京へ行った時に美術館に足を運んで再会してきました!
でもその美術館も昨年閉館となってしまいました…
何とも残念な運命のマリーローランサン美術館です。

ホテルハイジも素敵なホテル…一度訪れたかったのですが、ここもなくなってしまいましたね。
でも、ホテルハイジはリニューアルしてオープンするようですよ。
以前のままではないかもしれませんが…
出来ればあのイメージでリニューアルしてほしいものですね。

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