破李拳竜・日記

ここでは私・破李拳竜が行ってきた仕事やお遊びとかの日記を、つらつらと載せてあります。

セガール主演「イン・トゥ・ザ・サン」に参加。

2005年12月07日 19時48分01秒 | Weblog
現在公開中のスティーブン・セガール製作総指揮・ 主演のハリウッド映画「イン・トゥ・ザ・サン」(原題:INTO THE SUN)の日本側のアクション演出を、元JACで「宇宙刑事シャリバン」の魔王サイコの分身・海坊主を演じた山田一善氏と共同で担当しましたので、よろしかったら是非観て下さい。

製作は去年04年の春行われたが、山田一善氏とは丁度20年ぶりの再会。彼は魔王サイコの分身・海坊主を演じながら「宇宙刑事シャリバン」のビーストも演じ、「シャイダー」ではシャイダー・スーツアクション担当で、その後はアクション監督になりつつ自ら怪人も演じてきた。彼とは年齢も変わらないハズだが、彼の髪は真っ白。苦労したんですなあ・・・。
 日活撮影所内にスタッフ・ルームが組まれたので打ち合わせに行ったが、監督のミンク氏はこれがデビュー作との事。私が参考に見せた「ゴジラVSキングギドラ」と「ゴジラVSモスラ」 のストーリーボードを、 ハリウッドの映画資料館に展示すべきだ!とか言って欲しがっていた。(笑)
でも、このミンク監督、えらくシャイでおとなしい人物。競争率の激しいハリウッド映画界では、生き馬の目を抜く勢いで、常に前へ!前へ!という態度が必要ではないかなあと、いらぬ心配をしてしまう程だ。私と二人になると、閃いたアイデアを話したりするが、プロデューサーなどが居る前では、とたんにおとなしくなってしまう。
 千葉真一氏が創設した「JAC」出身の山田氏だが、打ち合わせでたとえ話の時、「こういう場合、かつてサニー千葉が出演していた作品で・・・」とか他人行儀で言うので、私が「あなたの師匠でしょ!」とツッコミを入れるとぺロリと舌を出す(笑)
  アクションの共同演出の内容は、山田一善氏がアクションの全体の流れを作り、私がサブミッション技術のディテールを補助してコンテに起こしたという流れ。セガールは合気道を習っていて、立ち技関節が得意なので、それに準じたアクションを組み立てた。
(後編へ続く)

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