破李拳竜・日記

ここでは私・破李拳竜が行ってきた仕事やお遊びとかの日記を、つらつらと載せてあります。

映画「ロッキー・ザ・ファイナル」

2007年04月23日 23時05分50秒 | Weblog
   映画「ロッキー・ザ・ファイナル」が公開された。シルベスター・スタローンは凄い!何たって、60過ぎてあのガタイを復活させたスタローンの根性バカぶりは偉大だっ!!!ライバルであるアーノルド・シュワルツェネッガーが、タプタプになったお腹姿をフォーカスされ、ターミネーター姿が失われてしまったのにショックを受けたけど、スタローンは筋肉・根性バカぶりがホンモノであった事を見事に証明した!
  もちろん、60過ぎてもマッチョなシニア・ボディビルダーは存在するが、スタローンの凄いところは、「コップランド」などの作品で、怠惰な刑事役でだらしなく太った体にした後、またダイエットとビルド・アップによってロッキーのガタイを復活させたのだから、そーとーな苦労を伴ったに違いない。
  
  そしてロッキーシリーズは大好きな映画!『ロッキー4 炎の友情』はダイゴロウ対ゴリアス・・・いや、ダビデと巨人ゴリアデの対決で萌えます、いや、燃えますね!!!「ロッキー4」は時間も東宝チャンピオンまつり並みで短いし、プロモーション・ビデオみたいにノリ勢いで観られるから痛快で(笑)スタローンの映画はほとんど気楽にノリとテンポで観られるから良い!あ、これ、本当に誉め言葉です(笑)
  まあ、私は「ロッキー」1作目で初めてスタローンを観た時は、あのいやらしいタレ目で、なんてイヤな顔だろうと思った。それが「勝利への脱出」の頃からシェイプアップして、「ロッキー3」で体がビルド・アップされ、顔が引き締まると、「おお、コイツ急にカッコ良くなったなあ!」と思い(笑)体の絞り込みという点では「ロッキー3」と「4」の2本がベストですな!

   ・・・・シルベスター・スタローンといえば、アクションを演ってヒットして、コメディに挑戦して失敗してはまたアクションに戻るという迷走を繰り返してきた感があるが、ハリウッドは「ロッキー」の後スタローンを、アクションではなくドラマ方向で売り出そうとしたんで結果「フィスト」や「パラダイス・アレイ」など地味な作品となってしまった。特に「パラダイス・アレイ」では本来スタローン自身がプロレスをやらなくてはならないのを、弟のセコンドに付いてしまった。客はスタローン自身がヒーローを演じて戦う姿を観たかったワケで、それに気づくのは「ランボー怒りの脱出」からだった。それからは「コブラ」や「オーバー・ザ・トップ」などたて続けて戦うヒーローを演じてヒットを飛ばしたのですな!
そして今回の「ロッキー・ザ・ファイナル」は面目躍如、コケの一念を感じるぞ! スタローンは、役者として演技が云々というより、筋肉根性バカぶりから、その人間性で評価される人物だという事を、改めて認識させられた。


  写真は「ロッキー5」公開の時にやったロッキーのコスプレだけど、コミケでは誰もロッキーだと気ずいてくれませんでした~(涙)「なりきりロッキーキャンペーン」にこの写真送ろうかな?(笑)

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4 コメント

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Unknown (イ゛ョヮ~!!)
2007-04-23 23:43:12
総入れ歯・・ではなくて、そういえば、このごろ新作ロッキーのCMをよく見ます。
スタローンさんはどちらかといえば、私は「ランボー」のイメージ強いです。
最初の、虐げられるベトナム帰還兵の苦悩と怒りみたいのが強く出てて。
帰還兵ったって、国を裏切ったわけでも敵前逃亡したわけでもないのに何故?って、その辺の事情が当時はよくわかりませんでしたが。
吹き替えだと“ラインの景色も飽き飽きしたぁぜへぇ~”♪な、佐々木功さんですね。

あ、わたくしイ゛ョヮ~!!と申します。
前に挨拶も無しに不躾にコメントしてしまいましたので、改めまして名乗らせていただきました。
ボクシングとか、殴り合いはどちらかといえば苦手なんですが(そのくせカンフーアクションとかは大好き)、肉体維持といえば、千葉真一さんはどうしてるのかと思ってしまいます。好きなんですが。
ロッキーにはまったく関係ないですね はい。
写真のお姿はロッキーではなく、一条寺烈コスプレに見えました。
と・・・長々失礼いたしました。
ランボー! (破李拳竜)
2007-04-26 01:55:41
イ゛ョヮ~!!さん、どうもです。私にとってアメリカは日本に勝った国なので、「戦勝国」のイメージがあるのですが、そのアメリカがベトナム戦争で「負けた」と言ってるのはイマイチピンとこなかったですし、「タクシードライバー」や「エクスタミネーター」といった作品で描かれた「ベトナム帰還兵問題」もあまり理解出来ませんでした。しかしスタローンの映画は分かり易いので、1作目の「ランボー=ファースト・ブラッド」を観て衝撃を受けました。
  元々アメリカ国民は自己防衛の意識が強く、かつての日本軍による攻撃や9・11テロのように自国を攻められると国民は結束・団結して立ち向かうものです。ところがベトナム戦争はアメリカが直接攻撃されたワケでもなく、代理戦争に国民を徴兵してまで出向いて行ったので、反対意見も強かったのです。
  それで戦争が終わってからも、徴兵ではなくプロ軍人などに対しては、「おめえ、ベトナムでは何人殺してきたんだ?人殺し野郎!」と風当たりが強かったそうです。ランボーが「惨めだよ!」と叫び虐げられた意味はそこだと思います。
  と、同時に、戦争兵器なら普段は倉庫などに格納しておけますが、ランボーのような徹底的に敵と戦い殺す事だけを叩き込まれた戦闘の超プロまでもが、戦争が終わると「じゃ、これで。」と、街に放たれてしまうのですから、アメリカってなんてスゲー国なんだ!と恐ろしさを感じたものです。
  ・・・かくてベトナム症候群で戦場と街中の区別がつかなくなり、一人戦争を始めてしまったのですな!

   千葉真一さんは、チューブ一本で何処でも簡単にトレーニングが出来るからと、今でもチューブ・トレーニングは欠かさないと話されていました。
  ははは、写真の姿が一条寺烈コスプレですか?この時は映画「ミカドロイド」でミカドロイドに改造される旧日本兵役の準備で、頭を坊主刈りにしていたのですよ。だからTVスペシャル「三人の宇宙刑事」で坊主頭姿の一条寺烈にも近いイメージかも知れませんね。
また長くなってしまって・・ (イ゛ョヮ~!!)
2007-04-27 02:03:43
破李拳様、解説をありがとうございます。
ベトナム戦争が終わったのは私が小学校に入学した年辺りですから、あまり馴染み無く育ったのでありました。
自分が60~70年代フォークソングに夢中になった高校時代に若干意識したことがあるというくらいで。
ただ、ベトナム戦争を題材にした映画やドラマは結構作られてましたね。
ランボーはもう少し前ですが、エアーウルフなんか好きで観てました。
戦争と言って真っ先に思いつくのは日本人ならやっぱりどうしたって太平洋戦争とか、日本人が戦った戦争の方ですね。
学校でも習いますし、血縁者で戦死した人がいたりってのはありますから。
だからといって、自分としてはリアルに感じられるものかといえば、そうでもないんですけど。
小学校でも学年が上になってくと、国語の教科書に戦争の時の物語が載ってて、感想文書かされたりとか、広島長崎の原爆に関する物語の本を読むよう言われたりというのはありましたけどね。
土地柄か、北方領土に関することはよく授業でやりましたよ。
北方四島の名称を暗記暗唱させられて、ソ連(まだあの頃はロシアじゃなく、ソビエト連邦でしたからね~ )の不可侵条約違反のこととかも習いましたね。
現在だと北朝鮮ですが、あの頃の脅威、『油断ならない怖い国』の代表はソ連でしたもん。
テレビでも「北方領土は日本固有の領土です」ってCMがしょっちゅう流れてたもんですが、いつの間にかなくなったなぁ・・
「返せ北方領土!」ってスローガンまであったから、子供心に戦争よりはリアルだったのは領土問題の方かな?
戦争と無関係では無いんですけどね。

しかし・・
千葉さんのチューブトレーニング、絶対・・絶対、上半身裸でやってるだろう・・そうに違いない と、妄想にウットリしてしまいそうです(汗)
萌えてどうする・・。
キルビルに千葉さんが出てるとは聞いていたんですが、この映画、まだ一度も観たことが無いんですよ。
大葉さんも出てると聞きました。
話題が古過ぎですが、観たいです。
過去の事実を知る事の大事さ (破李拳竜)
2007-05-05 01:35:40
   太平洋戦争や北方領土問題を学び意識していたとは素晴らしいです。最近は平気で「えっ?日本とアメリカ、戦争してたの?」と言う若者が増えてきているので、まったく学校教育とは、肝心な事は何も教えていないのか!?と、憤りすら感じている此の頃です。
  ・・・でも、そんな私もアメリカ人にとっての「ベトナム戦争」とは?はちゃんと理解出来ていないで、「「ランボー=ファースト・ブラッド」で初めて理解出来たくらいですから、映画の力というものも強いものだと実感しました。

  「キルビル」は、ヲタク監督タランティーノが「影の軍団」を観て、千葉さんと大葉さんのキャスティングを考えたそうです。