近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

「ヤマノイモ」 高級食材 自然薯

2006年10月16日 08時17分19秒 | 滋賀県の陸上生物紹介
 今日の1本?はヤマノイモ。永源寺山中の道路沿いで、ヤマノイモの蔓を発見しました。ヤマノイモの蔓には、小さな「むかご」がついていましたので写真撮影。この蔓の根を掘り起こすと、高級食材の「自然薯」(ジネンジョ)が取れるそうです。


<データ>

名前:
ヤマノイモ(ヤマノイモ科・ヤマノイモ属)

分布:
 本州の西側、四国、九州

体長:
 蔓が数mで葉っぱが5~10cmくらい

棲息:
 山の中の日が入る開けたところ

特徴:
 多年草の雌雄異株の蔓植物で、地中に向かって縦に伸びる根が「自然薯」と呼ばれている。(冬には葉が枯れるが、この根に養分が蓄えられる。)葉は、ハート形で、葉腋には「むかご」と呼ばれる繁殖できる珠芽をつける。若芽は天麩羅、「むかご」は塩茹でやむかご御飯にして食べられ、「自然薯」は、とろろ汁、とろろ飯、天麩羅などにして食べられる。(自然薯のとろろ飯の味は、長芋とは比べようがないほど美味しい!)

捕獲:
 夏から秋に出来るむかごは、摘んで収穫する。(触るとポロと取れる)自然薯は、秋に葉が落ちてから蔓を辿り、根本の周りを真直ぐ掘り起こす。(余裕幅を持ち途中で折れないように気を付ける。)

飼育:
 収穫したむかごを庭先の花壇に撒くと、春先に芽を出します。蔓が絡まることが出来る様なものを立てて上げるとぐんぐん蔓が延びる。

        
     見難いですが、蔓の先にむかごが付いています。
 
        
     11/28更新。別の場所で掘起した自然薯3本  


 
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1 コメント

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掘るのに根気が。。。 (Zacco)
2006-10-16 21:35:16
意外と良く見かけるのですが、掘るとなると、

私は根気が無い根性無しです。

斜面に生えている場所は掘り尽くされている

感じですしね。

地元の農協とかで売っているので、たま~に食べるのですが、濃厚な味は最高ですよね。

趣味で採っている方がいて、大きさを競っているようです。
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