中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

100歳以上の高齢者

2013-09-14 16:56:04 | 身辺雑記

 厚生労働省の調査によると、全国の100歳以上の高齢者は5万4397人で、去年より3000人余り増え、過去最多になったことがわかりました。毎年「敬老の日」にあわせて、住民基本台帳をもとに100歳以上の高齢者の調査を行っている結果です。内訳を見ると男性が6791人、女性が4万7606人で、女性が9割近くを占めているとのことです。

 最高齢は明治31年3月生まれで115歳の大阪市に住む大川ミサオさんで、世界最高齢としてギネス世界記録に登録されています。男性の最高齢は、さいたま市の百井盛さんで、明治36年2月生まれの110歳です。私の父は明治38年に生まれましたから生きていたら 108歳になるのだなと思いました。毎年末に年賀状欠礼挨拶状が届き、故人は100歳を超える人もいますが、圧倒的に祖母とか母というのが多く、やはり女性のほうが長生きなのだと改めて思います。

  このように長寿者が増えていることについて厚生労働省は「医療技術の発達や介護の充実など、高齢者の暮らしを支える環境が改善されているためではないか」と分析しています。確かにそうなのでしょうが、長生きしていると言ってもその実態はどうなのでしょうか。上の大川さんや百井さんはいたって元気なようですが、中には寝たきりということも少なくないのではないでしょうか。

 私は今年80歳になりますが、100歳というと後20年生きることになります。今から20年前というと60歳でいたって元気でしたから、それを思うとこれからの20年は私にとっては途方もない年月で、今でも足腰が弱って杖を使っているのに、これからどうなるのだろうと思います。たとえ頭のほうはしっかりしていても、それだけに寝たきりになったりするのは耐えられません。と言って認知症のようになるのも嫌です。やはり適当なところでけりがつけばいいのでしょうが、あと数年と言うところではないでしょうか。