「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

緑の小さなネクタイピン!

2017-06-17 | いとしき草花たち

  ~からまつの芽はネクタイピンにほしいくらゐだし ~   
                                             (宮沢賢治 「小岩井農場」)


    

以前に蛙さんからいただいた minoru okuda さんのpost card
カラマツの芽吹きから黄葉までが描かれていて懐かしい。

高橋順子さんの著書『花の巡礼』の中に、

   ”からまつの芽はネクタイピンにほしいくらゐだし” 

と、宮沢賢治の詩の一部が紹介されていました。

ネクタイピンとは、なんとぴったり☆””

絵の中の一番右端の芽吹きでは、もう伸びすぎです。
玉芽の真ん中部分が緑色というぐらいがベストなのでしょうね。

カラマツは、苗を植林されたりもして、軽井沢の身の周りには
自然にありました。
芽吹きの頃はもちろん、秋、もさらなりで、
針の様な落ち葉が、あるかなきかの音をたててとめどなく降りそそぐ林の中にいると、
透明な時の流れに紛れ込んだような、
太古の時代に溶け込んでゆくような気がしたものです。


玉芽の芽吹きは、今の女性なら、エメラルドグリーンの小粒のイヤリングというところなのでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする