かつて宮城県の北部を横断していた、
くりはら田園鉄道、通称「くり電」のシリーズです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e5/1f00695e02ffc9e1ed27ce10e9ca2784.jpg?random=09ffeeac70b8e7ae05428b41b75348e8)
前回に引き続き若柳駅。→Mapion
くり電の車輛の中では最も新しく、
最期まで走り続けたディーゼル車。
ヘッドライトは、かつて運搬事業を行っていた、
細倉鉱山にちなんで、カンテラの形を模しています。
内装にも宮城県産の木材を使う等していたらしく、
再生をかけた車輛だったに違いありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/33/91788d9b90278efed57e1d79d57829b4.jpg?random=8330126b380aaa31f16fba56a300f02c)
車輪のついた栗がコトコトと線路を走る、
かわいいヘッドマーク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/16/ac8fa041762908a8688fbc1f9d83bfac.jpg?random=896a214ca806dac76123fc600736f737)
年季の入った転轍機標識。
これがどのように使われるのか全く知りませんが、
廃線を訪れると、いつもその魅力的なフォルムに、
取り憑かれてしまいます。
改めて見ても、完成されたデザインだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/88/b6d898e6ca716c3ff6ea7d3a8ce1d78b.jpg?random=6202c0c3b61fa92249d47dfd6549f690)
だいぶ陽が傾いて来ました。
西日を浴びて、車輛が真っ赤に染まります。
思えば、鉄道という乗り物は、
20世紀で役目を終えた乗り物なのかもしれないと思います。
長い鉄の道を造り、駅を様々な施設で構築し、
沢山の従業員が日夜安全を守らなくてはならない鉄道は、
その労力とは裏腹に、決められた場所にしか行く事ができず、
道路に比べると、あまりにも効率が悪すぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/bc/55b4e8fe046e6786b005fa40d3b6938f.jpg?random=81adfe37984d2b60d559d1d39bd58d36)
しかし、それだけ手間ひまをかけるからこそ、
鉄道は、とても魅力的な乗り物だったとも思います。
特に「駅」は特定の場所だからかそ、
広大に広がる無彩色の土地の中に点在する、
光り輝く色の付いたポイントの様に感じ、
どんな駅でもワクワクします。
今、各地には、道の駅が作られたり、
複合ショッピングセンターが集中するエリアが作られたりして、
道路の途中に人が集まる構造が主流になって来ていますが、
この作りはかつての宿場町のようでもあります。
そう考えると、鉄道という構造は、
20世紀だけの特殊なものだったのかも知れないと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8f/79ee6cf7829317801ebf3b561ab0245d.jpg?random=eeff5730a33b3ec17404d28a8740df47)
夕日を浴びて佇む若柳駅舎。
若柳駅は2010年に、他の駅舎の素材を使いながら、
木造駅舎として再生保存されましたようです。
また、車輛も屋根が付けられて保存され、
定期的に乗車会も開催されているようです。
くり電乗車会 (栗原市オフィシャルサイト)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/89/98e75eedea99024812732385f276ff22.jpg?random=73218b67f7bb4db1b12206eaec40e4ee)
若柳駅に隣接して建つ、くり電の本社跡。
また一つ、20世紀に光り輝いた栄光が、
残照の時を迎えたんだと思います。
<<< ガンバレ!東北 >>>
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/dd/a34dd6d7f719906c899c4ad95aee9839.png?random=56c4483ed927cd85496ebd0d42a5f4c5)
ブログ付属のフォトアルバムに廃線百景をアップしました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/81/dbb084e0d8c1cb8c8d12d10a2931b154.jpg)
ムック『廃線跡の記録』三才ブックス
くりはら田園鉄道の詳細リポート掲載
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8e/e8a1ff816d6f3356972bbd3602d0a974.jpg)
オープロジェクト DVD『鉄道廃線浪漫画』日活
くりはら田園鉄道もフィーチャーした、
鉄道廃墟を映像と音楽、随想的なナレーションで綴る映像詩集
くりはら田園鉄道、通称「くり電」のシリーズです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e5/1f00695e02ffc9e1ed27ce10e9ca2784.jpg?random=09ffeeac70b8e7ae05428b41b75348e8)
前回に引き続き若柳駅。→Mapion
くり電の車輛の中では最も新しく、
最期まで走り続けたディーゼル車。
ヘッドライトは、かつて運搬事業を行っていた、
細倉鉱山にちなんで、カンテラの形を模しています。
内装にも宮城県産の木材を使う等していたらしく、
再生をかけた車輛だったに違いありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/33/91788d9b90278efed57e1d79d57829b4.jpg?random=8330126b380aaa31f16fba56a300f02c)
車輪のついた栗がコトコトと線路を走る、
かわいいヘッドマーク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/16/ac8fa041762908a8688fbc1f9d83bfac.jpg?random=896a214ca806dac76123fc600736f737)
年季の入った転轍機標識。
これがどのように使われるのか全く知りませんが、
廃線を訪れると、いつもその魅力的なフォルムに、
取り憑かれてしまいます。
改めて見ても、完成されたデザインだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/88/b6d898e6ca716c3ff6ea7d3a8ce1d78b.jpg?random=6202c0c3b61fa92249d47dfd6549f690)
だいぶ陽が傾いて来ました。
西日を浴びて、車輛が真っ赤に染まります。
思えば、鉄道という乗り物は、
20世紀で役目を終えた乗り物なのかもしれないと思います。
長い鉄の道を造り、駅を様々な施設で構築し、
沢山の従業員が日夜安全を守らなくてはならない鉄道は、
その労力とは裏腹に、決められた場所にしか行く事ができず、
道路に比べると、あまりにも効率が悪すぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/bc/55b4e8fe046e6786b005fa40d3b6938f.jpg?random=81adfe37984d2b60d559d1d39bd58d36)
しかし、それだけ手間ひまをかけるからこそ、
鉄道は、とても魅力的な乗り物だったとも思います。
特に「駅」は特定の場所だからかそ、
広大に広がる無彩色の土地の中に点在する、
光り輝く色の付いたポイントの様に感じ、
どんな駅でもワクワクします。
今、各地には、道の駅が作られたり、
複合ショッピングセンターが集中するエリアが作られたりして、
道路の途中に人が集まる構造が主流になって来ていますが、
この作りはかつての宿場町のようでもあります。
そう考えると、鉄道という構造は、
20世紀だけの特殊なものだったのかも知れないと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8f/79ee6cf7829317801ebf3b561ab0245d.jpg?random=eeff5730a33b3ec17404d28a8740df47)
夕日を浴びて佇む若柳駅舎。
若柳駅は2010年に、他の駅舎の素材を使いながら、
木造駅舎として再生保存されましたようです。
また、車輛も屋根が付けられて保存され、
定期的に乗車会も開催されているようです。
くり電乗車会 (栗原市オフィシャルサイト)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/89/98e75eedea99024812732385f276ff22.jpg?random=73218b67f7bb4db1b12206eaec40e4ee)
若柳駅に隣接して建つ、くり電の本社跡。
また一つ、20世紀に光り輝いた栄光が、
残照の時を迎えたんだと思います。
<<< ガンバレ!東北 >>>
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/dd/a34dd6d7f719906c899c4ad95aee9839.png?random=56c4483ed927cd85496ebd0d42a5f4c5)
ブログ付属のフォトアルバムに廃線百景をアップしました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/81/dbb084e0d8c1cb8c8d12d10a2931b154.jpg)
ムック『廃線跡の記録』三才ブックス
くりはら田園鉄道の詳細リポート掲載
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オープロジェクト DVD『鉄道廃線浪漫画』日活
くりはら田園鉄道もフィーチャーした、
鉄道廃墟を映像と音楽、随想的なナレーションで綴る映像詩集
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