2010の暮れに行ったイタリアの旅行記です。
今回はアリアーニ洗礼堂@ラヴェンナです。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c8/640ba29ec0d3c3483063c94413d506b5.jpg?random=2adfb405ad699c60b81ee306abb9f00f)
アリアーニ洗礼堂
アリアーニとは、前回アップした、
サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂でも触れた、
異端アリウス派のこと。
サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂からほど近い、
人通りもまばらな路地の奥に、
ひっそりと佇んでいます。
外壁が下からの間接照明で照らされていますが、
これは地盤沈下によって現在の地表より、
建物の最下部が沈下しているためです。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/38/c7067b618aa12ff81d963d69213a2729.jpg?random=bdce33e4c304c5cb13be5d01f85df556)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
こじんまりとした堂内は、
外壁と同じ煉瓦が露出した極めてシンプルな造りで、
天井部分にのみモザイク画が残っていますが、
このモザイク画がサンタポリナーレ・ヌオヴォ同様、
初期キリスト教を伝えるモザイクとして、
世界遺産い登録されています。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4f/22c8d83c584d0fb2172654a7b3f36102.jpg?random=4aa4e30390442d0abbb97e336f208b87)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
中央の図像をアップしてみると、
年齢不詳の頼りなげな青年が、
半身浴をしているように見えますが、
これはヨルダン川で洗礼を受ける若き日のキリスト。
アリウス派はキリストを神としてではなく、
生身の人間として認識していたのがわかります。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/21/80b5341ee8353a9ce24e73f8de324a59.jpg?random=4dddf9b40dc6ce1c3de88c57cdfa8342)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
右で洗礼を行っているヨハネ、
そして聖水を吹きかけている頭上の鳩、
ともにサンタポリナーレ・ヌオヴォの図像より、
更に牧歌的な雰囲気を醸し出しています。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6c/e0bfe09512e023ba780084d308b6a278.jpg?random=ea7a5a95d3ce8395529780eb66883015)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
洗礼を受けるキリストを取り囲んでいるのは使徒。
十字架の玉座の右に立つ、鍵を持った人が、
キリスト第一の使徒、ペトロですが、
このペトロがカトリック教会の中で、
どんだけ重要な存在かを痛感させられるとは、
この時はまだ知る由もありませんでした。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/70/f7867cae3c43cc581b3377407a08e272.jpg?random=3f592a6dfd711f702ffe1045593f1d73)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
このアリアーニ洗礼堂で一つ気になったのは、
堂内の壁面を埋め尽くす煉瓦です。
幅や長さ等は、かなりいい加減な作りながら、
どれもが通常の煉瓦より薄く感じられます。
今回はアリアーニ洗礼堂@ラヴェンナです。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c8/640ba29ec0d3c3483063c94413d506b5.jpg?random=2adfb405ad699c60b81ee306abb9f00f)
アリアーニ洗礼堂
アリアーニとは、前回アップした、
サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂でも触れた、
異端アリウス派のこと。
サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂からほど近い、
人通りもまばらな路地の奥に、
ひっそりと佇んでいます。
外壁が下からの間接照明で照らされていますが、
これは地盤沈下によって現在の地表より、
建物の最下部が沈下しているためです。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/38/c7067b618aa12ff81d963d69213a2729.jpg?random=bdce33e4c304c5cb13be5d01f85df556)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
こじんまりとした堂内は、
外壁と同じ煉瓦が露出した極めてシンプルな造りで、
天井部分にのみモザイク画が残っていますが、
このモザイク画がサンタポリナーレ・ヌオヴォ同様、
初期キリスト教を伝えるモザイクとして、
世界遺産い登録されています。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4f/22c8d83c584d0fb2172654a7b3f36102.jpg?random=4aa4e30390442d0abbb97e336f208b87)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
中央の図像をアップしてみると、
年齢不詳の頼りなげな青年が、
半身浴をしているように見えますが、
これはヨルダン川で洗礼を受ける若き日のキリスト。
アリウス派はキリストを神としてではなく、
生身の人間として認識していたのがわかります。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/21/80b5341ee8353a9ce24e73f8de324a59.jpg?random=4dddf9b40dc6ce1c3de88c57cdfa8342)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
右で洗礼を行っているヨハネ、
そして聖水を吹きかけている頭上の鳩、
ともにサンタポリナーレ・ヌオヴォの図像より、
更に牧歌的な雰囲気を醸し出しています。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6c/e0bfe09512e023ba780084d308b6a278.jpg?random=ea7a5a95d3ce8395529780eb66883015)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
洗礼を受けるキリストを取り囲んでいるのは使徒。
十字架の玉座の右に立つ、鍵を持った人が、
キリスト第一の使徒、ペトロですが、
このペトロがカトリック教会の中で、
どんだけ重要な存在かを痛感させられるとは、
この時はまだ知る由もありませんでした。
![アリアーニ洗礼堂](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/70/f7867cae3c43cc581b3377407a08e272.jpg?random=3f592a6dfd711f702ffe1045593f1d73)
アリアーニ洗礼堂(画像はクリックで拡大します)
このアリアーニ洗礼堂で一つ気になったのは、
堂内の壁面を埋め尽くす煉瓦です。
幅や長さ等は、かなりいい加減な作りながら、
どれもが通常の煉瓦より薄く感じられます。
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