前回まで長崎県にあった九州最後の炭鉱、
池島炭鉱をシリーズでアップして来ましたが、
番外として池島と対岸の間に広がる角力灘(すもうなだ)を、
アップしておこうと思います。

画像は対岸から池島方面を見たところで、
右に写るのが池島ですが、その左に写る2つの島が、
池島へ行くたびにいつも気になっていました。
本当は更に左にもう一つあって、
そのもう一つと、画像左端に写る島が、
それぞれ小角力、大角力と呼ばれる島、
中央に写るのが母子島です。

画像は池島へ渡るフェリーから、
一番接近している時に撮影したものです。
左が母子島、右が大角力。
大角力は島というよりは大きな岩礁のようですが、
この地球外的とも見える奇妙な島を、
どうしても近くで見たく、
普段は池島と神島を結ぶ海上タクシーをやっている、
進栄丸さんにお願いして、行ってみることにしました。

港を出て最初に行くところは、
最初の画像で切れてしまった小角力です。
平たく切り立った岩礁は、
対岸から見ると蝋燭の灯りのような形に見えますが、
横から見るとナウマン像です!
(対岸からは右側を正面からみた構図になります)
時空を飛び越えて忽然と現れたような印象です。

次は大角力。かなり接近してもらいましたが、
思いのほか大きく、肉眼で迫力のある距離だと、
カメラには納まらないので、全貌がわかる画像です。
中央の穴は、小さな釣り船だと通過できるそうですが、
高速船の進栄丸さんの大きさだと、
ちょっと摺ってしまうので、通過は出来ませんでした。
中央の穴の下の海水は深翠色で、
引き込まれそうな程奇麗です。

ぐるっと回って池島側からっ見ると、
人が2人、体を組んで相撲をしているように見える事から、
角力岩と呼ばれているそうです。
この距離で見るとゴツゴツした岩だな~
という印象ですが。。。

さらに間近でみると、その岩肌が凄いんです!
細長い石を大量に組み上げて、
少しずつ曲げながらバランスをとっているような、
そんな作りです。
そしてその隙間に申し訳なさそうに、
草や花がしょぼく生息しています。

そして大角力のすぐ隣にある母子島。
2枚目の画像のように、これだけ接近しているにもかかわらず、
その岩質は全く違う物で、
こちらは砥石の原料になる岩で出来た島だそうです。
一直線に斜めに傾斜する岩肌、
上だけにこんもりと乗っかった密林、
母子島も角力岩に負けず劣らず、
不思議な島です。

周遊してくれた進栄丸と船長。
最初に池島へ行った時にもお世話になりましたが、
池島航路の運行以外の空き時間で、
角力灘周遊へ行ってくれます。
一見いかついルックスですが、
お願いすると丁寧に説明しながら周遊してくれる、
とっても優しい船長です。
________________________________
■シリーズ:池島炭鉱■
> NEXT > TOP > INDEX
池島炭鉱をシリーズでアップして来ましたが、
番外として池島と対岸の間に広がる角力灘(すもうなだ)を、
アップしておこうと思います。

画像は対岸から池島方面を見たところで、
右に写るのが池島ですが、その左に写る2つの島が、
池島へ行くたびにいつも気になっていました。
本当は更に左にもう一つあって、
そのもう一つと、画像左端に写る島が、
それぞれ小角力、大角力と呼ばれる島、
中央に写るのが母子島です。

画像は池島へ渡るフェリーから、
一番接近している時に撮影したものです。
左が母子島、右が大角力。
大角力は島というよりは大きな岩礁のようですが、
この地球外的とも見える奇妙な島を、
どうしても近くで見たく、
普段は池島と神島を結ぶ海上タクシーをやっている、
進栄丸さんにお願いして、行ってみることにしました。

港を出て最初に行くところは、
最初の画像で切れてしまった小角力です。
平たく切り立った岩礁は、
対岸から見ると蝋燭の灯りのような形に見えますが、
横から見るとナウマン像です!
(対岸からは右側を正面からみた構図になります)
時空を飛び越えて忽然と現れたような印象です。

次は大角力。かなり接近してもらいましたが、
思いのほか大きく、肉眼で迫力のある距離だと、
カメラには納まらないので、全貌がわかる画像です。
中央の穴は、小さな釣り船だと通過できるそうですが、
高速船の進栄丸さんの大きさだと、
ちょっと摺ってしまうので、通過は出来ませんでした。
中央の穴の下の海水は深翠色で、
引き込まれそうな程奇麗です。

ぐるっと回って池島側からっ見ると、
人が2人、体を組んで相撲をしているように見える事から、
角力岩と呼ばれているそうです。
この距離で見るとゴツゴツした岩だな~
という印象ですが。。。

さらに間近でみると、その岩肌が凄いんです!
細長い石を大量に組み上げて、
少しずつ曲げながらバランスをとっているような、
そんな作りです。
そしてその隙間に申し訳なさそうに、
草や花がしょぼく生息しています。

そして大角力のすぐ隣にある母子島。
2枚目の画像のように、これだけ接近しているにもかかわらず、
その岩質は全く違う物で、
こちらは砥石の原料になる岩で出来た島だそうです。
一直線に斜めに傾斜する岩肌、
上だけにこんもりと乗っかった密林、
母子島も角力岩に負けず劣らず、
不思議な島です。

周遊してくれた進栄丸と船長。
最初に池島へ行った時にもお世話になりましたが、
池島航路の運行以外の空き時間で、
角力灘周遊へ行ってくれます。
一見いかついルックスですが、
お願いすると丁寧に説明しながら周遊してくれる、
とっても優しい船長です。
________________________________
■シリーズ:池島炭鉱■
> NEXT > TOP > INDEX