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漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

小さくも大きい背中 2年榮原

2019-05-31 18:35:39 | 日記

 

こんにちは、2年の榮原です。
 
五月にしては珍しく茹だるような暑さが続いておりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 
僕ももう2年になって、嬉しいことにたくさんの後輩たちが立教ボート部に入部してくれました。
 
立派な先輩にならないと…そう思う日々です。
 
しかし、立派な先輩とはどんな先輩でしょうか。
 
後輩に優しい先輩…
いや、厳しく叱ってやれる先輩…
それとも、ボートが速い先輩なのか…
 
後輩に尊敬してもらうためには、色んな要素が必要になるし、人として成長しないと駄目だなぁと感じます。
 
そんな中、1つ、僕がなりたい先輩としての理想像は
 
「背中で語れる先輩」です。
 
というのも、先日全日本選手権が行われましたが、僕は憧れの渋井先輩と出場させていただきました。
 
初めてクルーを組んだ初日…
あまりにも張り切りすぎて、水上では暴れ回って、迷惑ばかりかけてしまいました…
 
でも、そんな時渋井先輩は
 
「ガチガチだよ〜、もっとリラックス」
 
そう言っただけで、怒るわけでも、具体的な指導をするわけでもなく、、
 
ただ、渋井先輩の後ろで漕いでいる時、
誰よりも真剣に、
誰よりも一生懸命に、
誰よりも強くなろうと、
練習に取り組む渋井先輩の意思を感じました。
 
「自分も頑張らないと、もっと上手くならないと」
 
そう自然に思わせてくれる背中でした。
 
分からないことを聞けば、アドバイスをくれるし、一緒に考えてくれる、
 
渋井先輩とのダブルは本当に自分を成長させることができた大切な期間でした。
 
だから、自分も背中で語れるように、
 
自分の背中を見ただけで、後輩が頑張ろうと思えるような先輩になりたいです。
 
小柄な渋井先輩ですが、その背中をめちゃくちゃ大きくてカッコよかったです。
 
次は海の森、そしてインカレがあります。
 
日々の努力を惜しまず、確実に強くなっていきたいです。
 
それでは失礼します。