ミドリガメの雪国日記

ポッキーの後継者ヒョードル、後輩ガメのかめっぱち、カメのいる暮らしは楽しいよ!

ろーたす家的ミドリガメの飼い方 ~必要なのは水と陸~

2009-09-14 | ミドリガメの飼い方(水槽と必要な設備)

ミドリガメブログを書いていると、ときどき飼育に関する質問や相談のコメント、メールをいただきます。
こんな初心者がアドバイスなどとは僭越至極なのですが、我が家なりのまとめを残しておくのも悪くないと思い、ブログ上で書いてみることにしました。

というわけで、不定期連載「ろーたす家的ミドリガメの飼い方シリーズ」
第1回です。

 

  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

ミドリガメを飼うにあたって、準備するものをあげてみます。

  絶対に必要なもの 「水槽」「陸場」

  できるだけそろえたいもの 「水中ヒーター」「紫外線ランプ」「バスキングライト」

  その他 「ろ過器」

ろーたす家の具体的なカメ御殿のようすは、2009年4月12日記事でご覧いただけます♪

① 水槽について

  初めは小さくてもかまいませんが、カメはすぐに大きくなります。可能ならば大き目を準備します。
  水槽がわりに衣装ケース(プラスチック製)を利用している方が多く、軽くて取り扱いがしやすいのでオススメ。
  ろーたす家では90センチガラス水槽ですが・・・重いです!!(´д`;) 

  カメが落ち着くから、という理由で砂利を敷く方もいらっしゃいますが、誤飲の危険性があることと、掃除の手間が大変なことを考え、ろーたす家では使っていません。

② 陸場について

  カメにとって甲羅干しはとても大切な行為。完全に体の乾かせる陸場を作りましょう。市販の「亀島」でも十分ですが、あっと言う間に小さくなりますので、レンガを組み合わせたり、浮島を作ったり、みなさんいろいろ工夫されているようです。
  ろーたす家の陸場は、100円グッズを駆使したラックに人工芝を乗せたもの。カメが登りやすいように、スロープもつけています。

③ 水中ヒーター

  冬眠はリスクが高いため、ろーたす家では加温飼育で越冬させています。カメにとっての最適水温は25℃前後。そのために必要なのがヒーターです。水温が低すぎるとカメは徐々に弱ってしまい、命の危険にさらされます。
  水中ヒーターにはカバーをつけて、カメの火傷を防ぎましょう。

  ちなみに、冬でも水温気温がさほど下がらない環境にお住まいでしたら、水中ヒーターは必要ないかもしれません。

       

 

④ 紫外線ランプ

  我が家のように雪国住まいだと、浴びる太陽光がどうしても不十分になります。そこで必要になるのが紫外線ランプ。カメが陸場に上ったとき浴びることができる位置に、セットします。
  購入の際には、紫外線が出るランプであることをしっかり確認しましょう。
  ふだんからたっぷり直射日光を浴びることができる場合は不要です。
  このランプはいわば太陽のかわりですから、我が家では朝点灯して夜消灯というリズムで使用しています。

      

 

⑤ バスキングライト

  甲羅干しのとき、体を温めてくれるライト。雪国では必須です。ろーたす家では、カメの目にもまぶしくないという理由で、赤外線ランプを使用しています。
  カメにとって最適な気温は25℃前後ですが、紫外線ランプでは空気を温めてくれません。そのため、赤外線ランプで気温調節をしています。これも夜間はオフにします。

       

 

⑥ ろ過器

  ろ過器に水質保全を期待するにはあまりに微力です。ろーたす家では水流を作り、攪拌することを目的に使用しています。

 

屋外で飼育できる環境でしたら、そのほうがベターだと思います。
ろーたす家は雪国ゆえ、屋外ハウスは夏の別荘です。こちらの記事はカテゴリー「屋外編」でご覧いただけます(^-^)b

 

 

    special thanks バナー製作:ノラドラさん

         

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キャベツのツ)
2009-09-14 18:57:51
ろーたすさん宅のろ過装置は
投げ込み式ですか~?

わかりやすいです!
是非参考にしましょう!・します!
返信する
はじめまして!!! (あーい)
2009-09-14 20:21:39
はじめまして!こんばんは
いつも皇帝とぱちちゃんに癒されまくっている一人です!

私もミドリガメ2匹(+ウサギ1匹)と生活しています。


先日元気に1才を迎えたばかりなんですが、だいぶ大きくなって
今まで水槽変えることはや3回…ついに4回目のお引っ越しを考えています。

でも、甲羅干しスペースやらライトの固定位置やら…水槽の置く場所やら悩むばかりで………

うちのあざぶさんとまつりさんも
ヒョードルさんやかかめっぱちさんみたいに楽しげに過ごして欲しいので参考にさせてください(^-^)v

2も楽しみに待っております!!!
返信する
必要なのは、水と陸! (turtle)
2009-09-14 21:17:46
まとめ、お疲れ様でした!
きっと多くの方に参考になると思います~
うちでも本当に、飼育書よりもネットで皆さんの環境を見せて聞かせていただくことで、ここまで来られたなあ~っていうのがあります。 ありがたいです

返信する
補足します (あぴぱ)
2009-09-14 21:41:19
気品溢れるかめさんの育て方

①官位を献上する。
②玉座をご用意する。
③快適ベッドを用意する。
④お宅は竜宮城が如く豪勢に。
⑤定期的な来客がある。
⑥身の回りのお世話は、一家の大黒柱が溢れんばかりの愛情をもって行う。
⑦日々の出来事を、面白く記事にできるライターに取材させる。

めざせ、あなたのも私のも君主亀!

貫禄あふれるかめさんの育て方は、次回。かも。
返信する
うわぁ!(^o^) (けろっぴ)
2009-09-14 22:23:34
いつも、ろーたす家の2カメさんは、恵まれているなあ、と思っていましたが、本当にすごいなぁ♪と改めて思いました。(^o^)ひとえに、カメへの愛の賜物なのでしょうね…(^^; うちも、そう言えば、初めは高さが10cm位の丸い水槽だったなぁ♪、紫外線ライトやろ過器も使ってたなぁ、…と思い出に浸ってしまいました。(^^;
あぴぱさんのコメントにも感動しました。
また楽しみにしています。(^o^)
返信する
ふりかえる (doshi)
2009-09-15 09:05:29
実際に飼育されている方の飼育環境って、間違いなく参考になると思うので、まとめていただいて助かります~。この冬は水槽を大きくしようと思っているので、ろーたす家の宮殿を大いにパクって…いや、参考にさせていただこうと思っています。

紫外線ライトって、ちゃんと写真にとると青い光なのですねー。
青い空のもとでくつろぐ皇帝と、赤い太陽のもとで干しまくるぱちちゃん。むふー、生き生きしてて、かわいいです
返信する
いいですね~ (ままばる)
2009-09-15 09:14:45
野生児タロウをお迎えした日から、飼育書などには全く頼らずに、亀飼いさんのブログなどが主な情報源でした。
だから、今回、こうやって『まとめ』をしてくださってとても有り難いなぁ~って思います。
もう飼っている人にも、これから飼う人にもd(>_< )Good!!
さらに、あぴぱさんの『補足』も素敵
次回も楽しみです。
返信する
愛情たっぷり (kameco)
2009-09-15 12:23:51
亀友さんのお宅をお邪魔すると、皆さん自分で陸場を工夫されていたり~その工夫を拝見するのが、とても楽しいです。
ろーたす家の水槽も、愛情たっぷり工夫たっぷりで、きっと我が家の2亀は羨ましいだろうな。

ひとことコーナーの職場のトンボ~ひょっとして、皇帝様とぱちちゃんに。。。
返信する
さすがです~♪ (くらん)
2009-09-15 13:49:47
飼い始めてからも、試行錯誤の連続ですもんね~(;´▽`A``
そんな中、こんなにもわかりやすい教材は
他にはありません(笑)
なんてったって、皇帝さんとぱちちゃんを見れば
快適生活なのが一目瞭然!(*^^)v
ろ-たすさんの記事を見て、「カメ飼おうかな」って考える方も
増えるんじゃないかなぁ~って思います♪
返信する
こんなんで(^_^;) (ろーたす)
2009-09-15 18:02:20
>キャベツのツさま

おっしゃるとおり、ろ過器は投げ込み式です。
ひとつの水槽に2個入ってます。

わかりやすいですか? 良かった(^-^)
我が家も、他のカメ飼いさんを参考にさせていただき、ここまでやってきましたww 
こんなろーたす家ですが、何かのヒントになるのでしたら、どうぞどうぞ♪
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