山形県人なら誰でも作れる芋煮。醤油など調味料の加減をチェックしようとネットで調べてみるとRAKUTENレシピになんと、「山形県置賜地方の芋煮」と題するレシピがあった。誰か地元の方が教えたのかなあ、と手順を見てみるとガッカリ😵⤵️
まず、材料が山形市など村山地方風だ。それで、レシピには書いてなかったが、きのこを加えました。ヌメリは取れとか、煮えたら醤油など入れろとか、地元とはまったく違っている。芋のヌメリはそのまま。醤油、酒、砂糖など調味料は最初から入れて芋を煮る。野趣に富んだやり方が山形県のやり方だ。それと醤油入れすぎだ。山形県人でも、こんなにしょっぱいもの食べるか? 最初から醤油で芋を煮るからしょっぱくないほうがいい。ということで、水加減を5割増しにしていたので何とか食べられた。
材料は、芋、コンニャク、ネギ、牛肉だけなのは村山流。置賜は、これを基本としながら大根、キノコも入れたりする。村山地方では芋を食べおわると、カレールーとうどんを入れ〆にする。海側の庄内は味噌や豚肉を使ったりする。
山形県人は年間牛肉消費の大半をこの芋煮で消費している。春はサバの水煮缶でダシを取った山菜鍋、夏はバーベキュー、秋は芋煮会。