田舎の老後生活

老後の田舎生活ではなく、もともと田舎者の気楽な老後生活です。

今夜のめし  山形県置賜地方の芋煮

2020-10-09 22:06:42 | 日記

山形県人なら誰でも作れる芋煮。醤油など調味料の加減をチェックしようとネットで調べてみるとRAKUTENレシピになんと、「山形県置賜地方の芋煮」と題するレシピがあった。誰か地元の方が教えたのかなあ、と手順を見てみるとガッカリ😵⤵️

まず、材料が山形市など村山地方風だ。それで、レシピには書いてなかったが、きのこを加えました。ヌメリは取れとか、煮えたら醤油など入れろとか、地元とはまったく違っている。芋のヌメリはそのまま。醤油、酒、砂糖など調味料は最初から入れて芋を煮る。野趣に富んだやり方が山形県のやり方だ。それと醤油入れすぎだ。山形県人でも、こんなにしょっぱいもの食べるか? 最初から醤油で芋を煮るからしょっぱくないほうがいい。ということで、水加減を5割増しにしていたので何とか食べられた。

材料は、芋、コンニャク、ネギ、牛肉だけなのは村山流。置賜は、これを基本としながら大根、キノコも入れたりする。村山地方では芋を食べおわると、カレールーとうどんを入れ〆にする。海側の庄内は味噌や豚肉を使ったりする。

山形県人は年間牛肉消費の大半をこの芋煮で消費している。春はサバの水煮缶でダシを取った山菜鍋、夏はバーベキュー、秋は芋煮会。