田舎の老後生活

老後の田舎生活ではなく、もともと田舎者の気楽な老後生活です。

斜平山カンカン渡り (2023.2.26.日 米沢市)

2023-02-27 06:45:29 | 日記

2023年2月26日(日) 米沢市愛宕コミュニティーセンター集合
主催 NPO法人斜平山保全活用連絡協議会 共催 里山愛好会
予定コース 愛宕コミセン 愛宕・羽山両神社に移動 あたご山荘休憩 愛宕神社休憩 テレビ塔
実際は、気象状況の判断で愛宕神社までとなった。
東京、栃木、福島、新潟、宮城からも参加し、100名のパーティーとなった。

「カンカン渡り」って、どんな意味なのか、聞いてこなかったなあ。「寒々」ということだろうか?

南陽市にもこういう組織があって、こういうイベントがあるなら参加したいものだなあ。南陽市の山を歩いてみたいものだ。

愛宕羽山神社から愛宕神社までのコースは、これまで登ったことがある。また笹野観音からテレビ塔までの斜平山コースも登ったことがある。けれども、深い積雪期の縦走は未経験なので、期待して参加した。
ただ、体力がもう衰えている自分に気づくことになった。途中で引き上げることになった愛宕神社までが私にとってちょうどよい距離だった。

装備として、大勢の参加者はスノーシューやかんじきを持って行った。私も持って行ったのだが、100名も歩くなら道は踏み固められるだろうと置いていった。実際、1班から5班までの中で、3,4班を歩いたのだが、道はしっかりしていた。先頭の班の方たちがラッセルをし、2班の方たちが歩けば、もう十分だった。雪質も2月下旬となれば、湿り気を帯び、固まりやすいこともある。

服装には迷った。休憩が長ければ、汗が冷えてしまう。速度が速ければ汗をかくので薄着にしたいところだが・・・。木綿のシャツは着ないようにはしていった。めんどくさくなって冬山はゲレンデスキーぐらいにしておこうという気分にもなった。もう、スキーという歳でもないので、これもやめ、雪かきや、ジムでランニングマシンでもやっているだけにしようか、との思いも巡った。
みんなは、私より大きなザックを担いでいるので、たぶん、着替えなどを持ってきているのだろう。

愛宕山は米沢が広く見渡せるので、戦国時代は重宝されただろう。秋に登った早坂山もそうだ。
「カンカン渡り」には修験道のことはひと言も出てこない。

あたご山荘では、帰りに、甘酒と演歌「斜平山讃歌」に迎えられた。
ジビエ料理もあったようだが、私は家にいる孫たちの顔を早く見たくて下山した。


たこ焼き修行 今夜のたこ焼きは、納豆をネタにしました

2023-02-17 22:48:19 | 日記
大阪の人からすれば、納豆入りのたこ焼きは「ありえへん」やろなあ。


鉄板に山盛り、ネタや生地を入れないと大粒のたこ焼きにならないね。
薄力粉100グラムに水300 ccです。あとはカツオの粉、卵です。
具は、チーズ、ソーセージ、そして今夜は「納豆」です。それに、白菜のみじん切りです。塩はひとつまみ以下。食べるとき、ポン酢をほんのちょっぴり塗るだけ。油をたくさん掛けて揚げるようにすれば、銀だこのようにカリッとして美味しいかもしれないけど、健康を考えて、油少なめ。でも、鉄板にはこびりついたりはしないですよ。

図書館巡礼 その4 おぐに開発総合センター図書室(山形県小国町)

2023-02-17 21:52:42 | 日記

家内が小国町の梅花皮(かいらぎ)荘という飯豊連峰の登山口にある、マタギの里にも近い宿泊施設で第2回目の「つる細工講習会ー講習コース」を受けることになり、75㎞もの道のりを送っていった。
第1回めは一人で行ったのだが、このたびは、私の車がなかなか、そしてまだまだ届く気配がなく、家内の車をシェアしているため、送り届けるハメになったのだ。

といっても、小国町は南陽市在住の私にとって(も?)とても魅力のある山岳の町なのだ。かつては陸の孤島にもなった山奥の町。岩手県の遠野市に少し似ているかもしれない。喜んで家内を2時間、75㎞の道のりを送っていった。
そして、帰りに地元の図書館に訪問したのだ。

小国町に行ったら立ち寄るお店の1つ「かねきん食堂」の張り紙だ。
「ご注文された品物の味についてしょっぱかったり薄かったりしていたら、すぐ調整いたします」
実際に出されたラーメンセットは、私にぴったりだった。だが、米沢、南陽、山形、寒河江で身震いするほどしょっぱいラーメンを出されることがあるので、こんな張り紙がしてあったら助かるというものだ。
出されたラーメンのスープは、かつおだしと豚骨の甘みが混ざったような美味しいスープだった。

30年以上前、新潟県の村上市の図書館を訪問したことがある。鶴岡市の近く、朝日村から、延々と朝日スーパー林道というところを駆って、村上市の野球場に到着し、スタンドでラーメンを作って食べた後、村上市立図書館を訪ねてみたのだ。
スーパー林道は、新潟県の三面ダムを通る。三面集落はものすごい山深くにある。昭和初期の話だと思う。徴兵で三面の青年が町(新発田練兵場?)にやってきて電気製品などを見て、遅ればせながら文明開化に驚いたという伝説を聞いたことがある。

そんな山深くを通り抜け、村上市の図書館を訪問したのだが、そこで三面集落の調査研究をした書籍を見つけた。そして驚いたものだ。その発行元は、山形県立山形南高校の図書室なのだ。南高登山部の顧問の先生あたりがまとめたのだろうか?
 三面集落は東北芸工大の先生も縄文遺跡の発掘をしていたりする。山形県にも近いところのようだ。

さて、この小国の図書館も三面に負けない山奥の民の生活を調査している。というか、小国町全体の風俗と言っていいだろう。

南陽市から小国町に向かうと、町境に宇津峠、宇津トンネルがある。現在は大改造されて難所という雰囲気はなくなったが、山好きな人間には気になるところだ。その宇津峠を地元の小学校では遠足に行っているらしい。その記録が文集になっているのを5,6年前初めて訪問したとき読んだ記憶がある。

小さな図書館だが、地元の、山の生活に関連する本がまとまって目につきやすい。この図書室までは、南陽市の自宅から40㎞くらいなので、山形、寒河江、天童の図書館に行くのと変わらない距離なので、同程度の負担だと思えばいい。

ただ、Wi-Fiがない。図書の司書の方に「Wi-Fiのパスワードとかって教えてもらえますか?」と訪ねたら「はぁ?」という反応をされてしまった。