早坂山ハイキング(509メートル) 萬歳の松公園集合
今年は、いろいろ、おあつらえのイベントに参加してみよう決めていた。本当は、お祭り野郎になって、山形県内だけでなく、あちこち回ってみようかとか、国内の「リオのカーニバル」ダンスを見て回ろうかと、思っていたのですが、結局は、南陽市周辺のハイキングイベントに参加、ということになりました。
今日は、米沢市の万世コミュニティーセンター主催 早坂山あるき隊協力の「早坂山ハイキング」に参加。
「万世」との地名で分かるように、早坂山は米沢の東外れにある山で、すぐ近くには水窪ダムのあるところです。
この山の意義は、戦国時代、伊達がこの地で活躍したいたころの山城の跡がある、ということと、米沢の街が良く見晴らせるということでしょう。米沢の街が眺望できるという点では、愛宕山が代表格かと思いますが、早坂山はまた違う角度の眺望のできるところでした。
今日の参加者も高齢者ばかり・・・と思っていたら「井上さん」と声を掛けられました。子どもの同級生のお母さんでした。そうか、私も高齢者でした(笑)
ハイキングには山形市少年自然の家主催の白鷹山ハイキングと同じくらいの質量が感じられました。
森林インストラクターや歴史にむっちゃ強い方による案内があったのです。そもそも、今日のハイキング道は「早坂山あるき隊」の方々が整備したようです。
山形市の宝沢から蔵王への古道を切り開いて再現した蔵王古道もそうなんですが、大きな自治体は民間の力も相当パワーがあるなあ、というところです。
川西町の方には失礼であり、こちらの思い違いもあるかもしれませんが、数年前、イザベラバードが歩いて川西町に入ったであろう古道歩きに参加したときは、私のような初級の疑問にもロクに答えてもらえませんでした。10月の南陽市の岩部三十三観音ウォークでも、人柄はとっても気持ちのいい方ばかりでしたが、今日のイベントでは、バックボーンとでもいうんでしょうか、コースの間違えそうなところには、あらかじめ人が立っているとか、解説の厚みなど、小さい町はかなわないな、脱帽! という準備の厚みを感じました。
そもそも、今日は、私は、じつは飛び入り。それなのに最後の、芋煮会ではしっかりおかわりさせていただきました(笑)
今日の決定打は、早坂山あるき隊の隊長の樋渡さんが、希望者を募って、第2ラウンド、早坂山の西隣の鷺城跡を、またしっかり説明に引き連れていってくださいました。
「米沢って、やっぱり歴史マニアのレベルって並大抵なものではないな」
もし、バッタリと案内の樋渡さんが倒れてしまったら、着いていった我ら5人の有志は完全に道に迷うだろう、と思うくらい深い山をあちこち案内していただいたおかげで、戦国時代の足軽になった気分を存分に味合せてもらいました(笑)(泣)(泣)
早坂山
萬歳の松公園