田舎の老後生活

老後の田舎生活ではなく、もともと田舎者の気楽な老後生活です。

今年度登頂第9回目 11月9日(水)

2022-11-09 14:56:40 | 日記
秋葉山(561メートル 南陽市宮内)今年度登頂第9回目をしてきました。

向山公園駐車場を出発して帰着したのが1時間19分。

第1回は5月8日(日)、第2回は5月17日(火)、第3回は6月15日(水)、第4回は9月5日(月)、第5回は9月22日(木)、第6回目 9月26日(月)標識を建ててきました。第7回目 10月9日(日) 第8回目 10月28日(金)

あと1回は登らないと区切りが悪いですね。雪が被るようになると滑るので、もう登りたくない。それまで登らないとなー。

下↓ これでも真顔です。午後1時45分頃、向山公園駐車場に到着。急いで秋葉山に出発。山頂では三脚を取り出す余裕がなく、手で持って撮りました。





早坂山ハイキング(509メートル)

2022-11-06 21:34:24 | 日記
早坂山ハイキング(509メートル)  萬歳の松公園集合
今年は、いろいろ、おあつらえのイベントに参加してみよう決めていた。本当は、お祭り野郎になって、山形県内だけでなく、あちこち回ってみようかとか、国内の「リオのカーニバル」ダンスを見て回ろうかと、思っていたのですが、結局は、南陽市周辺のハイキングイベントに参加、ということになりました。
今日は、米沢市の万世コミュニティーセンター主催 早坂山あるき隊協力の「早坂山ハイキング」に参加。
「万世」との地名で分かるように、早坂山は米沢の東外れにある山で、すぐ近くには水窪ダムのあるところです。
この山の意義は、戦国時代、伊達がこの地で活躍したいたころの山城の跡がある、ということと、米沢の街が良く見晴らせるということでしょう。米沢の街が眺望できるという点では、愛宕山が代表格かと思いますが、早坂山はまた違う角度の眺望のできるところでした。
今日の参加者も高齢者ばかり・・・と思っていたら「井上さん」と声を掛けられました。子どもの同級生のお母さんでした。そうか、私も高齢者でした(笑)
ハイキングには山形市少年自然の家主催の白鷹山ハイキングと同じくらいの質量が感じられました。
森林インストラクターや歴史にむっちゃ強い方による案内があったのです。そもそも、今日のハイキング道は「早坂山あるき隊」の方々が整備したようです。
山形市の宝沢から蔵王への古道を切り開いて再現した蔵王古道もそうなんですが、大きな自治体は民間の力も相当パワーがあるなあ、というところです。
川西町の方には失礼であり、こちらの思い違いもあるかもしれませんが、数年前、イザベラバードが歩いて川西町に入ったであろう古道歩きに参加したときは、私のような初級の疑問にもロクに答えてもらえませんでした。10月の南陽市の岩部三十三観音ウォークでも、人柄はとっても気持ちのいい方ばかりでしたが、今日のイベントでは、バックボーンとでもいうんでしょうか、コースの間違えそうなところには、あらかじめ人が立っているとか、解説の厚みなど、小さい町はかなわないな、脱帽! という準備の厚みを感じました。
そもそも、今日は、私は、じつは飛び入り。それなのに最後の、芋煮会ではしっかりおかわりさせていただきました(笑)
今日の決定打は、早坂山あるき隊の隊長の樋渡さんが、希望者を募って、第2ラウンド、早坂山の西隣の鷺城跡を、またしっかり説明に引き連れていってくださいました。
「米沢って、やっぱり歴史マニアのレベルって並大抵なものではないな」
もし、バッタリと案内の樋渡さんが倒れてしまったら、着いていった我ら5人の有志は完全に道に迷うだろう、と思うくらい深い山をあちこち案内していただいたおかげで、戦国時代の足軽になった気分を存分に味合せてもらいました(笑)(泣)(泣)
早坂山

萬歳の松公園

眼下に米沢市街 右側に我が秋葉山が見えているはず・・・



切り株を残して、より展望を楽しめるところあり

以下は、鷺城跡の森の中



令和4年度 第7回水林の熊野神社奥の院月例参拝

2022-11-01 16:14:11 | 日記
水林の熊野神社奥の院(熊野岳標高670メートルくらいの山頂にあり 南陽市吉野地区水林と白鷹町滝野地区から登れます)

第1回参拝 5月11日、第2回参拝6月11日 第3回参拝7月9日(土) 第4回参拝8月12日(金) 第5回参拝9月3日(土)
第6回参拝10月3日(月) 今回第7回は11月1日(火)実施

植物たちはすっかり勢いを落とし、歩きやすくなっていた。
駐車したところより神社まで32分。30分くらいで車にたどり着けるのなら、雨に濡れても死ぬことはないか?

石灯籠の屋根が落ちている。映画「カッコーの巣の上で」の無口なインディアンのように、神の力を借りて持ち上げ、元に戻したい気分に、いつもなる。


宮内駅前で焼き肉屋さんをやっていた縄さんを、またしても思い出した。彼はここまでの地図を手書きしてくれたのだ。私は今年だけで7回も来たが、地図は描けないかもしれない。彼の能力の高さをつくづく思い知るのだ。

彼の晩年近く、といっても、まだ50歳代だったのではなかろうか。私は酒を飲んだ帰り、シメを食べようと立ち寄り、クッパをお願いした。全部は食べきれなくて残した。すると、彼は神経質に「美味しくなかったか?」と尋ねるのだ。そんなことはない。いつもの通り、おいしかった。けれども、いいたいことはあった。
「もっと、きれいにしてくださいな」
開店から時間はそれなりに過ぎたのだから、それなりにくたびれるのは当然だ。ピッカピッカというわけにはいかない。けれども、いぶし銀のように磨き上げられたきれいさというのはあるだろう。
毎日、ずっと同じところにいると、自分では気づけなくなるものなのだ。
他の、街の食堂などでも、通りがかりから見ると、ずいぶんボロけた店構えのお店があるものだ。店主にはそれが分からない。毎日見ているから、店主にはいつもの通りなのだ。

今から20数年前、娘と冒険をしたことがあった。赤湯の、ちょっと入りにくいラーメン屋に勇気を出して入ってみよう、そんな企画だった。
暗くて怪しそうなお店、看板などすっかり灰色状態のお店。出されたラーメンが、たとえ美味しくなかったとしても、被害額はたいしたことはない。
じつは、龍上海もだいぶくたびれたお店だった。だが、開放的で、中が見え、ただの田舎のラーメン屋という趣だった。これなら気軽には入れる。
だが、すっかりくすんだ看板に「海藻ラーメン」と書かれていると、なんだか、美味しそうに見えない。でも、実際に入って食べてみると、おいしい!
ある店は、奥行きが深く、暗く、それに黒いソファなのだ。だいぶ怪しく感じる。入ってくるお客も、悪いけど人相の良くなさそうな親父たちだ。こちらは学生の娘を連れている。
ところが、やはり、期待に反して、出されたラーメンは、うまい!

焼き肉屋をやっていた縄さんは、あふれる知能を持て余して、山に深く入り、冬虫夏草など、次々と珍しい薬草などを見つけてきた。そして、彼は山に消えた。数年して遺体は発見された。