うまさいと

お馬さんは好きですか?

賽の目のように、ころころと。

2005-05-19 02:31:30 | 競馬
今日もAAPから。

Elvstroem Set To Race At Longchamp(AAP)


以下は(下手な)訳。

豪州のスターElvstroemが、先週土曜日にイギリスのRockinge S.(GB G1 T8f:ロッキンジS)で負けたにも関わらず、今週末のフランスのレースに出走しそうです。

Tony Vasil師は、Longchamp競馬場のトラックのコンディションの情報を知り、日曜日に行われるPrix d'Ispahan(FR G1 T1850m:イスパーン賞)に出走させることを(オーナーに)勧めているようです。

Vasil師は「Parisの馬場は、先週日曜日にElvstroemが出くわしたNewburyの馬場---Rockinge S.において、レコード駆けしたRaktiから離された4着に終わった馬場---ほど堅くはないだろう」と言ってます。

「地面はGood to Soft(稍重)で、彼らは『日曜日までは雨は降らないだろう』と言ってますよ」とVasil師はRacing Post紙に語った模様。

「Newburyにおけるfast(良?)なトラックは、Elvstroemには有利ではなかったよ」

「豪州の標準と比べると、トラックはfastで、岩のよう(rock)に堅かったよ。しかし、私はNewburyを批判しているわけではないのですよ」

「豪州では、backing up(わかんない)は我々がいつもしていることだし、願わくば勝つことだ」

「我々は欧州にGroup 1レースを勝とうとして来たんだ。だから、可能な限りいちかばちかの勝負をする(roll the dice:サイコロを振る)よ」

Vasil師はElvstroemを今週末(Prix d'Ispahan)に、もしくは、このDanehill産駒の4歳牡馬(Elvstroem)に適した別の英国のレースに出走させることを熱望している。

Prix d'Ispahanは9furlongsと少しのレース(1850m)で、その距離はNewburyにおける直線のマイルのレースよりもElvstroemに適していると考えられます。

Vasil師はNewburyのレース以来、調教中に跨ってElvstroemに何の不安も無いと感じている。

Nash RawillerはElvstroemの帯同馬として、現在にLongchampに滞在している。



とまぁこんな感じ。相変わらず下手ですな。ということで、コロコロ変わる遠征予定なんですが、当初は

3/26 Dubai Duty Free(UAE G1 T1777m)
5/14 Rockinge S.(GB G1 T8f)
6/15 Prince of Wales S.(GB G1 T10f)
7/2 Eclipse S.(GB G1 T10f7y)

こんな感じだったのですが、蓋を開けてみると

3/26 Dubai Duty Free(UAE G1 T1777m) 1
4/24 Queen Elizabeth II C.(HK G1 T2000m) 9
5/14 Rockinge S.(GB G1 T8f) 4
5/22 Prix d'Ispahan(FR G1 T1850m) ?
6/15 Prince of Wales S.(GB G1 T10f) ?
7/2 Eclipse S.(GB G1 T10f7y) ?

とになりそうな感じ。まじかよ。

MARLさん@REVERY_L_ELEKTRA(3/29)におきまして、MARLさんが私の拙い記事の補足(というかそっちが本記事でもいいよ・・・)をなさっておられるわけですが、その際に教えていただいた「香港行きを提案したのはVasil師」といった記述からも、Vasil師はElvstroemに何か恨みdなかなかハードなローテーションを考えているようですねぇ。今回の場合は

“We are over here to try to win a Group 1 race so we will roll the dice as many times as we can.”

という表記からもわかるように「とにかく欧州で一つでもG1獲らなきゃ」といった感じで少々焦っているのかなぁという気もします。何しろ、Prince of Wales S.にはTattersalls Gold C.(IRE G1 T10f)からかなりのお馬さんが流れてくるでしょうし、そのTattersalls Gold C.にはBago, Azamour(やっぱり出るの?), Grey Swallow, North Light(回避っぽい), Yeatsなどのお馬さんが出走予定なのですね。とすると、どう考えてもちょっときつそうなので、やっぱりそれまでにどこかで一つG1を獲っておこうといった気持ちが見え隠れ。欧州で何も勝ってないよりも、何か一つでもG1を勝ってた方がシャトル種牡馬として来た時に暖かく迎えてくれそうな気はしますし。ということで、メンバーの楽なPrix d'Ispahanに出走させることを考えているというところでしょうか。そして、

Vasil said he was keen to race Elvstroem again this weekend or there would not be another suitable race in the UK for the Danehill four-year-old for four weeks.

こちらの「4週間以内にElvstroemに適したレースに出走させる」という表記からも「目標は4週後=Prince of Wales S.で変わってないよ」といったことが読み取れるのではないかと。やっぱり出走させるのかよ。

うん、また何かさらに増やされそう(Sussex S.(GB G1 T8f)辺りがあやしいかも)ですが、とにかく頑張れ、Elvstroemさん。




追記:

ということで、ふてきさん@異端血統最前線からのトラバをいただいてしまいました。正直なところ、あのエントリは特に気合い入れて書いたわけではないので恐縮だったのですが、私は旬を追いかけるスタイル(今ならDerby S.について熱く語ってみるとか)よりも、どちらかというと自分の好きなことを書くコラムっぽい方が意外とウケたりするなぁとか考えていますが、それはあと100本も200本もエントリを書いてから考えようかと。とりあえず、かなり嬉しかったのです。これを励みに頑張ろっと。