天国の夫へ
毎朝のお墓参りの途中でみつけた折々の
花鳥風月や身辺の出来事を夫に伝えたい。
 



今日は午後から降りだした雨の中、取り壊すことにした以前住んでいた家に又片付けに行きました。
もう極力持ち帰らないと覚悟したものの、この湯豆腐用の樽を見て、しばし昔の事を思い出していました。

何年前かしら？？・・夫と京都を旅をした時、有名なお菓子やさん何軒かを回った後、この樽職人の家を訪ねました。中心からは大分離れた場所だったと思います。
ご主人は樽作りをしながらも、傍らでコトコト煮ていた“かぼちゃ”でお茶を入れて下さいました。たしか美味しい冷茶だったと思います。

この湯豆腐の樽は、炭を入れる筒が銅で作られており、付け汁用の土瓶も下に長く作られて冷めない様できています。
その時は出来たのが無くて大分後に送ってもらった様に記憶しています。

丁度、葵祭りの頃で、お祭りの役員をしているというご主人は、役員だけが貰えるというお祭り用の“絵馬”を私達に気前良く下さった事なども鮮明に思い出されました。
たしか・・・“たる光”さんという名前だった様な・・・
お元気でおられるでしょうか？？・・・



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
こんばんは！！ (Yy)
2005-06-02 20:22:36
旅の思い出は良いですね。

物は買う気になれば買えるけど。思い出は買えません。その思い出に旅が付けば…それこそ幸せですよね。



これからも新しい思い出作りに旅をして下さいね。

近々なさる旅のお話を楽しみにしております。
 
 
 
こんばんは！！ (ikuko)
2005-06-02 20:37:11
Yyさん・・ありがとう！！

夫はほんとに良い思い出を沢山遺してくれました。

Yyさんも、ご主人さまとの時間・・大事になさってくださいね。
 
 
 
立派な物ですね。 (sion)
2005-06-02 22:31:18
こんな立派な湯豆腐の樽が長年眠っていたなんて勿体無いですよ～！

何処かの料亭にでも行った気分になれそうですね。

ikukoさん、美味しい湯豆腐また味わってくださいな。
 
 
 
おはようございます！！ (ikuko)
2005-06-03 05:10:53
sionさん・・

昨日からお天気が崩れてちょっと肌寒いですね。

たまには、炭を熾して、ゆっくりと“湯豆腐タイム”も良いかも・・・ありがとう！！
 
 
 
道具のよさ (路傍のはな)
2005-06-04 15:25:35
名人の作ったものは、いつでもいのちをよみがえさせてくれます

佳いものを見せていただきました

見えないはずの湯豆腐と酒が主役の写真ですね　忘れていましたそれを味わっている主人公を！
 
 
 
よみがえる・・・ (ikuko)
2005-06-04 16:36:49
路傍のはなさん・・

ほんとう！！久しぶりに丹念に洗いましたらよみがえりました。

いままで放っておいたのを“樽”さんに詫びたい気持ちです。

これからは、たまにはゆっくり炭を熾し味わう時間を持ちたいと思います。
 
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