天国の夫へ
毎朝のお墓参りの途中でみつけた折々の
花鳥風月や身辺の出来事を夫に伝えたい。
 



いつも行く八百屋さんに背負い籠姿で現れる“おばさん”がいます。
もう他には誰もいなくても、この“おばさん”はこのスタイルを絶対にくずしません。
勿論、この背負い籠に似合う“姉さんかぶりファッション”が決まっています。
この土地の生まれの“おばさん”は私の夫の事を良く知っていて、「あんたの“だんな”には学校の帰りに良く待ち伏せされていじめられたんだょ」とか云われたりします。
私は「それは悪かったわね~。ごめんなさいね。」なんて謝りますが、八百屋さんで“おばさん”に会うのが楽しみの一つになっています。
私より10歳も年上ですが、いつも元気を分けてもらって帰ります。



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