天国の夫へ
毎朝のお墓参りの途中でみつけた折々の
花鳥風月や身辺の出来事を夫に伝えたい。
 



今日は用事が出来て日本橋の高島屋まで行って来ました。
8階のホールで松竹株式会社110周年記念展・・「山田洋次の原風景」が催されていました。

世界最長の映画シリーズとしても有名な「男はつらいよ」や、アカデミー賞外国語作品賞にノミネートされ、世界的評価を受けた時代劇「たそがれ清兵衛」など、時代が発するメッセージや変わらぬ人情の機微を込めて作品をつくり続けてきた映画監督山田洋次。監督作品は全78本。テーマは一貫して、時代を反映した家族の問題。人と人とのつながり、未来への希望、そして日本の原風景です。
本展では、山田監督が自作映画への思いを語るオリジナルビデオの上映や、松竹映画史に残る名優や有島一郎、森川信、佐山俊二などの名脇役たちが熱演する懐かしい名場面、「二階の他人」の未公開ロケシーンなど一挙公開。本年12月公開の79作目、「武士の一分」の見所もいち早く紹介しています。
・・パンフレットより・・


唯一撮影の許されている「ダンゴやのお茶の間」
鴨居にはお馴染み寅さんのジャケットが掛けられちゃぶ台の上には帽子が置かれていました。


<人生は次々と楽しい事がおこるのではなくて、悲しい事や耐えなくてはいけないことの方がたくさんある。
ただ生きていれば「幸せだ」と思える瞬間が必ずあるから希望を失っては決していけない。>

<日本にあたりまえにあった人々のふれあいや風景が失われつつある。
寅さんだったら「そうなったらおしめえよ」というかもしれません。>

懐かしい風景や心に残る言葉に出会えました。

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