天国の夫へ
毎朝のお墓参りの途中でみつけた折々の
花鳥風月や身辺の出来事を夫に伝えたい。
 



今夜は娘と市川文化会館でバレエを観てきました。
東京バレエ団全国縦断公演{シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2005}



「密やかに“ボレロ”の、あの旋律が流れ出すと、小さなスポットライトに一人のダンサーの手が浮かび上がります。
やがて、赤い円卓上で踊る“メロディ”の姿が露になり、周りを取り囲む男性たち“リズム”がその踊りに加わっていきます。
音楽も動きも大きなうねりを見せ、クライマックスを迎えて、全員が円卓上になだれ落ちます。
その簡潔さゆえに踊り手の本質をさらけ出す“メロディ”は振付のモーリス・ベジャールに選ばれたダンサーのみ踊る事が許されるもの。
ギエムのそれは、あるときはジャンヌ・ダルクのように勇猛に、あるときは巫女のように清真に、見る者の心を揺るがします。」 
・・パンフレットより・・



夫が大好きだった“ボレロ”・・・
その“ボレロ”をギエムは1990年に初めて東京バレエ団と踊って以来105回も披露してきたが、ついに日本での“ボレロ”に今回で終止符を打つという。
市川文化会館で上演されるのを知り、私は一時間半並び前から13番目、中央の切符を手に入れました。

鳴りやまぬカーテンコールが耳に残ります・・・

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