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国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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やさしいは・・優しい,易しい

2022-07-08 10:47:43 | 国語的随想

一昨日に、先生の力が下がっていない?みたいな記事を書いたら以下のようなtweetを見つけた。

 

上の話は

easyを「やさしい」と書いたら不正解。

英語担当教師は「やさしい=優しい」=kindという頭の回転。

で、「易しい」をしらんかった?らしい・・・

いやいやいや、いやはや。

下は氵の字。

しお・・・塩もあるけど、潮も汐 もあるけど。

先生、しらんかったらしい・・・

いやいやいや、いやはや。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

総括

先生達、しらんかったことより

「説明して」って、児童や生徒に言っていないこと。

「え、話して」とか言えば、そうすれば、子どもはきちんと話してくれるよ。

そういうコミュニケーションがお互いの信頼を育むんじゃないでしょうか?

もちろん、これらを「他山の石」として、私も気をつけたいですが。

うーん。

やっぱり、どうも先生のレベルが上がっていないことは確かみたいな感じ。


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引目かぎ鼻、おちょぼ口

2022-07-06 10:11:48 | 国語的随想

先日、高校生を指導していて,なんかの話の流れで

引目かぎ鼻、おちょぼ口って知っているでしょ?平安美女の顔で・・

といったら

何ですか、それ?はじめてききました。

といわれた。

えー、中学の歴史か、高校古文の王朝女流文学のあたりか、高校日本史、このどこかで1度は耳にしていると思うよ。

 

いや、聞いてない、初めて。

単に忘れたとか。

そんなおもしそうな言葉を聞いたら忘れませんて。

まあ、そうかな。

ということで「平安時代の美女の顔立ちの典型」で,目は筆ですっと一筆書きをしたようで、鼻筋はすっと通って、小鼻は出てない。口が小さい。更にいうと「顔の輪郭はおたふくというか下ぶくれ。

ということで,日本史図版の以下のようなものを見せて説明。

樹下美人図「鳥毛立女屏風(とりげりゅうじょのびょうぶ)または(とりげだちおんなびょうぶ)」正倉院御物

とか

とか。上は源氏物語絵巻かな。

 

一番わかりやすくいえば、お雛様のお顔。

 

中学の先生が「肌黒で、目がぱっちりの人は平安時代は美人じゃなかった」といっていたこと、よく覚えている。

高校古文担当のプリンちゃん(男性教師・ちょこっと小太りでむちむりで。プリン・プリンいていた)もそういっていたなあ・・・

私は、国文科ではないので古文は専門外。それでもなんとか指導できるのは、自分でも古文は好きなんで少しは勉強はしているけど、この高校時代の恩師であるプリンちゃんのおかげ。プリンちゃんの話はおもしろくて、ためになった。彼に教えてもらったことは、いまだに覚えているし、使えている。

だから高校生に時々いう「高校の時のプリンちゃんに教えてもらった知識で今何とか教えられている」って。

 

先生って、大事。

でも、今回のようなことが時々ある。

多分、私が高校生だったときより先生のレベルが落ちている・・・

教育は国家百年の大計(新島襄の言葉)

しかし、肝腎の指導して下さる方々が劣化していては・・はなあ。

なんて思った。

 

 


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かわたれどき

2022-04-15 10:16:02 | 国語的随想

かわたれどき・・・・「彼 (か) は誰 (たれ) 時」。あれはだれ?とはっきり見分けられない時間。明け方。

 

夕方のこの時間帯は・・・・「たそがれどき」(誰そ彼時)といいます。

 

これは、古文には出てくる言葉ですが、女性から見ると少し切ない言葉です。

当時の一夫多妻制の中で、自分のところに夫が来ない女性が「あの人は誰(私の夫ではないの?)」・・夕方のつぶやき

「あの人は誰?どこからお帰りになるのかしら」(自分のところに来なかった夫が他の女性ところから帰宅する姿かしら)・・・「かわたれ」・・朝方・明け方

 

語源的には、こんなニュアンスなんですね。

ちょっと、かなしい・・話です。 

 

また、この時間帯(かわたれどき)は、清少納言が「春はあけぼの」と書いた時間帯でもあります。

「あわいの時間」は儚い。日本人はそんな時間が好きでした。

 

そんな時間の動画をつくりました。3分くらい。

 

国語塾もへじちゃんねる かわたれどき、春はあけぼの - YouTube

 

 

 


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ブレークスルーとブースター・・・本来の意味は?

2021-10-08 10:33:31 | 国語的随想

ブレークスルー感染とかブースター接種とかで遣われている2つのカタカナ語。

本来の意味を、ネット辞書で調べました。カタカナ語に弱い傾向のある我等日本人、舶来だと何でもよさげに感じがちの我等日本人。

正しい意味を把握していきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブレークスルー・・・(英 breakthrough難関妨害などを突破すること

一時「breakthrough thinking」とか、つかわれて流行った言葉です。

突破的な思考、建設的な思考とでもいいましょうか。

それでブレークスルー感染って、どう思われますか。

まるで、感染が「前向き」のような・・・苦笑

先日あげたブレークスルー感染@群馬県の病院の例・・・感染した25人中2回接種済みは24人、1回接種は1名。

要するに、ワクチンが効いてない!感染です。

ブレークスルー感染=ワクチン無効感染

これが正しいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブースターの本来の意味は以下。

ブースター(英 booster

ロケットなどの発進に、適当な初速度与え補助推進装置

電圧昇圧機。また、無線機などの送受信用の増幅器

③ 液圧の加圧装置高圧ポンプ前段加圧ポンプなど。

 

かなり専門的な言葉ですね。

要するに、エネルギーを与えるとか更にアップする的な意味。

ワクチン接種追加って、そんなに前向きですか?・・苦笑

数ヶ月で効かなくなると分かって、怯えて追加するわけですよね。それを次々とやっていくわけですよね。

これもまやかし的カタカナ語使用です。

ブースター接種=追加的・定期接種=生存中永遠接種

以前あげた記事

をご覧になった方はご存じだと思うのですが、5回目追加定期接種くらいから死亡率がぐんとアップするらしいです。

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ノーベル賞の発表があった。

医学・生理学賞にワクチン開発者の、カリコとワイズマンにならなくてよかったわ。

ホッとした。

受賞したら、大変なことになっていた「うてうて運動」の格好の話題、考えない軽薄な日本人は更に「コロナ・ワクチン脳」になる。

ノーベル賞もらわなくても、ファイザーから巨額のお金が出ているしね、この2名。それでも自分たちがつくったワクチンの安全性について、今世界で起きていることを踏まえてどう思っているのかききたい。

 

 

 

 

 

 

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9月9日、重陽(ちょうよう)の節句

2021-09-09 15:26:25 | 国語的随想

重陽の節句の起源は中国。
中国では奇数は縁起のよい陽の日とされた。

それは、平安貴族に伝わって日本の行事もその影響が見られる。

3月3日(日本・ひな祭り)5月5日(端午の節句)7月7日(七夕)など。

中でも一番大きい陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、「菊の節句」として伝わった。
中国では、菊はすぐれた薬効をもつ植物として古くから知られ、4世紀に記された書物には菊が群生している谷を下ってきた水を飲んだ村人たちが長寿になったという「菊水伝説」がある。菊のエッセンスをふくんだ水を飲むと健康で長寿になれる・・そのような重陽節(重陽の節句)伝説がある。

菊は年がら年中花屋さんにあるので、本当の季節を知らない人が多いが、秋。

秋の季語です。

長岡の食用菊(ピンク色の菊・おもいのほか/カキノモト)もじきにでてきますね。

不老長寿の妙食のようですからおいしくいただきましょう。食欲の秋!


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