ボヤキ嫁の日々の記録

“超”がつくほどの楽天家ダンナと文句が多いボヤキ嫁の日々の記録
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ミズーリ州へ(5)~取材2

2009年05月26日 | 旅行 - MO州

ミズーリ州へ(1)
ミズーリ州へ(2)
ミズーリ州へ(3)
ミズーリ州へ(4) より続き

本日も楽天家ダンナの取材で色々な場所に行った。

始めに地元の新聞、“ザ・レバノン デイリー レコード”を発行している新聞社へ。

(写真:新聞社入り口)

楽天家ダンナが以前日本に住んでいた事を記者男性に話すと、「うわー、オレは日本に住めないよ。あの、ミソスープってやつ?あんな靴下を煮た味のする飲み物を飲まされるのは御免だよ。」などなどいかに日本料理がまずいかを説明してくれた。
ちなみに彼は私が日本人だと知らなかった。まあ、私が日本人と知っていてもミソス-プがいかにまずい飲み物かを力説してくれたと思うよ。

その後、物凄く田舎に向かった。その道中面白い店を発見。

アンティークって書いてあるけど、売っているものはガラクタみたいなものばかり。

このお店、商売なりたっているのだろうか?と気になる。
このお店を後にして、さらに田舎道奥地へと進む。

舗装されていない道を3マイル(約4.8km)ほど走った場所に目的の家があった。
隣の家まで多分歩いたら10分くらいかかると思う。田舎すぎて本当にびっくりした。

この家のあと数箇所取材し楽天家ダンナの今回の任務は終了、帰路につきました。

ミズーリ州へ(6) へ


ミズーリ州へ(4)~取材1

2009年05月25日 | 旅行 - MO州

ミズーリ州へ(1)
ミズーリ州へ(2)
ミズーリ州へ(3) より続き

楽天家ダンナたちの取材途中、とある墓地に立ち寄った。
この日はメモリアルデーだったので星条旗が至る所に掲げられていた。

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メモリアルデーとは (ウィキペディアより)
この祝日は、兵役中
に亡くなった米国の男女を追悼する日である。最初は南北戦争で亡くなった北軍兵士を称えるために始められた。第一次世界大戦の後、あらゆる戦争、軍事行動で亡くなった米国の兵士を含むように拡大された。
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墓地にはこんな石碑が置かれていた。

(写真:墓地の石碑)

(写真:造花が手向けられている墓地 アメリカでは生花を手向けないようだ)


途中で立ち寄ったサブウェイでなつかしのアイシーを発見!
が、楽天家ダンナはこの飲み物を知らなかったようで、飲み物注文時「私はアイシーが飲みたい」と言ったら「アイスティーください」と頼んでいた・・・。カウンターの女性が「アイスティー、それともアイシー?」聞いてきてもアイスティーと言ってしまう。「いやいや、アイシー。I、C、E、E!」と目の前にあるメニューを指差してもキョトンとしている。そんな楽天家ダンナを無視して、「アイシーのファンタ下さい」と注文。

(写真:なつかしのアイシー 小さい頃今は無き近所のスーパーで売っていたのだ)

この日は本当に色々走り回った。泊まっていたモーテルから北へ30マイルほど行ったところにあるオザーク湖へ行った。名前こそLake of the Ozarkなのだが、どうやら人口湖らしい。「このダムがね・・・」と地元の人が言っていた。それからこの湖をドラゴンと呼ぶ人もいるそうだ。地図でみると湖の形がドラゴンに見えるからだそうだ。

なるほど、ドラゴンに見えなくも無い。これは琵琶湖よりも大きい湖だけど、アメリカで一番大きい湖ではない。本当にアメリカは大きさが違いすぎるな。

この湖で発見した観光船。

(写真:トムソーヤとハックルベルーの観光船 ディーナクルーズもあった)

トムソーヤの冒険の舞台がミズーリ州のある町(架空)だからこんな観光船があるのかな?

この日は本当に色々動き回り、写真を撮ったり忙しかった。
楽天家ダンナと同僚は取材したものを取りまとめるため夜中1時過ぎまで作業していたんだって!

ミズーリ州(5) へ


ミズーリ州へ(3)~宿泊

2009年05月24日 | 旅行 - MO州

ミズーリ州へ(1)
ミズーリ州へ(2) より続き

ミズーリ州へ(2)でも書いたが、今回宿泊したのはMunger Mossというモーテル。ルート66を旅する人はぜひ泊まるべきと言われているモーテルなのだそうだ。今回の取材旅行にあたり、地元新聞社の方にお勧め宿泊場所を聞いたところ、ここを推薦されたそうだ。

ルート66についてボヤキ嫁が分かっていたことは、『一度は走ってみたいと思っている人が多い』程度だった。だからMunger Mossというモーテルに泊まってみたいと思っている人が多い・わざわざ泊まりに来る人がいる人が多いことを後から知り、ちょっとびっくりした。

(写真:モーテルの概観 各部屋の前に駐車スペースがある)

このモーテルのオーナーおばちゃんはお話好きらしく、日本人の○さんて知ってる?ルート66について本を書いているのよ、日本人の多くはカリフォルニアから走ってくるよ、などなど話が尽きない。時間があったらゆっくり話を聞いてみたかったが、楽天家ダンナたちの予定が詰まっていたためほとんど話が出来なかった。

ミズーリ州へ(4) へ


ミズーリ州へ(2)~出発

2009年05月24日 | 旅行 - MO州

ミズーリ州へ(1) より続き

取材旅行準備はレンタカーも手配でき、後は荷物を詰めるのみとなっていた。
今回ミニバンを借りた一番の理由は“車の中に快適に眠れる空間を作ること”だった。7人乗りだが、運転席・助手席・助手席の後ろ以外椅子を取り外し、最後部に毛布と厚手の布団を敷き枕を2個置いてベットを作成。こういう快適空間を作る事に関してダンナは抜かりがないのだ。

そうそう、私はまだ出発時間を知らされていないことに気が付いた。
月曜日に取材予定が入っているので、彼らは遅くとも日曜日中には現地に到着しておく必要がある。
「何時にここを出るの?」とダンナに聞くと、びっくりすることに「日曜日、朝9時に同僚を迎えに行って出発ね~」などと言うじゃないの!
ミズーリ州まで何時間かかるか知ってます??16時間ですよ。同僚さんはあまり運転に自信がないと言っているし、休憩も数回取るので、きっと16時間以上時間がかかるはずだからもっと早く出発しようと訴え、出発時間は24日土曜日夜11時となった。
(でもこの時点で彼らの言う予定時間だったことにこの時は気づかず・・・)

当初の予定             実際の予定
 22:00 同僚を迎えに行く     23:00 同僚を迎えに行く     
 22:30 家に到着・荷詰め     24:30 家に到着
                         シャワー&荷詰め&飲み物買出し
 23:00 出発             02:30 出発

「午前2:00過ぎに出発すると、ミズーリ州のホテルまで16時間かかるということは、到着時間は夜6-7時頃だね。」と楽天家ダンナに言うと、「あ、ホテルには午後1時着くよーって言ってあるんだ。」などと言います・・・。
当初の出発予定時間・朝9時に家を出て、4時間後の午後1時にどうやったらミズーリ州に到着できるのか・・・。うーん、楽天家ダンナの時間計画はむちゃくちゃなのだ。


今回の約1030マイルの車の旅、1番最初の運転手はボヤキ嫁。楽天家ダンナもダンナ同僚も出発前まで仕事をしていたので、私が運転手になるのは必然。夜中のドライブ、それも2人とも車の中で寝ているので《音楽・ラジオ一切なし!》というとても過酷なものでした。
午前5:30まで3時間休憩なしで走るとガソリンの残量が1/4になっていた。ちょっと疲れたが、男性2人もまだ睡眠が足らない様子。ガソリンスタンドでコーヒーを購入し眠気を覚まし、午前7:00まで私の運転となった。制限速度+10マイルで運転していたので、この時点で約300マイル走破しでウエストバージニア州に入っていた。
(制限速度は60-70マイル・約96-112km)

午前7:00朝食兼ねて1時間休憩。午前8:00、2番目の運転手・楽天家ダンナがミズーリ州へ向けて走り出した。ダンナと同僚が音楽をかけかなり大きな声で会話をしていたが、私は睡魔に襲われ快適ベットがある後部座席で騒音などお構いなしで仮眠。
30分後「yu、ごめーん」という声に起され、何事かとびっくりしている私の目に“物凄くまぶしい青いランプ”の光が入ってきた。なんと、ダンナがスピードの出しすぎで警察に止められたのだ。その瞬間、『この旅行全行程運転するのは私か!?』と恐ろしい考えが頭をよぎった。だって、次にスピード違反で捕まったら楽天家ダンナは免停だったのだ!
警察がやってきて「27マイルオーバー」と言った。なんと楽天家ダンナは60マイル制限のところを87マイルで走っていたのだ!この時、ボヤキ嫁はこの先運転はどうなるのだ・・とかなり絶望していた。だが、そんなことにはめげない楽天家ダンナ。「ごめんなさい、ミズーリ州まで行く仕事の予定があり焦っていたのです。」などと急いでいる訳を話し始めた。
なんと悪運が強いことに、ダンナは今回警告のみでお咎め(減点・罰金など)なしとなった。
しかし、心臓に悪いよ・・・

この後、ダンナも免許がなくなったらマズイと感じたらしく制限速度+10-15マイルで走る。

(写真:ケンタッキー州)

ミズーリ州までの道のりは、もうだーーと広い場所をひたすらミズーリ州に向けて走るのみ。途中、結構退屈になる。
途中で再度私と運転を代わり、午後2:00イリノイ州真ん中辺りに到着。この時今晩宿泊するモーテルに連絡すると、「そこからイリノイ州のセント・ルイスまで大体3時間で、セント・ルイスからモーテルまでも3時間かかる」といわれた。

うへー、12時間も車ですごしているのにあと6時間もかかるのか!!
この後は変な看板を見つけて喜ぶというしょうもないことをしながら長時間ドライブに耐えてました。

午後4:30、やっとイリノイ州のセント・ルイスへ到着

(写真:セントルイス ゲートウェイ・アーチ)

セントルイスに入る前に、3番目運転手・ダンナ同僚が車を運転し、ダンナが助手席でカーナビの補足をしていた。私は後部ベットで再度仮眠へ・・・。この時またもや事件が起きた。
少し複雑に交差する高速の出入り口でカーナビの指示がどの方向へ行けばいいのか分からなくり、彼らは迷子になってしまっていた。(複雑といっても首都高みたいに分かりにくい訳じゃない。標識に従って走れば迷子になることはない場所)
楽天家ダンナがカーナビが嫌いというのは《使いこなせない・カーナビの「次を左折」などの指示がどの道か理解できない》というのは分かっていたが、同僚も同人種だったのだ!
カーナビは道を間違えたらすぐに軌道修正して正しい道を指示しなおしてくれるのだが、“止まってカーナビの指示を待つ”ことをせずグルグル走り回ったみたい。「カーナビが壊れた!矢印がすぐ変わる!」とあせる2人に私はたたき起された。

その後地図を見て、カーナビの指示を待ってどうにか正しい道へ戻れた。カーナビがあっても道に迷うというのはこういう状況でなんだな、と発見したよ。(これってまれなケースだと思うけどね)

無事セント・ルイスから抜け出し、午後8:00ようやくモーテルがある高速出口へ到着。
が、ここでも男性2人はカーナビの指示が分からず曲がるべき道を通り越してしまった。
高速を降りて1分で到着するところを10分以上も迷子になってしまったよ。

今回宿泊したのはMunger Mossというモーテル。ルート66を旅する人はぜひ泊まるべきと言われているモーテルなのだそうだ。今回の取材旅行にあたり、地元新聞社の方にお勧め宿泊場所を聞いたところ、ここを推薦されたそうだ。

(写真:今回宿泊したモーテル)

今夜の夕食はどこがいいか、経営者に聞くとすぐ近くのベル・レストランがいいとのこと。

(写真:ベル・レストラン)

私たちが住んでいるバージニアにはない、本当に映画に出てきそうな雰囲気のレストランだった。

そして、料理はアメリカンサイズ・・・
疲れていた私は「スモールサイズのサラダ」 これ ↓を注文したのだが・・・

ドーンとボール一杯のサラダ・・・。ラージサイズはどんな大きさになるのか!?

警察に車を止められたり、男性2人がカーナビに翻弄されたりと色々あったが、18時間かかって無事ミズーリ州レバノンへ到着しました。

そうそう、私たちが住んでいるバージニア州は東部時間で、ミズーリ州は中部間なので1時間時差があるのだ。そのことを知って物凄い距離を移動したんだな、とちょっと実感。

ミズーリ州へ(3) へ


ミズーリ州へ(1)~準備

2009年05月24日 | 旅行 - MO州

楽天家ダンナの取材旅行に同行し、ダンナと同僚男性と私の3人でミズーリ州へ“車で2泊4日”の旅に行ってきた。
私たちが住んでいるバージニア州東側からミズーリ州中部まで約1030マイル(約1660km)、車で片道16時間かかったため“2泊4日”という旅になったのだ。



(地図:今回の道のり バージニア州→ウエストバージニア州→ケンタッキー州
                                           →インディアナ州→イリノイ州→ミズーリ州)

この旅が決まったのが、22日金曜日。こんな急に決まった取材旅行なのだが、ミズーリ州にて25日月曜日・26日火曜日両日に取材予定を入れているダンナは日曜日夜にミズーリ州へ到着していなければならない。
だが、25日月曜日はメモリアルデーの祝日であるため、多くの人は土曜日から3連休となり旅行をする。なので、こんな直前に決まった日程では飛行機のチケットが取れなかった。しかし、取材には行かねばならない。カメラなど撮影機材も運ぶため、最終的に取材旅行にはレンタカーで行くことが決まった。

レンタカーで行くことが決定した後、ダンナから「車でミズーリ州に取材旅行に行くから一緒に行かない?」と甘い言葉を言われた。『取材旅行か、なにか面白いものが見られるかな?』と野次馬なボヤキ嫁は同行することにした。この時は、お気楽極楽に彼らの取材について回ればいいと思っていたのだ。

金曜夜レンタカー会社を数件回ったが、私たちが必要とするミニバン(7人乗りワゴン)はどこも貸し出し中。そりゃそうだよな、多くの人が旅行している時期だもの。結局金曜日中には見つけられず、土曜日も別の会社へ探しに行くことになった。土曜日に行った1軒目でたまたま午前中キャンセルになったミニバンが1台あったのだ!これで無事にミズーリ州へ出発できることとなった。



が、出発前に残念な情報を入手してしまった!
一緒に行く同僚が車の運転に慣れておらず、他州の道路を運転したことがないというのだ。私はお気楽にドライブを楽しめず、運転手として働かなきゃいけないことが判明。楽天家ダンナとボヤキ嫁の2人でほぼ運転しなければならないということかぁ・・・。


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