ボヤキ嫁の日々の記録

“超”がつくほどの楽天家ダンナと文句が多いボヤキ嫁の日々の記録
ブログ内の写真の無断転載・転用・複製はご遠慮ください

フロリダ旅行 (3)

2014年03月13日 | 旅行 - FL州

フロリダ旅行3日目。詰めの甘い楽天家ダンナに振り回される。

キーウエストからマイアミ方面へと戻り、観光&楽天家ダンナのお友達に会う予定を立てた私達。「以前マイアミに来たときに行ったコーラル博物館が楽しかったからそこに行こう。後もう一つ行きたい場所があるんだ。それから夜はまたお友達達と会うよ。」と楽天家ダンナに言われた。

キーウエストからマイアミ周辺までは車で約4時間。朝8時にホテルを出てもお昼頃マイアミに到着なので観光する時間はほとんどない。早めにホテルを出たほうがいいよなと思っているボヤキ嫁とは対照的に、「えー、焦らなくてももっとゆっくりしておこう。」と言い出す楽天家ダンナ。この時点で楽天家ダンナが何を考えているか聞いて置けばよかった・・・。

今回私達がマイアミ空港近くで取ったホテルは、マイアミから北へ30分くらい行ったところにある。キーウエストからだと4時間30分くらいかかる。マイアミで観光するのだからホテルへ寄る必要はないと考えていたボヤキ嫁だが、楽天家ダンナは違った。「最初にホテルに寄って荷物を降ろしてから観光しにいこう。」
楽天家ダンナのプランは、キーウエストからホテルに向かいスーツケースを降ろし、マイアミ周辺観光し、夜はお友達と会食だった。大まかな流れはいいとして、問題は場所だったのだ。色々細かく聞いても答えは返ってこないし、ここで楽天家ダンナをせっついても仕方がないので、自分が行きたいと考える場所は諦めようと楽天家ダンナのやりたいようにさせることとした。 

遅い朝食を食べて(9時)やっとマイアミへと出発。道中、ホテルへ戻るかマイアミへ直行するかともめ、1時間のロスは大きいと楽天家ダンナをねじ伏せマイアミへと直行することとなった。ほぼマイアミ周辺という段階で、「コーラル博物館がGPSで出てこない」と楽天家ダンナが言い始めた。まず楽天家ダンナがマイアミ周辺観光としてあげていた2箇所が「住所のみ控えておいた」というもので、マイアミ市内なのかそれともマイアミから北に行くのか南へ分からず。そして夜お友達と会う場所も「メールはみたけど住所を控え忘れた」とのこと。ボヤキ嫁が携帯で調べてみると、コーラル博物館はマイアミよりも南でさっき通過してきた街にあった・・・。今から戻りたくありません。ということで、マイアミ市内のみを観光することとなった。

上記地図は楽天家ダンナが考えていたプランを地図に落としたもの。キーウエストからホテルへ(北へ4時間30分)、 ホテルからコーラル博物館へ(南へ1時間30分)、コーラル博物館からマイアミへ(北へ1時間)。地図を見たら、キーウエストからコーラル博物館、マイアミ、そしてホテルという順になると分かるはずなのだけど・・・。

マイアミではビスカヤ博物館という場所へ行ってきた。この博物館は広いので、音声ガイドかガイドツアーに参加しよう考えていた。入り口でチケットを買った際、ガイドツアーの時間を確認したら15分後に始まるとのこと。丁度良い時間なのでガイドツアーに参加することとした。

その時間のガイドツアーはなんと私達だけ。ガイドさんも「プライベートツアーね。途中で分からないことがあったり、知りたいことがあったらいつでも聞いてね。」と言われツアーが始まった。「この部屋の装飾をみてどの時代から持ってきたか分かるかしら?」などと聞かれたが、答えがポンペイだったり、十数世紀のパリだったりと私達ではまーったく違いが分からず。ガイドさんも『まずい』と思ったようで、質問形式から詳細説明へと重点を変えていってくれた。

1900年代、大恐慌が起こる前の富豪・ビスカヤさん。「今で言ったらシリコンバレーの大金持ちって感じかしら。桁違いのお金もちだったのよ。」とガイドさん。ビスカヤさんはヨーロッパの形式に憧れを持ち、デザインはヨーロッパのものを取り入れて行ったが、建材は極力近郊で取れるものを使ったとのこと。多くの歴代の大統領がこの場所を訪れて、今でも多くの著名人がこの豪邸にやってくるそうだ。つい先日はマーサ・スチュワートが撮影で来ていたそうだ。

邸宅はロの字型に建てられており、それぞれの側面が東西南北に向いている。実際、居室はコの字上にしかなく、南へむいた一面は『海からのアクセス』する人の門としてデザインされたそうだ。現在は中庭に屋根がかけられているが、オリジナルの建物には屋根はなく、「天候の変化を感じられる中庭」だったそうだ。

豪華なオルガンがリビングルームに会ったが、「ビスカヤ氏は楽器の演奏は出来なかった」そうで、ゲストのために設置した自動演奏されるオルガンなのだ。100年近く前に既に自動演奏されるオルガンがあったのか。それからハープやピアノも別の部屋にあったが、それらはガイドさん曰く『装飾』。
キッチンは2階にあり、1階にあるダイニングへ食事を運ぶ際は給仕室へとエレベーターを使って食事を運び、給仕室でお皿に持ってタイミングを見て料理をサーブしていたとのこと。

この家にには隠し扉が沢山あり、以前はそれを開閉できたそうだ。「小学生の男の子達はこの隠し扉を開けるととてもびっくりしたのよ」とガイドさんが懐かしそうに話をされていた。現在は保護のため常に扉を開けた状態にしておいている。

残念ながら邸宅内は写真撮影が禁止されているため、写真は一枚もないの。今回ガイドさんに色々説明してもらって、自分達で回るよりも面白い話が聞け良かったわ。


(写真:海から邸宅へアクセスする場所)


(写真:庭側から見た邸宅)

この後、夜の会食まで時間があまりなく、マイアミのショッピングモールで時間を潰した。

楽天家ダンナのお友達夫婦2組とお友達の娘夫婦、お友達が声をかけ友人1人とご夫婦を呼び、総勢11名で中華を食べに行った。お店の閉店まで居座り、ながーくおしゃべりの時間が続いていたよ。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。