アメリカに来てから熱をよく出すようになった。
子供の頃は38度台の熱を出すことは滅多になかったが、最近はかったるいなと思うと大抵38度前半の熱が出ている。
金曜日の夜、ちょっと雨に当たってしまい、『こりゃ熱をだすかも』と思っていた。土曜日明け方には扁桃腺が腫れてつばを飲み込むのもやっとな状態。薬局に薬を買いに行って週末は延々寝て過ごした。
熱は出すものの食欲はまったく衰えないボヤキ嫁。だが、食べられるものと食べられないものはある。こういうときに楽天家ダンナの油たっぷり卵焼きやら、辛いインスタントラーメンを出されても食べられないのよね。食べなきゃ回復しないと、肉入りの何かを集中して食べ、月曜日にはどうにか復活した。
ボヤキ嫁が動けないと我が家のことは何も回らないとよく分かった。楽天家ダンナに洗濯をお願いした。たった一回洗濯をしただけなのだが、なぜか洗剤周りが汚れていた。食べたものの食器は洗わなくてもいいから食洗機に入れておいてといったがシンクに山盛り。
こんな高い熱を出して可愛そうにと思ってくれるのはありがたいが、必要以上に布団をかけなおしてみたり、喉が痛いといっている人の横で布団をばさばさして誇りを舞い散らかす。何もしなくていいから静かに寝かせてくれーと心から思った。
静かに眠ることが出来ず、病み上がりで家の方付けをする。
楽天家ダンナを教育しておかないと、自分の首を絞めるなと思った。