ボヤキ嫁の日々の記録

“超”がつくほどの楽天家ダンナと文句が多いボヤキ嫁の日々の記録
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ホロコースト記念館

2012年04月02日 | D.C. & VA散策

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの記念碑とホロコースト記念館へ行ってきた。

ホロコースト記念館の常設展は観光客が多い3月から8月はチケット制となっており、チケットがないと入場できない。なんでこんな忙しい時期に行ったかというと、歴史の授業の宿題の一環として、「2週間以内に常設展を見ておくように」とのお知らせがあったからなのよね。

チケットはネットで予約出来るが、調べてみたらなんと5月中旬までいっぱいだった。なので、会館と同時に発券される当日チケットをもらうため、朝9時45分に列に並んだ。この時点で結構長い列となっており、ボヤキ嫁は午後1時15分のチケットを手に入れることが出来た。

それまで時間つぶしにとマーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑を見に行った。(アメリカだと、Drの呼称をつけて呼ぶことが多い。)

 

手前の人たちと比べてもらえば分かるが、かなり巨大です。この記念碑はタイダル・ベイスンの向かいに立っているトーマス・ジェファーソンの記念碑と向かいあっているそうだ。

ホロコースト記念館、とてもよく作りこまれている。この常設展に入る前に、性別が分けられたパスポートを取るように言われるのですが、このパスポートは実際になくなった人のそれぞれのバックグラウンドが書かれており、より展示内容を自分の身近なこととして捉えられるように工夫されていた。同性で歳が近い方のデータをもらった場合、やはり、この人はどんな思いですごしていたのだろうか?と考えてしまうよな。

それから、ホロコーストを扱うだけあって、結構観るのに勇気がいる映像が流されている。子供にはまだ衝撃が大きすぎると判断された映像は、コンクリートウォールの向こう側にモニターがあり、覗き込まないと見えないようになっている。一番衝撃的な映像はボヤキ嫁のあごあたりまでウォールの高さがあり、ボヤキ嫁ですら背伸びをしないと見れないようになっていた。
表示で『この映像は衝撃的なので、○才以下の子供には・・・』などかかれるよりも、物理的に『これくらいの身長以下の子供は見ることが出来ない』と制限してある。

本当に多くの資料があって、考えさせられ、展示を進んでいくほど周りの皆さんが無言になっていった。
中学生や高校生の子供ですらはしゃがないし、中には鼻をぐずぐず言わせている子供もいた。

以前から一度は行きたいと思っていたので、こういう機会に足を運ぶことが出来てよかったわ。
またもう一度ゆっくり見に行きたいと思っている。 


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